
「ヨウ素入りうがい薬が安定ヨウ素剤の代わりになる」という震災直後出回ったヨタ話が7年後に蒸し返された話
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parasite2006
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巻頭言
(その1)

安定ヨウ素剤を放射線被曝に効く万能薬みたいに思ってる思わせてる人がいるから、いつまでもこんなデマが出回るんでしょうねぇ。 「ヨウ素入りうがい薬が安定ヨウ素剤の代わりになる」という震災直後出回ったヨタ話が7年後に蒸し返された話 - Togetter togetter.com/li/1241467 @togetter_jpさんから
2018-06-28 16:33:11
今回のイソジンデマの巧妙なところは「イソジンの経口摂取は放射性ヨウ素吸収抑止効果がある」を「イソジンうがい液は安定ヨウ素剤代わりに使える」に誤認させてるところですね。
2018-06-28 17:46:55(その2)

うがい薬デマがはびこるのは、非常時に自治体が安定ヨウ素剤を配る事に対する信用が薄いのも一因。知識や相場観のない人には、薬が手に入らない事態を想像するだけで心理的に不安でしょう。だからって平時に各家庭に配っておいても、そういった人は不必要な時に飲んでしまいかねず、これまた問題。
2018-06-28 18:30:39本編ここから

「身近なものから安定ヨウ素剤の代替として、イソジン30倍希釈が効果的!」って、ほんまかいな。 pic.twitter.com/iHANp0eviq
2018-06-26 23:24:20
(以下2件はまとめ公開後に追加しました)

自分は理系出身だ!論文だって読めるんだ!と豪語している芸人さんの正体は、結局こんなものですよ。イソジンを安定ヨウ素剤代わりに飲む?イソジンを飲んだ場合の不利益を全く無視して、期待できない利益ばかり強調する。悪徳商法並のデタラメです twitter.com/makomelo/statu… pic.twitter.com/7UoMzwJg73
2018-06-27 22:26:47
今夜、大阪から東京に戻るけれど。その前に大阪小児科学会地域医療委員会の低線量被曝を考えるセミナー。大阪大学の本行忠志先生のご講演。昨年、本行先生に取材してDAYS JAPANに記事を書きました。身近なものから安定ヨウ素剤の代替として、イソジン30倍希釈が効果的!という調査研究をされた先生!
2018-06-23 17:07:29

あーっ、大阪小児科学会って地域医療委員会の委員長に医療問題研究会メンバーのたかまつこどもクリニックの高松勇氏がいるじゃないか!jtbw-mice.com/osakashounikag… sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-130… で6/23開催の第10回低線量被ばくを考えるセミナーjtbw-mice.com/osakashounikag… は大阪小児科学会地域医療委員会の主催
2018-06-28 02:31:55大阪小児科学会の事務局は大阪市立大学大学院医学研究科 発達小児医学講座にあり、会長は教授の新宅 治夫氏。地域医療委員会委員長の高松勇氏は、大阪市立大学医学部発達小児医学講座の卒業生。
医療問題研究会は、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)・ドイツ支部が主催する国際会議(2014年3月4日-7日)に高松氏を含むメンバー3人が招待を受けて参加しています。
http://ebm-jp.com/2014/04/news-461-2014-1-p02/
そしてIPPNWはこういう体質の団体です。

ヒューマンライツナウがUNSCEAR批判hrn.or.jp/activity/2096/のよりどころとするIPPNWの文書https://t.co/w7WtZRYbIwを読んでみた。酷いの一言に尽きる。住民が暴露した放射性物質、線の「量」と推移にまったく言及しないで、騒いでるだけ。
2016-11-24 19:05:03
追記)きっとこの方たちの考えるリスク評価はこんななんだよ。食材検査、WBC検査等の各種モニタリングで、幸いなことに住民の被曝線量は外部も内部も殊の外、低く抑えられたことがわかっているのに・・・。@hseino1 pic.twitter.com/TQ4L6LuBDR
2016-11-24 19:09:55

追記2)もう少し言及しておくと「はずれ値を全体に投影しろ~!」という記述が散見されるが、それってぜんぜん科学的でも論理的でもないんだけどな・・・。呆れて開いた口が塞がらない。重要なのは平均値や中央値。義務教育の理科から勉強しなおしたほうがいい。@hseino1
2016-11-24 19:59:18
@hseino1 IPPNWの知識は、マーティン・トンデルの論文なら2004年と2006年のレベルでストップ。その後標本数を増やし追跡期間を延長したらセシウム137(土壌沈着量)による発がんの影響が消失した2014年の論文には知らん顔togetter.com/li/730072
2016-11-24 21:04:59
@parasite2006 観察期間を延ばしたら有意差がなくなったから、ノイズだったのだろう、という研究ですね。周辺情報との整合性とか一切お構いなしだし、「都合のいいもの」しか見えないのでしょう。この文書の中からも見て取れます。大きい数字が大好きで、都合の悪いデータはスルーです。
2016-11-25 18:02:32(追加ここまで)

@engeikana イソジンは日本薬局方で「ポピドンヨード」として収載されている外用の医薬品です。ビニルピロリドンポリマーの中にI2やI3-が会合している構造。ヨウ素分子の酸化還元能により殺菌作用がある=細胞毒性があります。他方で安定ヨウ素剤はヨウ化ナトリウム。(つづく)
2018-06-26 23:36:23
@engeikana 間違えました。安定ヨウ素剤はナトリウム塩ではなくて、カリウム塩でした。(放射性ヨウ素製剤の方がナトリウム塩) ヨウ素の含量計算が変わるので、お詫びして訂正します。
2018-06-27 12:19:57(↑放射性ヨウ素製剤による放射性ヨウ素内服療法は、バセドウ病=甲状腺機能亢進症の治療に使われるとともに、甲状腺癌の治療のため甲状腺を全摘した後に再発防止の目的でリンパ節や肺に転移した癌細胞に放射性ヨウ素を取り込ませて死滅させるにも使われます)