アレフガルダーズ ver12.56 まもなく開戦!リムルダール近郊で背水の陣談義。

本文でver12.55と書きましたが12.56の間違いです。 背水の陣の見事なところは、一方で孫子の禁忌を犯しながら、他方で兵を死兵にさせることを肝に作戦を組み立てたことでした。兵は詭道なりを深く理解した上での作戦だと思います。 出典は井ケイの戦い https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84 続きを読む
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A.T.O運営 @scribblingtails

その前に、結構時間が開いたので状況のおさらい。

2018-06-01 22:21:59
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サーバー300では、アレフガルド共和国が、ほぼ世界を相手取り戦争中。ルプガナ市国を味方に引き入れ、長駆してムーンブルクを屈服させベラヌールの遠征軍も撃破(ほぼリンドラッヘの仕事)。そこへ残るローレシア大陸諸国の連合軍が攻めてきました。目的は王統派の籠城するリムルダール救援。

2018-06-01 22:25:01
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同じ時期に共和国はリンドラッヘ中将を総司令官とする部隊を新設し、リムルダール攻撃に向かわせました。共和国軍とローレシア大陸連合軍との間で会戦が行われる雰囲気になってきたところで、リンドラッヘはマイラ・リムルダール間トンネル再開通の命令を出したところ。

2018-06-01 22:27:22
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アレフガルダーズ ver12.55 用語説明 NPC:ノンプレイヤーキャラクター PC:プレイヤーキャラクター PT:パーティー 背水の陣:古代中国の兵法で悪い例としてあげられてる布陣。そこを逆手にとって勝った韓信は偉かった。なお、状況や戦術思想、兵器の技術革新の度合いで、禁じ手や悪手は変わる。

2018-06-01 22:29:30
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これまでのお話 ローレシア連合軍に先んじて戦場近辺に着いたリンドラッヘ総司令官は、あとからついてきたビルド君に対しリムルダールへの地下通路の再開通を命令。後続の部隊を安全に通らせるつもりなのかな?NPCのバレンタイン傭兵隊やプレイヤーたちが手伝うことに。

2018-06-01 22:29:30
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マイラ・リムルダール間の洞窟にて「ヤッ!ハッ!ヤッ!」ボコッ!ビルドは土×2を手に入れた!主人公イックス「よくあきずに掘るもんだぜ」するとビルド君「慣れると結構平気なもんだよ。それに、今回は他の皆も掘ってくれてるから楽な方だし」周囲では大工のPCクリエや、イックス隊のテックなど、

2018-06-01 22:29:31
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各部隊から選ばれた大工たちが穴掘りを手伝っている。他のメンバーは土運びやたいまつの設置などやらされており、にせグスタフなどは「大脱走のトンネル掘りみたいだな」そして「大脱走、懐かしいね」ニッキーも大喜び。二人とも古い映画も大好きなんだって。ジョン・スタージェスの大脱走はいいぞ。

2018-06-01 22:29:31
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クリエ「だいぶ掘り進んだかな?でも変なクエスト依頼でしたよね」「どんなだっけ?」リンドラッヘ総司令官のクエスト依頼詳細をチェックすると【洞窟をリムルダール島へと開通させること。ただし、開通後はリムルダール側出入り口を軽く埋め戻すように】「たしかに変だぜ?なんでまた埋め戻すんだろ」

2018-06-01 22:29:32
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「何かの偽装かしら」特に何も手伝ってないイマリさんにもわからない「とにかく掘るだけ掘っちゃおう」NPC仲間大工のテックがアドバイスをくれるので掘り進むと......ボコッ!「うおっまぶし!」トンネル開通そして「諸君!良くやってくれた」「なんでお前こっち側にいんの?」なぜか総司令官が。

2018-06-01 22:29:32
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「リンドラッヘ中将!どうしてこちらに?そしてなぜ?」みんなを代弁してNPCバレンタインが質問すると「あれだ」中将が指さす先には「ああなるほど。船?」いくつもの小舟が海峡を往復中「ルプガナ海軍に手伝ってもらったのだ」「では次に、なぜですか?」「それはだな。そうだ、皆にも説明しよう」

2018-06-01 22:30:45
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「どうしたの?」「作戦会議ですか?」みんなが穴から出てくると「諸君、ご苦労だった!このトンネルの開通をもって、本作戦の勝利は間違いないものとなった!」「なんで?」「まずはここの地形を見たまえ」見ると、出入口すぐ北が海、東西が平野で、南が丘陵地帯となっている「見たぜ。これは」

2018-06-01 22:30:46
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「東の森がなくなってるのと、今立ってるところが毒沼じゃなくて平野になってる以外は異常なしだけど」「ではイックスに質問だ。この地点に敵が上陸をはじめているのが見える。しかも小規模だ。君がローレシア連合軍指揮官だったとして、これをどうする?」「攻撃あるのみだぜ」即答「なぜ?」

2018-06-01 22:30:46
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「なぜって......決まってるじゃん。敵がミスしてんだから、そこは徹底的に付け込まないと」「その通りだ。私もそうする」そしてみんなも意見交換「うーん難しいですね」「上陸作戦の第一派は大変だよね」「しかし、これは背水の陣だぞ。無闇な攻撃は悪手では?」するとイックス「時代が違うから」

2018-06-01 22:30:47
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「今は大砲の時代なんだから、俺だったら南の丘に砲兵置いて撃ちまくるけど。ついでに海峡の船団も狙える。逆に上陸部隊の指揮官だったら、南の丘は絶対に敵に渡したくないポイントだぜ」「あの、背水の陣って良く聞くけど、ことわざですか?」クリエはあんまり知らないので「漢の名将、韓信の作戦だ」

2018-06-01 22:30:47
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にせグスタフ解説タイム「韓信は優勢な敵に対して、兵法の禁忌である川を背にした布陣をした」「なんで禁忌なんですか?」「川を背にすると、いざという時に逃げれないからだ。負けるとあとが無く、降伏するか全滅するかしかない」「なるほど」「韓信はしくじった。そう思った敵は喜び勇んで攻撃した」

2018-06-01 22:31:54
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「ところが逃げ場のない韓信の軍は意外にも力戦奮闘し、なかなか崩れない」「火事場の馬鹿力ってやつだね」「その間に隠れていた韓信軍別働隊が、がら空きの敵の城を占領したのだ。本拠地を落とされた敵は総崩れで敗北。禁忌を逆手に取った優れた作戦だ」「へー。知らなかった」講義終わり「ただ」

2018-06-01 22:31:54
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「イックスの言うこともわかる。この時代には砲兵がいる。強力な遠距離攻撃ができる敵がいる場合、背水の陣は危険だ」韓信も、もし敵が騎射の得意な騎馬遊牧民だったら背水の陣はしなかったと思う「そういうことだぜ。いくら必死になっても、飛道具には勝てない」相手が遠いと力戦しようにも無理だ。

2018-06-01 22:31:55
A.T.O運営 @scribblingtails

話が煮詰まってきたところで中将「つまり、イックス君の言ったミスとは、我が軍が上陸したにも関わらず、南の丘陵を取らないということだ」「なんで取らないんですか?余裕で間に合うのに」「そうだぜ。いま追加クエスト依頼出せばみんな丘を取りに行くし」すると「水平線に船影」バレンタインの報告。

2018-06-01 22:31:55
A.T.O運営 @scribblingtails

「来たか!」リンドラッヘ総司令官、目をキランと光らせると「では、なぜ丘を取らないのか?その疑問に、ローレシア連合軍相手の実戦で答えるとしよう」「なんか準備してたの?俺たちが穴掘ってる間に」「もちろんだ!この一戦で、長引くアレフガルドの戦役に終止符を打つ」もうすぐ戦闘開始だ。

2018-06-01 22:31:56
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「アレフガルダーズ」つづく

2018-06-01 22:32:16
A.T.O運営 @scribblingtails

タグ #dqxtails 現在の彼我の位置関係ですが、リムルダールに籠城する王統派周囲を、共和国軍の部隊が囲んでおり、その北にリンドラッヘの部隊が出現。そしてアレフガルド東の海域にローレシア連合軍の船団が現れたところです。両軍とも、最重要目標はリムルダールのはずですが、どうなんでしょう?

2018-06-01 22:32:16