- BUHII_dayo
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@sanzokusaka ミステリマニアはトリックが良ければいいのでしょうが、一般読者からするとジェンダー感の古さが鼻に付くとその作品は賞味期限切れで読まなくてもいいと思ってます
2018-04-28 06:47:20ミステリの魅力はトリックだけに限りませんが、鼻につく小説をわざわざ読む必要はありませんから、そういう方は読まなければいいだけだと私も思いますよ。小説の「賞味期限」を「ジェンダー感」だけで判断する人は、漱石も鴎外も谷崎も「鼻につく」でしょうから、もったいない話だな、とも思いますが。 twitter.com/karazinkou/sta…
2018-04-28 08:15:19たとえば1950年代に発表された作品と1970年代に発表された作品を比べて、後者の方が進歩的であると評価するような文章というのはあって、読んでいてたまにクラっとする。>RT
2018-05-02 00:13:29@sanzokusaka そりゃ、新作が旧態依然の男尊女卑ぴゅーぴゅーだったら問題だろうけど、古い作品は古いのが当たり前。 昔のSFはケータイが出てこないから古い!駄目!とか言われてもしょうがないし、座頭市はメクラとかカタワとかいう単語がポンポン出てきて人権意識ゼロ!なんてのはちょっと違う。
2018-04-28 11:14:25@sanzokusaka コメント失礼します 自分は古い作品は感覚が違ってあたりまえで、そういったあたりもある意味で楽しんでいます。個人的に古いから、感覚が違うからダメだという意見の方はちょっともったいないなと感じます。このあたりは個人の趣味なので仕方がないですが
2018-04-28 10:19:29@sanzokusaka @tatsurouta そもそも、ジェンダー感とかなんて考えて読んでないです。 その作品が面白いかどうか、それだけ。゚(゚´ω`゚)゚。
2018-04-28 14:18:21考えて読んでも考えずに読んでも、同時代のジェンダー感覚は作品に反映されていますよ。例えば現代作家の新作で動機が『本陣殺人事件』と同じなら作者は正気を疑われるはず。でも、だからと言って『本陣』が無価値になる訳ではないし、「賞味期限切れ」と判断して味わえない人はお気の毒だと思います。 twitter.com/dodecagon_hous…
2018-04-28 17:35:27@sanzokusaka 失礼致します。「動機」を、こういった話の例として挙げるのは些か不適切ではないでしょうか? 例えば『本陣』ですが、あの犯人の動機をイコール作者の思想とつなげる読者はいませんよね?むしろ、ああいった考え方に距離を保っているから「探偵」の口を借りて批評的に描けるわけで。
2018-04-28 17:55:19@Ritual_ISURUGI @sanzokusaka ええ、ですから「現代作家の新作で『本陣』のような動機を描く作品」があったとして、それが(本陣がそうであるように)批評的なものであれば「作者の正気を疑われる」ことなんてないと思いますよ、だから例としては変ですよね?って話です。私へのリプじゃなかったらすみません。
2018-04-28 18:10:48@kasumishirakaba @Ritual_ISURUGI えー、「『本陣』と同じ動機の新作」が書かれた場合を想定しているので、『本陣』のように「あまりに封建的」と批判的に描かれるかどうかは分かりませんよ。仮に批判的な描かれ方だったとしても、「ジェンダー感覚の古い作品は賞味期限切れ」という判断基準の人がセーフと認定するとは限らないかと。
2018-04-28 19:34:07@sanzokusaka @Ritual_ISURUGI 「感覚」という言葉に、無自覚さが内包されている気がしたので、批評的に・批判的に描かれる場合はその範囲にないのかと理解していました。「そこを混合している人もいる」という受け手の問題に還元されるのだとしたら、そこの違いを書く側や批評者、受け取れている読者がきちんと説明していかないと、
2018-04-28 22:33:43@sanzokusaka @Ritual_ISURUGI 長くなりました。 「お気の毒」で済ましてしまうと昔の漫画の復刻版の「差別を悪と描いているシーンの差別語が消される」みたいな状況をつくられてしまう気がします…。表現と批評を守るために批評は頑張らないといけないんじゃないかと。
2018-04-28 22:36:07@kasumishirakaba @Ritual_ISURUGI そのことは九〇年代の「言葉狩り」以降、常に考えていますが、創作は生活必需品ではないため、要らないという人に必要性を認めさせるのは難しい、という前提があります。現状、今現在の価値観で過去の作品を裁く愚かさに送り手側が気付いているので、そこから後退しないように踏ん張る必要があります。
2018-04-28 23:58:16@sanzokusaka @Ritual_ISURUGI そうですよね。リテラシーのない声の大きな人に考えを変えてもらうのは難しいにしても、当事者の側がそのあたりに意識的で、何かあった時にきちんと反論できる状態でないと業界自体が謎の忖度と自主規制で追い込まれてしまいそうで怖いです。
2018-04-29 00:16:29@kasumishirakaba @Ritual_ISURUGI 現在のジェンダー感覚にそぐわない作品は賞味期限切れであり存在価値はない、というのは古典の存在を全否定する偏狭な考え方だと思うけど、そう考える人がいても別にいいし、その人には「鼻につく」古い作品を読まない自由がある。ただ、それを「一般人の感覚はこれだ」と押し付けて来たら抵抗します。
2018-04-29 00:43:32@sanzokusaka @Ritual_ISURUGI あらゆる主義思想についてそうですが、「思うのは自由だし、発信するのも自由。ただし発信には責任が伴う」ってことですよね。大きな声で、創作を脅かすようなことを言われた時に創作者の側が対抗できる、第三者にこちらが妥当だと認識してもらえるだけの理論武装が必要だと思います。
2018-04-29 00:54:42エンタメは予定調和との際限ない格闘を強いられる分野で、その苦闘の成果であるアップデートの繰り返しが「いまの物語」につながっている。そうでなければ陳腐化を避けられない。
2018-04-28 03:10:20そんなアップデートの繰り返しの末の現在、エンタメの基本である「戦うこと」を描く梃子として内外で追求されている大きなモチーフの一つが「個として在ろうとする女性」であるのは確かだと思う。『コードネーム・ヴェリティ』なんて典型ですよね。
2018-04-28 03:10:20だから、単純に「いま現在の痛快」を生み出す、ということだけを考えても、ジェンダーというのは発想の良い梃子になると思うんですけどね。
2018-04-28 03:10:20アップデートされた最新の、自分好みの作品を称揚したいあまり、過去の作品を旧弊なものと切り捨てて唾を吐きかけてくる勢力には断固として反対していく所存です。最新の作品を楽しむ。古い作品は古い作品として楽しむ。なぜ、それではいけないのか? twitter.com/Schunag/status…
2018-04-29 04:43:05@sanzokusaka @seirindou 旧い作品は、やはりその当時の姿に近い状態で触れたいものです。 現代の感覚で不具合があると思われる場合も、注意書き等でフォローするとかで、本文を改変して欲しくはないです。 (・ω・) 今、良いと思われていること自体、3〜5年先には判らないかもですし。
2018-04-28 10:20:15>今、良いと思われていること自体、3〜5年先には判らないかもですし。 まさに、それです。いま現在の価値観を絶対視して、あらゆる作品をジャッジできる人は、楽天的で自信家だなーと思います。 twitter.com/nori65t/status…
2018-04-28 14:28:15