知らないものは選べないー"田舎"から東大へ進学した経験からの考察とその反応
釧路の魅力もぶら下げときますね。 ①街中から見れる夕陽が怖いくらいデカい(世界三大夕陽と言われいる)②湿原の散歩ルートも絶景(冬は鶴、夏は蛍)③そのへんの川を覗くと1m級の鮭がめっちゃ泳いでる ④したがって海産物が美味い ⑤『僕等がいた』とか『思い出のマーニー』の舞台。 pic.twitter.com/5vRMxpoIyV
2018-04-25 08:14:35“私は社会学者ではない。田舎から運良く東京の国立大学に進学できたので、上記のような格差と落差を、身をもって体感した一個人にすぎない。
だがこのような格差の紹介は、日本ではまだまだ驚きをもって受けとめられている――つまり十分に認識されていないようなので、私のような経験者がひとつの実例を提出してもよいだろうと考えた次第である。
そしてこの「十分に認識されていない」という事実が、逆説的にこの格差の大きさを物語っているように思われる。”
“私の育った釧路市のような田舎に住む子供の多くは、おかしな話に聞こえるかもしれないが、まず「大学」というものを教育機関として認識することからして難しい。”
“こういう話をすると、かならず「いまはインターネットで教育が受けられる」という反応がある。だがこれは、くりかえすが、機会の問題ではなく想像力の問題なのだ。田舎ではそのような発想じたいが不可能なのである。”
(『「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由』より抜粋。詳細はリンク先へ)
以下、記事への反応。
この記事全部読んでほしい 「大学が無いしどんなものかわからないから進学しない」と言う人は普通にいる gendai.ismedia.jp/articles/-/553…
2018-04-25 10:35:42「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 gendai.ismedia.jp/articles/-/553… #現代ビジネス 「知らなかった」ということを「知る」までが遠い。ふむ。
2018-04-25 09:08:48>教育や文化に金を使うという発想そのものが不在なのだ。見たことがないから知らないのである。 ほんとこれ。いくら情報化が進んでも、教育や文化に限らず、「調べればわかる」ということすらしらない。 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 gendai.ismedia.jp/articles/-/553… #現代ビジネス
2018-04-25 10:59:07経済格差が教育格差を再生産するとはよくいわれるが、それは若干正確な言い方ではない。文化的に「当たり前」の基準の差が、教育格差を再生産していると言ったほうがより正確。そのことを経験ベースで指摘している貴重な良記事。gendai.ismedia.jp/articles/-/553… gendai.ismedia.jp/articles/-/553…
2018-04-25 09:57:21"『大学』って……どこにあるんですか?"これ衝撃だな。そりゃ配られた手札で勝負するしかないのは確かなんだが、だからこそ配る手札は公平になるようにすべきという議論になかなか行かないのは何故だ。 / “「底辺校」出身の田舎者が、東大…” htn.to/GTabmer
2018-04-25 10:31:05「「大学生」という存在にじかに出会ったことは、すくなくとも私は一度もなかったし」 すげえわかる。自分の場合、通える範囲に大学が無かったので、周りに大学生という生物が住んでいなかった。 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 gendai.ismedia.jp/articles/-/553… #現代ビジネス
2018-04-25 08:58:04これ、教育だけじゃなくって音楽含むエンタメでも同じ事が言えて、更に複雑に考え込むと絶望が更に深くなるやつ。でも一番ヤバいのは、それに気付かないこと。 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 gendai.ismedia.jp/articles/-/553… #現代ビジネス
2018-04-25 10:25:21田舎者は、経済的な理由だけじゃなく、文化や発想がないから大学進学しない、という話。 私も田舎者なので、なんとなくわかる。 ネットが繋がってることは、イコール都会の文化や発想と繋がってるわけではないんだよな…。 gendai.ismedia.jp/articles/-/553…
2018-04-25 11:03:58『文化と教育への距離が絶望的に遠い』 『あまりに遠すぎて想像すらできないことが田舎者の本質的な困難』 ここに「中央にいるエリートが気がつくかどうか」が一番重要。 気付いてないのも才が無いなと思いますが。 :「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 gendai.ismedia.jp/articles/-/553…
2018-04-25 09:21:16非常に考えさせられる良記事。教育格差は子供たちだけでなく社会全体の損失でもある。なぜなら教育の機会にありつけないがためだけに才能を発揮できないアインシュタインやベートーベンの原石が多くいるかもしれないからだ。 gendai.ismedia.jp/articles/-/553…
2018-04-25 11:55:13私も地方から10代の子が来たら出来るだけ大学や美術館に案内するようにしてる。/〈書店には本も揃っていないし、大学や美術館も近くにない。田舎者は「金がないから諦める」のではなく、教育や文化に金を使うという発想そのものが不在なのだ。見たことがないから知らない〉 gendai.ismedia.jp/articles/-/553…
2018-04-25 10:52:00以前、某大学祭で講演した時、フリーターの子(地方の小さな町出身で専門学校卒、両親非大卒)を一緒に連れて行ってあげた。そこで初めて大学という場所に触れた彼は、9年後の今、日本と外国の2つの名門大学を卒業して優秀なバイリンガルになってる。触れることは大事。
2018-04-25 11:03:13ところで私新宿区の新宿で生まれ育ったんですよね。靖国通りと明治通りの交差点にある伊勢丹の別館の裏に住んでたんですよ。それで大人になって「えっ!?新宿!?人が住めるの?」と驚かれる機会が多くて、言われてみれば結構な都会に住んでいたのかもしれないと、そこで始めて気付いたわけです。
2018-04-25 09:27:27子供の頃はみんなそのあたりの出身だから、とくに都会という意識がないんですよね。子供の頃は日本全国の各駅に駅ビルや家電量販店、映画館は普通にあると思ってました。ないと「珍しいな」くらいに思ってました。かなり恵まれたところに生まれたんだと大人になって気付いたわけです。
2018-04-25 09:27:27なるほど、僕の時はもっと参考書に触れる機会があったからなぁ、10年の間にそれだけいろんなものが普及したか、あるいは北見がコーチャンフォーあったからか gendai.ismedia.jp/articles/-/553…
2018-04-25 11:05:33これ、“田舎”でも場所による。教育熱心な地域だと、地域の区長さんに会ったら「私は東大法卒でして」なんてこともあったから。 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 gendai.ismedia.jp/articles/-/553… #現代ビジネス
2018-04-25 11:54:38同じ地域でも、“地域内のどんな場所か、どんな親族がいるか”で分断されていたりもする。この方は釧路だそうだが、釧路でも恐らく場所で違いがでるだろう。どんな親族がいるかは、もっと大きな差となる。
2018-04-25 11:57:53どんな親でも家庭でも、等しく優秀な子は生まれてくるので、そこで重要になるのは学資だったりする。「君は優秀だ。国立は学費が安いし奨学金もあるから勉強しなさい」と言える環境が、かつてはあった。明治以来の富国政策の基本だ。それをここ30年ほどで、滅茶苦茶にしてしまったのが現状である。
2018-04-25 12:01:14話がずれるようだが、せっせと国立の学費を上げ、かつ大学に圧力掛けまくっている財務省と文科省は解体すべき、ってのは、こういうところからも見えてくる。そのお先棒担いでいるのがL型G型大学とか言っている奴らだったりする。大学に問題はありまくりだが、基本は教育こそ最良の投資ってことなのだ。
2018-04-25 12:05:29@korpendine 拝読させて頂きました。私は東京に生まれ育ちました。しかし中卒の両親のもとに生まれ、「高校なんて」と言われ続けて、周囲の'高校受験'でさえ冷めた目で見ていました。いざ中3になり進学に興味を持ち始めたものの両親は関心すら示しませんでした。疑問に思いながら結局高校には行かず、アルバイトを
2018-04-25 08:32:04@korpendine するようになりましたが、勤め先で出会う'大学生'が知的で格好良く見え、自ら調べて独学で大検をとり、アルバイトでお金を貯め19歳で六大学に進学しました。家庭の事情により結局中退してしまい、30歳になった今とても後悔しています。記述の通り環境で価値に気づくことができないというのは恐ろしく、
2018-04-25 08:36:55