第9回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションまとめ(非英語圏ミステリ情報メイン)

2018年4月14日に東京の大田区産業プラザPiOで開催された「第9回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンション」のまとめ。Togetter作成者の趣味で、非英語圏ミステリ(特にアジアミステリ)に関する出来事・情報がメインになっています。 【2018年11月15日追記】 この日、「翻訳ミステリー読者賞」を受賞した陳浩基『13・67』の訳者として登壇、挨拶をされた翻訳家・天野健太郎氏の写真を、当時イベントに参加していらっしゃった方々の実況ツイートから探し、可能な限り追加しました。また、このイベントで予告され、その後発売された翻訳ミステリについては、amazonリンクを追加しました。 続きを読む
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極夜の警官 (小学館文庫)

ラグナル ヨナソン

リンク 翻訳ミステリー大賞シンジケート 読者賞だより:4通目――今月の「読み逃してませんか~??」/『雪盲』『極夜の警官』(執筆者・大木雄一郎) | 翻訳ミステリー大賞シンジケート このたびの平成30年7月豪雨にて被災されたみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧、復興を心より祈念しております。 それにしても毎日暑い日が続いています。福岡では連日最高気温が35℃前後まで上がっていて、日中外出するのをためらわれるほどの暑さにうんざりしているのですが、関東甲信では40℃を超える気温を記録した地域もあるとニュースで聞きました。想像を絶する暑さ。まさに災害レベルですね。熱中症対策を怠らないよう気をつけて、なんとかこの酷暑を乗り切りたいものです。 さて、今回の読者賞だよりは 5
リンク 翻訳ミステリー大賞シンジケート 読者賞だより:5通目――今月の「読み逃してませんか~??」/『ロセアンナ』~『消えた消防車』〈マルティン・ベック〉シリーズ(執筆者・大木雄一郎) | 翻訳ミステリー大賞シンジケート 海外小説を読む時に、人名や地名が頭に入りにくいというのは多くの人が経験していることでしょう。英米の名前や地名は、たとえば"ジョン"とか"ルーシー"などのように頭に入りやすいものもありますが、ヨーロッパ、特に北欧の作品で出てくる人名地名は、"オーケ・ステンストルム"とか"クングスホルムスガータン"とか、いちいち長いし読みにくいものが多く、そのことに苦手意識を感じている人もいるのだろうと思います。私も昔はそうでしたが、読んでいるうちに自然となくなっていきました。読み進めるコツとして言えるのは、名前や地名を「ま 1

英米ミステリ

Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

文藝春秋の配布資料で気になるのは 「アメリカの警察小説シリーズなのになぜか本格ミステリに影響されたジョン・ヴァードン『数字を一つ思い浮かべろ(仮)』」 「暗黒魔王デイヴィッド・ピースが芥川龍之介を主人公に芥川とピース流ノワールをマッシュアップした幻想探偵小説『PATIENT X(原題)』」

2018-04-15 00:03:47
  • ↓ ジョン・ヴァードン『数字を一つ思い浮かべろ』と関連するTogetter(同書の解説の中で、このTogetterへの言及があります)
まとめ 「本格(Honkaku)」という言葉が米国『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』のブログで紹介される 英語には「本格ミステリ」の「本格」に相当する単語がないと言われています。 英語圏のミステリ評論家もその「不便さ」(?)を感じていたようで、ツイストの効いたプロット、結末のサプライズ、フェアプレイなどを包摂する概念を表すものとして、日本の「Honkaku」という言葉が紹介されました。 ◆続報◆(2014年10月14日) http://togetter.com/li/731940 ◆関連◆(2014年10月17日) http://togetter.com/li/733197 29102 pv 266 66 users 16
冨田健太郎 @TomitaKentaro

デイヴィッド・ピースが芥川龍之介を描いた新作“Patient X”が、いよいよ出ますね。 theguardian.com/books/2018/apr…

2018-04-03 12:49:56
T. Hashimoto @biotit

ガーディアンズに、デイヴィッド・ミッチェル(『クラウド・アトラス』『ナンバー9ドリーム』)とデイヴィッド・ピース(『TOKYO YEAR ZERO』、ヨークシャー4部作)の対談が掲載された。2003年にGranta誌のベスト若手英国人作家20人に選ばれた2人で、どちらも日本と縁深い。theguardian.com/books/2018/mar…

2018-03-23 22:43:22
T. Hashimoto @biotit

ピースの新刊、漱石と切り裂きジャック(?)の邂逅や、漱石と日本にいた英国人作家アンジェラ・カーターの対比を書いた章がある模様。漱石記念館とカーターの晩年の家が近所だったことから着想したそうだ。パラ読みしたら、内田百閒まで登場している……! guardianbookshop.com/patient-x.html

2018-03-23 22:57:33
T. Hashimoto @biotit

冒頭に目を通して、もう引きこまれた。 “患者X”は客人を丁重なお辞儀で迎えて、憂いのある笑みを浮かべ、自らの体験を断片的に語る。しかし、ひとたび語り終えるやいなや形相を一変させ、客を悪罵して“Quack, quack!”と追い出すのだ。序盤から芥川作品の散りばめかたが素敵。 4月5日に原書発売。

2018-03-23 23:09:28
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

例年通りであれば、翻訳ミステリー大賞コンベンションで配布された各出版社の今後の刊行予定についての資料は、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に「出版社対抗イチオシ本バトル」レポート記事とともにPDFファイルでアップされるはず。昨年の記事→ honyakumystery.jp/1494284542

2018-04-15 00:11:17
リンク 翻訳ミステリー大賞シンジケート 熱戦2018! 第六回イチ推し本バトル・レポート(執筆者:文藝春秋・永嶋俊一郎) | 翻訳ミステリー大賞シンジケート 翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンション恒例の「イチ推し本バトル」。ご存じない方のために説明しますと、翻訳ミステリーを刊行している出版社の編集者たちが、これから出るイチ推し本のプレゼンを3分間行ない、全社聞き終えたのちに、聴衆の皆さんが「これを一番読みたいと思った」ものに挙手。最多得票となったものを顕彰する、というものです。 今年の出場者は(出版社名50音順)、小学館、東京創元社、ハーパーコリンズ・ジャパン、早川書房、文藝春秋、以上5社。 まずは順番を決めるべくじゃんけんを行ない、勝った者からプレゼンの順 10
Maiko Kozuka @kozukata

今日は海外ミステリも各所お祭りで、まず蒲田で#翻訳ミステリー大賞 のコンベンションと、また三田では若島正さんのロスマク講義があり、身を引き裂かれる思いの人も多かったのでは。私は蒲田→三田→蒲田と移動。コンベンションレポートはミステリマガジン7月号、ロスマク講義は9月号に掲載します!

2018-04-14 20:07:01
翻訳ミステリー大賞シンジケート @Honyaku_Mystery

【随時更新】翻訳ミステリー大賞通信>【速報】第九回翻訳ミステリー大賞決定! honyakumystery.jp/6843

2018-04-15 08:01:22
リンク 翻訳ミステリー大賞シンジケート 【速報】第十回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションの日程決まる! | 翻訳ミステリー大賞シンジケート 第十回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションの日程および会場が決定しました! ■日程:2019年4月14日(日) ■会場:大田区産業プラザPiO( ) ※例年とは異なり、日曜日の開催となります。ご注意ください。 ■翻訳ミステリー大賞通信(関係記事一覧)■ ●第九回大賞受賞作 ●第八回大賞受賞作 ●第七回大賞受賞作 ●第六回大賞受賞作 ●第五回大賞受賞作 ●第四回大賞受賞作 ●第三回大賞受賞作 ●第二回大賞受賞作 ●第一回大賞受賞作 5
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