第9回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションまとめ(非英語圏ミステリ情報メイン)
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英米ミステリ
文藝春秋の配布資料で気になるのは 「アメリカの警察小説シリーズなのになぜか本格ミステリに影響されたジョン・ヴァードン『数字を一つ思い浮かべろ(仮)』」 「暗黒魔王デイヴィッド・ピースが芥川龍之介を主人公に芥川とピース流ノワールをマッシュアップした幻想探偵小説『PATIENT X(原題)』」
2018-04-15 00:03:47- ↓ ジョン・ヴァードン『数字を一つ思い浮かべろ』と関連するTogetter(同書の解説の中で、このTogetterへの言及があります)
デイヴィッド・ピースが芥川龍之介を描いた新作“Patient X”が、いよいよ出ますね。 theguardian.com/books/2018/apr…
2018-04-03 12:49:56ガーディアンズに、デイヴィッド・ミッチェル(『クラウド・アトラス』『ナンバー9ドリーム』)とデイヴィッド・ピース(『TOKYO YEAR ZERO』、ヨークシャー4部作)の対談が掲載された。2003年にGranta誌のベスト若手英国人作家20人に選ばれた2人で、どちらも日本と縁深い。theguardian.com/books/2018/mar…
2018-03-23 22:43:22ピースの新刊、漱石と切り裂きジャック(?)の邂逅や、漱石と日本にいた英国人作家アンジェラ・カーターの対比を書いた章がある模様。漱石記念館とカーターの晩年の家が近所だったことから着想したそうだ。パラ読みしたら、内田百閒まで登場している……! guardianbookshop.com/patient-x.html
2018-03-23 22:57:33冒頭に目を通して、もう引きこまれた。 “患者X”は客人を丁重なお辞儀で迎えて、憂いのある笑みを浮かべ、自らの体験を断片的に語る。しかし、ひとたび語り終えるやいなや形相を一変させ、客を悪罵して“Quack, quack!”と追い出すのだ。序盤から芥川作品の散りばめかたが素敵。 4月5日に原書発売。
2018-03-23 23:09:28例年通りであれば、翻訳ミステリー大賞コンベンションで配布された各出版社の今後の刊行予定についての資料は、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に「出版社対抗イチオシ本バトル」レポート記事とともにPDFファイルでアップされるはず。昨年の記事→ honyakumystery.jp/1494284542
2018-04-15 00:11:17今日は海外ミステリも各所お祭りで、まず蒲田で#翻訳ミステリー大賞 のコンベンションと、また三田では若島正さんのロスマク講義があり、身を引き裂かれる思いの人も多かったのでは。私は蒲田→三田→蒲田と移動。コンベンションレポートはミステリマガジン7月号、ロスマク講義は9月号に掲載します!
2018-04-14 20:07:01【随時更新】翻訳ミステリー大賞通信>【速報】第九回翻訳ミステリー大賞決定! honyakumystery.jp/6843
2018-04-15 08:01:22