日本企業の内部留保、現預金と有利子負債の推移 pic.twitter.com/OVy6SBXxIx
2018-06-06 23:01:28有利子負債が533兆円あるために、純債務は322兆円である。日本企業の純債務は1998年度の502兆円をピークとして、2015年度には313兆円まで減少した。 バブル崩壊後の過剰債務は解消されつつあるが、近年、増加に転じた。
2018-06-06 23:01:28有利子負債は過去10年間(2007〜2016年度)で72兆円増加した(純債務は3兆円減少)。そして、有利子負債残高は内部留保を大きく上回る。
2018-06-06 23:01:29日本企業の内部留保が相対的に少ない最大の理由は、利益の水準が低いことである。世界のトップ企業と比較すると、トヨタ自動車、ソフトバンクグループ(以下、ソフトバンク)を除き、日本企業の純利益の規模は小さい。
2018-06-06 23:01:30日本企業の規模が小さく、かつ収益性が低い理由は様々である。重要な要因として、大型のM&Aが少ないことと1業種当たりの参入社数が多いことが挙げられる。
2018-06-06 23:01:31大型型の企業買収をするには、豊富な資金力が必要である。そのためにも、自己資本の水準が重要である。しかし、これもトヨタ自動車を例外として、日本企業の自己資本の規模は外国企業と比較して見劣りする。
2018-06-06 23:01:31自己資本に占めるAOCI構成比上位10社(金融除く) pic.twitter.com/qXYdtd2LoE
2018-06-06 23:01:32(。 ・ω・)フム AOCIが大きい企業は、株式、土地、外国資産における含み益が多い。一般に、株高、円安時には、AOCIが増え、結果として、自己資本比率が水膨れすることになる。しかし、株安、円高時には、AOCIが減り、自己資本が急減することがある。
2018-06-06 23:01:32一般に、株安、円高時には、景気も悪化するので、企業の利益が減り、場合によっては赤字になる。 つまり、株安、円高時にAOCIが大きく減っても、不況に耐えうる強靭な自己資本を持つことが望ましい。そのためには、内部留保を蓄積し、かつ増資などによって資本を充実することが重要である。
2018-06-06 23:01:33[PDF] 2018年1~3月期GDP速報と先行き経済への視点~悲観するには早いが高まりつつある企業・家計の先行き懸念 / sangiin.go.jp/japanese/annai…
2018-06-06 23:06:52GDP成長率と構成要素別の成長率の推移(季節調整値、前期比(%)) pic.twitter.com/LzemAbz092
2018-06-06 23:06:52実質GDP成長率(季節調整値)と需要項目別寄与度 pic.twitter.com/ybSqf1hkZd
2018-06-06 23:06:53実質の内訳を見ると、①実質賃金が伸び悩み、昨年央に回復が頭打ちとなった消費者マインドに改善の兆しが見られない(後述の2節参照)中で、民間消費(前期比▲0.0%、寄与度▲0.0%ポイント1)の動きが弱いこと、②生産活動や企業マインド(後述の2節参照)の停滞を背景に
2018-06-06 23:06:53民間設備投資(前期比▲0.1%、寄与度▲0.0%ポイント)が6四半期振りにマイナスの伸びに陥ったことなどから、内需全体の寄与度は▲0.2%ポイントと5四半期振りにマイナスとなった。
2018-06-06 23:06:542017年度のGDP構成要素別成長率と政府経済見通し pic.twitter.com/pGfRF23gmx
2018-06-06 23:06:542017年度のGDP実績値と2018年1月閣議決定の平成30年度政府経済見通し(平成29年度実績見込み)を対比すると、輸出こそ政府経済見通しを上回ったが、
2018-06-06 23:06:55民間消費と民間設備投資は政府経済見通しに届いておらず、これがGDP成長率においても実績値が政府経済見通しを下回った主な理由となっている。
2018-06-06 23:06:55景気動向指数2の推移を見ると(図表4)、景気に先んじる先行指数は在庫の積み増しなどから既に2017年末から低下が始まっている
2018-06-06 23:06:56日銀「短観」の業況判断DI5の推移を見ると、非製造業(図表5(2))は増勢の鈍化が見られており、製造業(図表5(1))は最新時点の2018年1~3月期に大企業(赤線)が8四半期振りに悪化(=DIが低下)している。
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