超訳「マスターバス処理時にやりがちな9つの間違い」(Pro Audio Filesより)

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8. You pile on specialty processing 特殊なプロセッサを重ね過ぎる

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キョービのミキシングエンジニアは、手元に無数のツールを持っている。 サチュレータ、ステレオイメジャー、マルチバンドコンプ… しかし現実には、これらはすべてデメリットを兼ね備えている。

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サチュレータは、ミックスを耳に痛くするおそれがある。 ステレオイメジャーは位相の問題を引き起こすおそれがある。 マルチバンドコンプは、バンドの繋ぎ目を人工的に聞こえさせるおそれがある。 本当にマスターバスにこれらすべてが必要か？ おそらく答えはノーだろう。

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こういったツールを使う代わりに、基本に立ち返れ。EQやコンプレッサで正しくバランスを組むことによる効果は絶大だ。この基本を抑えることで、前述のプロセッサを使用するよりも良好な結果が得られることに気付くだろう。

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9. You never touch the fader マスターフェーダーに決して触れない（ことは大きな間違い）

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マスターフェーダーは、「フェーダー」なのだ。 そう、各トラックに付いているのと同じフェーダーだ。 これをオートメーションで操作することを怖れるな。

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サビのインパクトを強調するために、1dBほど突いてやれ。 エンディングで少し下げて、エンディング感を強調しろ。 正しく実践すれば、ミックスに躍動感が生まれる。

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以上、ここまで。 おやすみなさい