秩父湾の始まりと終わりの露頭を巡る(日本の大陸からの分離、日本海の誕生と秩父の陥没、再隆起)
スタート
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地層見たさに川に入ったりせず、節度を持って純粋にスタンプラリーを楽しむ決意表明です(でした)。
↑埼玉県立自然の博物館の前庭には、褶曲した岩の他にも、いろいろな岩が置かれています。また、博物館の中の展示も良いです。
ポイント① 前原の不整合
前原の不整合。 下が礫岩、上が砂岩の層です。 多分、秩父湾ができ始めの頃のもの。1600~1700万年前くらい? 礫はだいぶん大きいですね……。 pic.twitter.com/wHCEDH0QFd
2018-04-01 11:52:53この礫さんはなんでしょう。 綺麗に面が出ています。片岩? 識別能力が無いのはつらたん。 pic.twitter.com/AZiChSkly8
2018-04-01 11:59:35砂岩の岩肌にタフォニっぽい窪み。 川でもできるものなんでしょうか。 pic.twitter.com/wtCEHIOsiH
2018-04-01 11:54:15@hira_sail 海岸でも、川沿いでも、山のてっぺんでも、大陸内部の岩石沙漠でも。。。様々なところで見たことがあります。
2018-04-01 12:24:14元ポットホール? 見えている石は、壁面から露出しているので、ポットホールを掘った石ではないようです。 pic.twitter.com/f3ikBqxA7k
2018-04-01 11:55:59説明看板。 うっかり、礫岩と砂岩の間ばかり見ていたのですが、不整合は崖の下の方だった模様。迂闊。 大急ぎで取って返して、下の方も見てみました。 看板によると、粘板岩とあります。 もしかして、さっきの礫岩層中の面が出ている岩も、粘板岩だったのでしょうかね……。 pic.twitter.com/YDCt0IcHhz
2018-04-08 09:15:03よく見るとこの説明看板はすごくわかり易く かつ詳しい説明がなされていますね。特に不整合についての説明がわかり易い。 twitter.com/hira_sail/stat…
2018-04-08 19:51:05真ん中の薄目の色の四角い領域が、古秩父湾の地層が残っているあたり。 まわりの濃い色のもっと古い地層の上に、古秩父湾の地層(と、その後陸上で堆積した層)が載っています。 前原の不整合は、ちょうど秩父盆地の北縁あたり(↓マークのところ)。 (地理院地図・シームレス地質図v2) pic.twitter.com/8KFqION4lZ
2018-04-04 09:01:52↑不整合とは、上と下の層の堆積した年代に大きな開きがあるものを言います。ここでの不整合は、崖の最下部に出ている秩父の山々を作っている地層と、その上に積もった礫岩の間にありました(差は1億年くらい?)。日本列島が大陸から離れた時に湾が大きく窪み始めた、そのプロセスのはじまりです。
ポイント② 取方の大露頭
取方の大露頭。 大きい(小並感)。 秩父湾が出来ていく過程の砂泥互層(タービダイト)。 pic.twitter.com/DkFhk5aYfB
2018-04-01 12:39:14ここの地層の曲がり、スランプ(海底地すべり)ですか……? 崖の途中に桜も。 pic.twitter.com/a1bQsJQhe8
2018-04-01 12:43:56スランプ構造の説明があります↑
ジオパーク認定前と後の新旧看板。 タービダイトやスランプの件、解説してありました。 pic.twitter.com/t6hnj5fPaG
2018-04-01 12:45:16取方の大露頭の場所は②のあたり。 秩父盆地は、北と西縁に沈降しはじめの頃の地層があり、南東に向かうと、新しい地層が出てきます。 pic.twitter.com/ZlCeIWCzeG
2018-04-04 09:46:17