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2018年4月3日

『怪盗』という言葉や概念はいつ、どこで生まれたんだろう?

怪盗〇〇、といえば世代ごとにさまざまな固有名詞が入ると思いますが、なんとなくイメージは共有されていますよね。ではその「怪盗」という言葉、および概念はいつ頃生まれたのでしょう?ルパンは実は戦前からの人気だし、1900年代初期には活動写真で「ジゴマ」という人気怪盗もいました。その頃に生まれたのでしょうか。もちろん歌舞伎の石川五右衛門などのイメージもあったはずで、分かる人は教えてください、と。
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「怪盗」の語源は?
芦辺 拓 @ashibetaku

国会図書館の近代デジタルライブラリーでは、同じく三津木春影が『813』を訳した『古城の秘密』も見られるんだけど(アルセーヌ・ルパンは仙間龍賢)、ごらんの通りボンロボロボロでしかも前編しかない。少年時代の横溝正史を強烈に引きつけたラストのところを見ようと思ったら、そこは欠落していた pic.twitter.com/ihsgRaIyDQ

2018-04-02 00:21:29
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@ashibetaku @mia_pyxis さてところで、 突発的に「そもそも『怪盗』という言葉(および概念)はいつから使われ始めたのだろうか?」との謎が気になってしまいました。 当然、国立国会図書館dl.ndl.go.jpも青空文庫 aozora.gr.jp も中を検索したけど、やはりルパンやジゴマ的なものから(続く)

2018-04-02 02:31:22
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@ashibetaku @mia_pyxis 「怪盗」なる言葉や概念はその頃が始まりだろうか?と。 「金銀財宝盗んでも. 畜生外道は許さねぇ. 天下御免の大泥棒…」に喝采の感覚は昔からあったろうけど、ハイカラな「怪盗」なる言い方はやはり明治のミステリ輸入以来なのかなぁと。 漢和辞典とかに出典載ってるかな? twitter.com/gryphonjapan/s…

2018-04-02 02:40:21
芦辺 拓 @ashibetaku

「怪盗」という名の起源について。実は保篠龍緒は「侠盗」という言葉を用いることが多い。「怪盗」の語は森下雨村『謎の暗号』収録作(少年倶楽部1933-34連載)に「間諜?怪盗?」「消えた怪盗」がある。雨村が佐川春風名義で書いた『怪盗追撃』(1926刊)には「怪盗天鬼」が登場。ここまでは遡れる。

2018-04-03 01:20:24
芦辺 拓 @ashibetaku

あ、@gryphonjapan 氏へのリプ飛ばすの忘れてた。

2018-04-03 01:50:00
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@ashibetaku ありがとうございます 自分は早速レストレード警部並みに捜査が行き詰まり(笑)、出典が書いてないかなーと思って複数の辞書を開いたのですが、出典どころか語釈が揺らいでておもしろかった(笑) いや実際、怪盗の辞書的定義を述べよ、となったらいささか大変よ? @re_lupin_empire @TAK_MORITA

2018-04-03 02:02:45
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@ashibetaku そしてさかのぼれる範囲では、既にこの言葉がそうやって使われた時には「ルパン的な泥棒」の概念は日本に輸入されている、といえますね… twitter.com/ashibetaku/sta…

2018-04-03 02:05:07
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@ashibetaku 『怪盗や 語釈だけでも 変幻自在(字余り)』 ネット上での辞書では…  ↓ 正体不明で、手口が巧みな盗賊。 「 -ルパン」 大辞林 第三版 変幻自在に出没して、正体のつかめない盗賊。 デジタル大辞泉 得体の知れない盗賊. 三省堂 Web Dictionary 怪盗 a phantom thie

2018-04-03 02:14:06
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

togetter.com/li/1214792 の話に絡んで、いろんな辞書の「怪盗」の語釈を見てみましたー。 うーん、それなりに当たっているような、標的を外しているような…(笑) pic.twitter.com/lTeEELzygF

2018-04-05 02:55:05
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芦辺 拓 @ashibetaku

『講談全集』にルパンが入ってたりするんですよ。こうなると歌舞伎の義賊扱い。RT @gryphonjapan: @ashibetaku そしてさかのぼれる範囲では、既にこの言葉がそうやって使われた時には「ルパン的な泥棒」の概念は日本に輸入されている、といえますね… twitter.com/ashibetaku/sta…

2018-04-03 02:54:45
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

「金銀財宝盗んでも 畜生外道は許さねぇ 天下御免の大泥棒 石川五右衛門一家の 見参だっ!」 というこの言葉、傾奇と言ってもどんどん新しくなっているからな… こういう描かれ方は、いつごろからなのかねぇ instagram.com/p/BMyRMlOACPv/…

2018-04-03 09:21:09
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芦辺 拓 @ashibetaku

「怪盗」概念は日本側の受け入れ態勢も留意すべきでは。中国の犯行後「我レ来ル也」と壁に書き残す泥棒が「我来也」の名で呼ばれるようになり、それが日本に入って「自来也」→「児雷也」となった。なので中国と日本には怪盗ヒーローの系譜がもともとあり、そこにルパンがはまったのでは @gryphonjapan

2018-04-03 10:59:10
芦辺 拓 @ashibetaku

中国では日本と同様、清末民国の時代からホームズとルパンのシリーズがえんえんと刊行され、「神探」(名偵探)と「怪盗」の物語が長く愛された。これは明らかに武侠小説の流れとしてでしょうね。

2018-04-03 11:06:14
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@ashibetaku それそれ、それを書き忘れていた、おもに聖書と医学(種痘など)、文学ですが、ちょうど僅差ながら中国で先に翻訳が定まり、漢籍経由で入った西洋の概念や用語があり。 (ますますややこしくなる❗)

2018-04-03 12:50:19
芦辺 拓 @ashibetaku

怪盗メモ:1929年刊の平凡社少年冒険小説全集、横溝正史『渦巻く濃霧 外二篇』収録の「変幻幽霊盗賊」より「そして警官たちが、そのあまりの巧妙さ、あまりの単純さに呆然として顔を見合せてゐる頃には彼は風のやうに立去つてゐるのだ。こゝでもまこと彼はその名にふさはしい怪盗と言はねばなるまい」

2018-04-03 12:53:17
森田崇 @怪盗ルパン伝アバンチュリエ『813〈上〉』紙書籍版&Kindle版発売中❗️ @TAK_MORITA

原題の「ジェントルマン・カンブリオルール」は「紳士強盗」なんですよね(笑)。筒井康隆先生の『如菩薩団』くらいのブラックギャグなニュアンスの方を汲み取るべきなんじゃないかと思うくらい(笑)。「怪盗」は日本的な何かと融合したセンスなのかなあ。 twitter.com/gryphonjapan/s…

2018-04-03 12:03:35
都の商売人 @syoubaininn

@ashibetaku @re_lupin_empire @gryphonjapan 遡って行くと「白波五人男」とかにまでルーツがありそうです(笑)。「盗みはすれども非道はせず」

2018-04-04 13:16:13
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@syoubaininn @ashibetaku @re_lupin_empire 偶然の一致でなく、そもそも輸入する時に「ああ、ルパンって歌舞伎のアレみたいだね。これは受ける‼」的な無意識の選別があったかもしれません

2018-04-04 13:20:32
芦辺 拓 @ashibetaku

山本弘さんが「怪盗」ならぬ「快盗」の起源について訊いておられたので、国会図書館で調べてみたら、古い例は見つかったけど、佐川春風(森下雨村)の『怪盗追撃』を『快盗追撃』で登録しとるじゃないか。こりゃアテにならん。

2018-04-04 13:59:11
芦辺 拓 @ashibetaku

戦後の出版なので。すでに「怪盗」という言葉は普及したあとだが、ちょっと珍しい本を。S・エルヴェスタード(スヴェン・エルヴェスタ)著、1946年新東京社刊。ノルウェイのシャーロック・ホームズと呼ばれるアスビョルン・クラーハ(クラーグ)の活躍を描く。怪盗対名探偵は人類共通の文化なのだ! pic.twitter.com/nfETp0ggGt

2018-04-04 13:50:54
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芦辺 拓 @ashibetaku

すでに紹介がありましたが評判講談全集9巻に白雲斎楽山(データでは曇と誤記)「怪盗ルパン」が収録。章題:大鳥男爵の怪死/水色ダイヤの盜難/智慧の足りない利巧者/流安堡無須初會見/保無須の失敗/流安と千枝子/流安の巢窟/金髮美人の正體/一勝一敗の接戰 ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300…

2018-04-04 23:35:03
芦辺 拓 @ashibetaku

「怪盗」談議で思い出したが、ペリー・メイスンは戦前紹介されたときには「怪弁護士」だったという。『チャーリー・チャンの活躍』が映画化されたときの邦題は「怪探偵張氏」。手塚治虫の私家版『ロスト・ワールド』でアセチレン・ランプは「怪新聞記者」。「怪」に漂う非日常と異能の風味。

2018-04-05 00:11:47
k.hisadome @HisadomeK

『評判講談全集 第九巻』(大日本雄辯會講談社、昭和六年)に白雲齋樂山の「怪盗ルパン」が収録されています。 「金髪婦人」を講談化したもので、神出鬼沒の大盗・有瀨流安と英國唯一の名探偵・堡無須とが「互ひに鎬を削つての腕競べ」を繰り広げます。 #ルパン帝国情報 pic.twitter.com/pZZ4RFGgCE

2018-03-25 22:49:41
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