「偶然起きた(としかいえない)ことの研究」の(不)可能性
- kuragari20nen
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「その土地の気候で性格が決まる」くらいの効果の大きさでよければ「血液型と性格は関係がある」というデータが出てくることはきっとあると思うのラジよね。
2018-05-06 14:44:16自分は(「個人」というものは見ないで)「個人差変数」と別の変数との関係だけを見る「パーソナリティ心理学」はいずれ血液型性格判断のようなものに逆襲されると思うのラジよ。
2018-05-06 14:45:42もともと自分は「血液型性格判断はパーソナリティ心理学そのものだから,血液型性格判断を批判することを通じてパーソナリティ心理学を批判する」というスタンスだったけれども,そのスタンスは他の人には共有されなかった。
2018-05-06 14:48:45自分は「気候と性格の相関を調べるような研究はくだらない」「収入と性格に小さな相関があるからといってそれでなにがわかる」と言い続けるだろうから個人的には矛盾はないのだけど,心理学(あるいはその知識を活用する周辺領域)全体はそうではないのだし。
2018-05-06 14:51:17@petty_bonitas 環境が性格に影響を及ぼすのは「あたりまえ」ですが,気候の影響というのはたしかにあるけどすごく小さいんです。
2018-05-06 14:54:44もちろん「小さくてもロバストな相関」にちゃんと意味がある世界はあるのだけど,自分は「パーソナリティ心理学がいるべきところはそういう世界ではない」と思っているのラジよね。
2018-05-06 14:56:38@marxindo @daihiko つまり効果量を理解していないということですね。せっかく大久保先生たちの本もあるのになー。
2018-05-06 14:53:15@kokiikedaJP @daihiko 自分がパーソナリティ心理学についてずっと気にしていることと効果量の概念はすごく近いところにあると思います。ただそれがまだうまく言えないということは犬山でも痛感しました。
2018-05-06 14:59:03@kokiikedaJP @marxindo とりあえずみんな効果量は報告するようになっていますが、そこで止まっている感じがします。
2018-05-06 15:20:52@daihiko @kokiikedaJP 「みんな」ってことはないよ,と思ったけど相関係数の場合は相関係数が示されていれば「効果量」が報告されたことになるの?
2018-05-06 15:23:13@marxindo @daihiko 効果量の報告はかなり多くのジャーナルで要求されているので、「多くの場合」っていう感じですかね。相関の場合は相関係数でいいと思います。
2018-05-06 15:25:43@kokiikedaJP @daihiko パソ研は「ほとんどの結果が相関係数」だから効果量だと明記した論文がないんですねえ。
2018-05-06 15:41:25しかし自分が考えているのは「個人の人生に何かが及ぼす効果の大きさ」のことなので,それはやっぱり統計でいうような「効果量」ではないのだろうなあ,とも思う。いつもいうように個人の人生に最も大きな効果を及ぼす要因は 「偶然」なのだし。つまりは科学にならないことを考えているのラジよ。
2018-05-06 15:02:30「統計的に有意な差が出ていない」という理由で血液型性格判断を否定してきた人はこれから戦略の変更を余儀なくされるラジよ。
2018-05-06 15:55:21有意かどうかより散布図を作ってそれを見ろ,r =0.6でもこんなにバラついているんだぞ,というのは故大村政男先生が繰り返し繰り返し言っていたことである。
2018-05-06 16:15:12そもそも心理学の雰囲気も「理論の終焉」の時代には「血液型と性格に関係があるならあってもいいじゃないか」になってる感じもするのラジよね。
2018-05-06 16:01:08