20180702オブジェクトディスコ・ツイートディスコ
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③一望で確認するには特定の位置を探さなければならない距離、ここから今あるものより大規模になって、④距離や遮蔽などがあって一望できないので、写真などで確認する距離(たとえば昭和記念公園のようなサイズで、1分ほど歩いたらペアの片割れが見出される)、さらに⑤輪郭が溶けて無限化した距離。
2018-07-02 22:11:53なるほどディスコ感 たしかに出会いの距離が広くなるとPerfumeじゃなくて10年後の8月また出会えるのを信じるばかりになってしまう
2018-07-02 22:21:34段階で分けられたオブジェクト同士の距離、の話を見ているとわかりやすいけれど ランドスケープは大きさがありすぎて 大きさがあると静物画的になりすぎて(動きはあっても 動きとの距離が遠すぎて) ディスコじゃないんだよなそれは 小さなものは騒がしく大きなものは静か
2018-07-02 22:18:44オブジェクトディスコはその対象範囲が広がってもやっぱりオブジェクトと呼べるだけの大きさの話で、視点の置きどころの最大値の感覚は変わらない気がするが そうするとディスコや門脇邸(見れてないですが)の規模の拡大を想像したときに どうしてもウォーリーを探せみたいな絵が浮かんできてしまう pic.twitter.com/zYfNaUY9Fb
2018-07-02 22:04:19いやいやおい この密度でやり続けるのは無理 観る方も疲れる 設計者は何人いればいいんだい?みたいな気分になったところで 主要ポイントのデザインと余白 みたいな緩急へと舵が切れそうなんですが そうするとそれって普通の建築に近づいてディスコじゃなくなるんだよね そういう不可能性か〜
2018-07-02 22:07:35それが教養と呼べるものなのか もっと軽く呼べば 癖、とか習性、とかだと思うんだけど "見方が変わってしまう" ことと 大岩さんの言う "遅効性の毒" は相性のいい言葉だな 潜伏期間の長い風邪みたいな
2018-07-02 22:10:38静けさ、大きさに依存しているところは少しありそう 静かなベンチ 騒がしい橋 そんな訳があるかい!みたいな気持ちになる 静かなベンチがあったところで静かなのは背景であって恐らくベンチ、君ではないね という気持ちになる
2018-07-02 22:20:27なにを言っているんだ 物はすべて静かだ でもオブジェクトディスコは騒がしそうだよね なにかを捉える眼球の振動がそうさせるのか それもまた振動だものね
2018-07-02 22:22:16@00ur0b0r0s ちなみに建築の可読性というのは、「汲み取りうる事物同士の関係性の多さ」の意味ですか?決してreader -friendly の意味ではなさそう。
2018-07-02 22:22:48@rosenstern037 その時は、遺伝子の翻訳コストのことを想定して、可読性の難易度と書いていました。翻訳するのは、原作者のオブジェクトに込めた関係性の意図であるので、オブジェクトだけではなく、そこに原作者がいるという想定です。
2018-07-02 22:24:46@00ur0b0r0s それだと「可読性」という語は原作者の意図したテクストを正読するという意味で一方向的だし、「書かれたものだけが読まれる」という感じがします。「読まれたものだけが書かれたものだ」等々が、他の形の方が冗長性があって面白いと僕は思う。
2018-07-02 22:34:52@rosenstern037 おそらくもうだいぶ前なのだけれども、当時、可読性は設計者側から与えられたキーワードで、確かそこに原作者は含まれていたような気がして、また設計者側も設計者意図をさんざん聞いてしまったので、おそらくそのように書いたと思います。
2018-07-02 22:37:01@rosenstern037 なのでこの前のツイートがその可読性に近いのかも、もちろん模範解答もあるけれども、そうでない意表をつくような解答もあり得るし、一意性を否定するものではなく、一意的でも多意的でもあり得る、それだけの密度があることが重要なんじゃないかな。 pic.twitter.com/ou5mnuFPt4
2018-07-02 22:39:49@00ur0b0r0s オブジェクト自体に主語を置いてるのはなんか面白いですね。バフチンか誰かが、テクスト間の対話みたいな話をしてたの卒論のとき調べてました。(詳しくないので深くは聞かないで)
2018-07-02 22:49:54思い出話ばかりで恐縮だが、当時これは話には含めていないが、山口昌男のくだりのあたりで、オブジェクトと訪問者の関係性を、パフォーミング・アーツに感応的同調関係に例えたイメージもあった。特にフェイント型というのはオブジェクトを汲み取りつつも最後に騙される。 市川浩『身体論集成』367頁 pic.twitter.com/zgFuk0w3Ng
2018-07-02 22:45:58他の型も十分面白いのだが、フェイント型は、オブジェクトの意味を汲み取り切ったと思いきや、いざ原作者に解説を聞くと、全然違うオブジェクトの意味で、見事にオブジェクトに裏切られる、原作者に聞かなければ、それはずっと騙されたままで、それはそれで豊かなオブジェクトの世界なのかもしれない。
2018-07-02 22:49:53実際にオブジェクトディスコへ行ってみると、可読性よりも誤読性の方が高いオブジェクトが多い気がする。誤読は誤読で多様な解釈へと開いていくので、豊かな世界という上の意味。
2018-07-02 22:52:36上の三つの方はおそらく可読性という可の丁寧な対応だが、下の二つは誤読とか詐読とか塩対応だ、「オブジェクトの塩らしさ」、とか「オブジェクト詐欺」とか、オブジェクトに騙されるという話、組み尽くせないという話からすれば、そもそも当然なのだろうか。
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