秩父湾の始まりと終わりの露頭を巡る(日本の大陸からの分離、日本海の誕生と秩父の陥没、再隆起)
↑秩父湾が落ち凹んで海がかなり深くなった時期の地層のようです。地震や何かのきっかけで、海底を泥や砂の混じった混濁流が流れる度に、シマシマの層が積もっていったようです(タービダイトと言います)。
ポイント③ ようばけ
おがの化石館。 庭先のこれ、ノジュールだったりしますかね……? pic.twitter.com/muVISMXMR3
2018-04-01 13:05:50ようばけの場所は③のあたり。 取方の大露頭よりも新しい地層になります。 (地理院地図・シームレス地質図v2) pic.twitter.com/rBL3gGEiTK
2018-04-04 09:48:42↑やがて、堆積物で埋まって秩父湾は浅くなり、いろいろな海棲生物の住処になります。このあたりの層からはいろいろ化石が出るようです(出ます)。
小休憩
小鹿野町観光交流館で一休み ……(o_ _)oパタッ pic.twitter.com/pGqzizBKXF
2018-04-01 13:25:49小鹿野町観光交流館は、昔旅館だったとのこと。 近くに元祖わらじカツ丼の店、安田屋さんもあります。 pic.twitter.com/NVhxD0iSnV
2018-04-01 13:45:34こちらは現役の「越後屋」さん。 宿泊して、「お主も悪よのう」と言ってみたい。 pic.twitter.com/3w3xJqnmAK
2018-04-01 13:48:19古代秩父煉羊羹とは。 小鹿野町は、昔は佐久から抜ける宿場町で栄えたのだとか。 羊羹屋さんは創業210年。 pic.twitter.com/rZUpuKnDfR
2018-04-01 13:53:57補遺。 古代秩父羊羹なのですが、お店の方に伺ったところ、ずっと昔からこの名前で売っていたとのこと。 いつごろまで遡れる名前なのか、ちょっと気になっています。 twitter.com/hira_sail/stat…
2018-04-01 19:41:54ポイント④ 犬木の不整合
犬木の不整合。 落石のおそれがあって崖下NGとのことでしたので、対岸側から。 二枚目の真ん中にある灰色のシマシマ層が白亜系のようです。 (濡れずに対岸に渡れる道は見つけていません) pic.twitter.com/4B5c3Vbk7J
2018-04-01 14:21:07別の角度から。 真ん中下の窪みのところに、白亜系が露出しています。 pic.twitter.com/CFn4EP52HO
2018-04-01 14:23:44少し不思議なのが、前原や犬木の不整合のアルコース質砂岩(花崗岩質の砂岩)の砂がどこから来たか。 例えば甲府盆地との境目には沢山花崗岩が出ているのですが(1枚目)、ぱっと見、秩父盆地の近くには見当たりません(2枚目)。 (地質図Navi・シームレス地質図v2) pic.twitter.com/ZGc1YlyEXH
2018-04-04 09:35:52よく見ると、岩体から湧水が(真ん中の黒く見えるところは、水流です。割としっかり湧いていました)。 pic.twitter.com/ORMvmJA0jj
2018-04-01 14:30:54下部に広がっている礫のようなものは人工的なものですか。 twitter.com/hira_sail/stat…
2018-04-01 14:56:00たいへんお疲れ様でした。調べてみたところやはり基底礫層のようですね。 twitter.com/hira_sail/stat…
2018-04-01 16:55:53@tokunet1 あ、砂岩と白亜系の間の礫岩層は天然ものです(新第三系)。 下に転がっている緑色の礫のほうは自然かどうか確信がありません。
2018-04-01 17:02:27