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精神疾患とその薬に関するツイまとめ

精神疾患とその薬について勉強しています。そんな私のツイートの中で、関連するものをまとめました。随時更新していきます。
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よみ @yomiyomixxx

デプロメール・ルボックス(SSRI) うつ病、強迫症、社交不安症への適応がある。他の薬物に優先して使用する理由は乏しい。数種類の代謝酵素を阻害するため、肝臓で代謝される他の多くの薬物の血中濃度を上げてしまう。1日量50mgを分2で開始し、50mgずつ漸増、1日量150mgを分2で試みる。

2018-05-09 21:49:33
よみ @yomiyomixxx

サインバルタ(SNRI) うつ病と様々な疼痛への適応がある。初期量からの1回の増量で十分な治療効果が期待できる点で使いやすい。1日量20mg分1朝食後で開始し、1週間以上空けて40mgに増量、効果と忍容性をみて1日量40~60mg分1朝食後を継続する。

2018-05-09 21:50:31
よみ @yomiyomixxx

イフェクサー(SNRI)① 少量ではSSRIとして作用し、用量を増やすとSNRIとしての効果が得られる。他の薬物との相互作用を気にせずに済み、初期量からの1回の増量で十分な治療効果が期待できる点で使いやすい。

2018-05-09 21:50:55
よみ @yomiyomixxx

イフェクサー(SNRI)② 1日量37.5mg分1食後で開始し、1週間以上空けて75mg分1食後に増量、効果と忍容性をみて75mgずつ漸増、1日量75~225mg分1食後を継続する。

2018-05-09 21:51:48
よみ @yomiyomixxx

リフレックス・レメロン(NaSSA)① 初期量から十分な治療効果が期待できる点で使いやすい。睡眠を改善し食欲も増しやすく、うつ病による不眠や食欲不振に対する効果が期待されると同時に、日中の眠気や体重増加傾向に注意する。

2018-05-09 21:52:05
よみ @yomiyomixxx

リフレックス・レメロン(NaSSA)② 1日量15mg分1眠前で開始し、効果と忍容性をみて15mgずつ漸増、1日量15~45mg分1眠前を継続する。

2018-05-09 21:52:33
よみ @yomiyomixxx

抗うつ薬の紹介はとりあえず以上です!新世代薬のみ取り上げました。もし他の新世代薬や三環系・四環系について気になる薬がある方は、リプ下されば文献を見て対応します。

2018-05-09 21:54:52
よみ @yomiyomixxx

三環系・四環系抗うつ薬の副作用① 口渇、低血圧(立ち眩み)、目眩、霞目、頻脈、便秘、排尿困難、眠気等。これらは三環系と四環系が持つ抗コリン作用によって発現する。個人差はあるが、服用者の多くに見られる症状。抗うつ効果の発現に数週間かかることもある一方で、副作用は服用後すぐに現れる。

2018-05-07 12:16:33
よみ @yomiyomixxx

三環系・四環系抗うつ薬の副作用② 三環系の多くは、心臓や脳の細胞の電解質バランスを変化させる。これが心機能に影響すると不整脈を、脳神経に影響するとてんかん発作様の痙攣をそれぞれ引き起こす。このように細胞毒性が高いため、処方の際には必ず注意喚起をする。

2018-05-07 12:17:10
よみ @yomiyomixxx

SSRIの副作用① 吐き気、食欲不振、口渇、便秘、下痢、眠気、目眩、頭痛等。三環系・四環系と比較して消化器症状が目立つ。これは腸管の運動を制御する神経もまた、セロトニン神経系であることに因る。体内全体のセロトニン量の90%以上は腸管にあり、SSRIが消化器に最初に作用するのも当然といえる。

2018-05-07 12:17:43
よみ @yomiyomixxx

SSRIの副作用② 服用を始めてからすぐに起きる消化器症状は、10日~2週間ほどで治まることが多い。消化管内では、SSRIにより増加したセロトニン量に見合った消化管運動が始まり、それが一定状態に達するのにかかるのが約2週間であるため、消化器症状もそのくらいで治まるのだと考えられる。

2018-05-07 12:18:08
よみ @yomiyomixxx

SNRIの副作用① SSRIと似ており、吐き気、食欲不振、口渇、便秘、下痢、目眩、動悸、振戦、眩しさ、頭痛、尿閉等がある。SSRIの飲み始めに見られる吐き気と比べると、程度は軽い。SSRIと大きく異なる点は、ノルアドレナリンの作用による動悸等が挙げられる。

2018-05-07 12:18:35
よみ @yomiyomixxx

SNRIの副作用② SNRIはSSRIよりも抗うつ効果の発現が早く、副作用が軽い点から有用性が高い。ただし、それぞれ相応しい適応があるため、単純にSNRIを使えばよいというわけでもない。実際、SNRIの適応ではない場合に服用すると、動悸や振戦等の副作用が著しく出現する。

2018-05-07 12:19:10
よみ @yomiyomixxx

NaSSAの副作用 SSRIやSNRIと共通して、副作用としては消化器症状が特徴である。特に便秘の出現率が高い。また動悸と目眩も見られる。その他、口渇、倦怠感、傾眠等があり、特に口渇は三環系と同程度の強さで現れることもある。また、傾眠の副作用を利用して睡眠異常の改善に用いられることもある。

2018-05-07 12:19:40
よみ @yomiyomixxx

最近よく起きる口渇、めまい、動悸、頭痛、尿閉等が全部SNRIの副作用だったとは。だいぶ前からあった口渇、めまい、ふらつき、頭痛はSSRIのほうで挙げられていたので、見事に当てはまった。SSRIは結局効かずに副作用だけ発揮しやがったので腹立つわぁ(´- ω -`) #抗うつ薬 #SSRI #SNRI

2018-04-28 06:43:19
よみ @yomiyomixxx

3日前から抗うつ薬がSSRIからSNRIに変わったけど、あれほど酷かった口渇が感じられなくなった。本にもSNRIの方が副作用が軽いって書いてあったけど、本当なんだなぁ。自分のツイを見返すと、SSRI時代はやたら口乾いた喉渇いたって言ってる。可哀想(´・ω・`)

2018-04-29 22:28:26
よみ @yomiyomixxx

どちらにしても辛いのは、数週間経たないと自分に合っている薬なのかどうかわからないこと。SSRIはジェイゾロフトもレクサプロも試したけど駄目だった。合わないとまた一からやり直し。今回のサインバルタは合っててほしいなぁ。それがわかるのは来月末くらいかなぁ(´- ω -`)

2018-04-29 22:36:19
よみ @yomiyomixxx

SSRIといえば、パキシルは他の抗うつ薬と比べて中止後発現症状の報告が多いらしい。使用されている方は、中止後発現症状を未然に防ぐためにも時間をかけた漸減を行うようにお気を付け下さい。 #SSRI #パキシル

2018-04-29 22:58:30
よみ @yomiyomixxx

SSRIとSNRIの使い分け① うつの症状で特徴的なのは「抑うつ気分」「意欲・気力減退」。これはそれぞれセロトニンとノルアドレナリンが担当している。そのため、前者の症状が前面に出ている場合はSSRIを、後者の場合はSNRIを選択する。

2018-05-08 18:22:05
よみ @yomiyomixxx

SSRIとSNRIの使い分け② 両者の症状が同程度の場合、その他の症状である「不安」に着目する。強迫的で被害的な内容を伴う不安(取り乱しやすさ・余裕のなさがある)の場合はSSRIを、衝動性を伴わない漠然とした不安(やる気のなさや億劫感がある)の場合はSNRIを選択する。

2018-05-08 18:22:48
よみ @yomiyomixxx

NaSSAの選択 全ての面で機能が落ちている場合や、セロトニン神経系・ノルアドレナリン神経機能それぞれに関連した症状が混在しており、その主たる症状が変動する場合には、ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンの全てが減少していると考えられるため、NaSSAが選択される。

2018-05-08 18:23:45
よみ @yomiyomixxx

抗うつ薬の併用 SSRIとSNRIを併用することは、この2つの薬物の特異的な性質を活かせなくなる可能性があるため推奨できない。ただし作用機序の違いから、SSRIと少量のNaSSA、SNRIと少量のNaSSAの組み合わせは併用可能であると考えられる。

2018-05-08 18:24:19
よみ @yomiyomixxx

併用に関して、従来薬と新世代薬の併用について記述が見当たりませんでした。ただ、togetterではこの2つの組み合わせを処方されたというコメントを頂きましたので、ないことはない、という感じですかね。

2018-05-08 18:26:17
よみ @yomiyomixxx

少量の非定型抗精神病薬の補助療法 抗うつ薬による治療への、補助療法として抗精神病薬(エビリファイやジプレキサ)を少量用いる。その際、錐体外路症状等の副作用の出現には注意を要する。量を増やさずに少量で止めること。私はサインバルタとエビリファイを併用していますが、大変調子が良いです。

2018-05-10 14:08:49
よみ @yomiyomixxx

少量の炭酸リチウムの補助療法 抗うつ薬による治療への、補助療法として炭酸リチウム(リーマス、100~200mgを分1眠前)を用いる。その際、副作用の出現には注意する。双極性障害の治療では十分量を用いることが重要だが、うつ病の補助療法では少量で十分だと思われる。

2018-05-10 14:10:15
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