アレフガルダーズ ver12.61 共和国軍完勝！リムルダール北の会戦終了。

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アレフガルダーズ ver12.61 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー フレンドリーファイア：このゲームではNPC砲兵の射線に入ると普通にダメージ食らって死ぬ。きちんと周囲を見て行動しよう！約束だよ？

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これまでのお話 リムルダール北の野戦開始。初手、ローレシア連合王国軍はマイラ・リムルダール海峡を見下ろす丘を占領、下でグズグズしてる共和国軍を狙い撃ちで勝利確定かと思った。しかし共和国軍は海峡の底に待機させたストーンマン部隊の投石という作戦で迎え撃ち、丘の王国軍砲兵隊を撃破した。

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そのころローレシア連合王国軍の本陣では「もう砲撃は始まったのか」ローラ三世陛下、完全に感想戦モード。勝ったようなお気持ちで左右に諮問されていると「大変です！」兵士が駆け込んできて「どうした」「先陣が戦列を崩され、デルコンダル隊が敗走しています！」「「「なんだと！？」」」

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連合王国軍首脳、大慌て「どういうことだ？」「詳しく報告せよ！」珍しくグレイグソン将軍も狼狽！すると「岩の怪物と巨人の群が......」物凄い形相の偉い人たちを前に兵士、顔面蒼白になりながら必死に状況説明！頑張れ！「......という状況でして、銃撃が効かないのです」身振り手振り交えて報告！

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「まさか」「そんなことが」将軍たち半信半疑で難しい顔をするばかりなので「陛下、前線の状況を見て参ります」「許す」勇将グレイグソン将軍、さすがに判断が速く、その辺の兵士と4人PTを組んで前線視察に出発。本陣から戦場見えないの？と思う方もいるかと思うが、今回の連合王国軍は、有利な地形を

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（例の丘のこと）先に占領するために強行軍を重ね、隊列が延びきっていたのだ「急げ！この目で戦場を見たい」「こちらです」さっきの報告兵士が殊勝にも案内役を勤めてしばらく前進すると「あれか！」たしかにストーンマン数体がズシンズシンと歩きながら手頃な岩を連合王国軍の戦列に投げつけている。

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報告の通りデルコンダル王国軍は真っ先に逃げ出しており、残ったローレシア歩兵もあちこちで岩の下敷きになり戦列に穴が発生している「くっあの程度の数の魔物に」グレイグソン将軍大いに悔しがっていると「砲だ！砲をかき集めろ！」逃げる兵士を制止しながら叫んでいるのは髭（オブライアン将軍）

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その少し離れたところにはラルス王家の旗とともにドムドーラ伯ローレンと亡命貴族部隊が整然と並んでいる「オブライアン殿！」「これはグレイグソン将軍！砲を寄越してください！」たった数体のストーンマンに精強ローレシア軍の戦列が蹂躙されてしまっているのは、武器の相性の悪さによるものらしい。

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パリの凱旋門の写真とか見てもらうとわかるんだけど、銃で岩を撃っても削れたりへこんだりするだけで、破壊することは困難を極めるのだ。髭が「砲を！」と叫んでるのは、より大きな質量を高速でぶつけないとダメージにならないということ「今すぐ予備の砲兵を出します」グレイグソン、お供に命令。

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しかしどう見ても急場には間に合わなそうなので「ローレン殿下に後方に下がっていただいては？」しかし髭「私もそう進言したのですが」ここでラルス王家の旗が逃げれば前線は総崩れだと聞いてくれないらしい。そこへズドン！ヒューン！ドゴーンと時間差でなんかの飛翔落下音「今度はなんだ！」

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お供の兵士「砲撃です！」「どこからだ？敵か？味方か？」「丘からです！なのでたぶん敵なんじゃないかと......」「確認しろ！」「は、はい！」大混乱してるうちに第二弾がグレイグソンたちの近くにも落ちてきて「敵か！」どうやらカリーナ大尉の人間リカント混成駆け足砲兵隊が砲撃を開始した模様。

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リカントと速成訓練の中途半端砲兵なので狙いはめちゃくちゃだが、ストーンマンの攻撃に混乱した連合王国軍には効果てきめん。それまでかろうじて戦列を維持していたローレシア軍も動揺しはじめた。そこへ「いぐどーッ！」「「「おおーッ！」」」ストーンマンの後ろからギガンテス部族戦士たちが突出。

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元気よく走りながらこんぼうを振り回しはじめたので前線は完全に崩壊。戦列はドミノ倒しのように一気に逃げはじめた「あ、あれが我がローレシア軍とは」グレイグソン将軍大いに怒り抜剣。彼の個人的な戦闘力ならストーンマンやギガンテスと一騎打ちもできるのだが「将軍、冷静に」髭に注意された。

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「あなたは将軍なのです。前線に来たのも視察のためであって一騎打ちをするためでは無いでしょう」「グヌヌたしかに」「この場はもう打つ手がありません。ともにローレン殿下に退却を進言してもらえませんか」亡命貴族部隊は投石で何人か死んでるがまだ統制が取れている。戦う動機が強いからだろう。

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髭「ストーンマンは統制の取れた前進をしていますが、ギガンテスの群れはデタラメに走っているだけです。こちらがまとまった数で後退しつつ、敵の投石範囲外で反撃すれば、押しとどめることも可能でしょう」「ではすぐに殿下のもとへ」髭、さすが他サーバーの髭の末裔だけあって状況判断が的確。

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そのころイックスたちは「みんな適当に前進。優先目標は砲兵。まだいれば、だけど」ギガンテス部族隊の後ろをちんたら歩いていた「こんなゆっくりでいいんですか？」「いいんじゃない？急ぎすぎても危ないし」「走っていった部隊にも被害が出てるみたいだな」おしゃべりしながら緩く行軍「楽だぜ」

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一応今回の戦闘もクエスト形式で「ストーンマンへの脅威となる砲兵を排除せよ」みたいな命令は出てるんだけど、さっき書いたローレシア軍隊列延びきり問題のおかげで、ほぼやることが無いのだ。PCの一部は勇ましく走っていったが、前に出過ぎた人たちはストーンマンの投石やカリーナ隊の下手くそ砲撃で

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フレンドリーファイア（誤射）されてけっこう被害が出ているみたい「ひどいぜ」カリーナ隊は本当に誤射なんだけど、ストーンマン隊の指揮官の影の騎士は、故意にやってる節がある。人間なんて敵味方関係なく死んだっていいだろと思ってるから「ギガンテス隊の突撃が始まったようだ」「仕上げね」

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そこへリンドラッヘ総司令官の本隊も前進してきて「これで大勢は決したな。みんなご苦労だった」「もうクエスト終わりなんだぜ？」「いや、まだ敵の本隊が残っている。追撃戦に移るのだが」「なんか気になることあんの？」するとクドゥーサが「サマルトリア軍の数が、勘定と合わないんだよね」

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「え？でも部隊表示にサマルトリア軍って書いてある集団いましたよ」「そうなんだけど、数が少ないんだ」リンドラッヘも「前線には半数も出ていなかった。予備隊として温存されているのかも。注意が必要だ」「あー、ヤバいかもね」サマルトリア軍、いたみたいなんだけど少ない。果たして主力の行方は？

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails サマルトリア軍主力はどこにいるんでしょう？予備隊にしても遅きに失した雰囲気がありますが。あとデルコンダル体が真っ先に逃げたのは、弱いからではなく、士気が低かったからです。宗主国ローレシアに無理やり連れてこられただけなんで、最初からやる気がなかったのです。