180714「生活保護行政は変えられる!~小田原市などの取組から~」パネルディスカッション(ツイート中継まとめ)
- Satoko_Tokutake
- 4314
- 72
- 0
- 72
加藤さん:CWの役所の中でのキャリアパスを整理。一定のラインはない。本来は福祉職がその領域で働き続けることが資源をつないでいく意味で重要。あと地域の中にどう開いていくか。CWで寄り添いながら考えられる職員が増えれば、地域の中で不安を最小化できる。行政の中で最前線で花形。これを広めたい
2018-07-14 15:41:17田川さん:人気のない職場。残業も当たり前で、場合によっては粗暴な人にも対応しなければならない。それだけが広がると「なりたくない」という職員も。その一方でずっと続けたいという職員も。支援の成功体験。ゴミ屋敷を完全に片付けて「畳の上で寝れるって気持ちいいね」と本人が言ったときの喜び
2018-07-14 15:42:48続)それは何にも代えがたい。自分は求めてCWになった訳ではないが、当初虐待支援の専門員と組んで対応したことで、ずっとやりたい仕事になった。他の課には移りたくない、と言い続けて15年間。支援する喜びをわかってもらえる職場環境にする。対応世帯数を減らして時間かけて支援できるように。続
2018-07-14 15:44:44続)国への報告も多すぎる。保護費をどれだけ減らしたかを報告しなければならない。こんなつまらない仕事をしなければならない。国がデータをとるためにすべてのCWが動員される。自治体に利用者と接する時間を増やす。せっかくCWになったのだからもっとやりたい、という職員がいるはず。
2018-07-14 15:46:27会場発言。雨宮さんから指名。 安田浩一さん:右翼やヘイトスピーチの問題を取材しているが生活保護の問題は避けて通れない。これを恥として攻撃される。ジャンパー事件は特殊と思っていない。今の日本の空気ではあって当然と実感した。もっとひどい言葉も行政からも市民からも聞いている。続
2018-07-14 15:48:07続)差別もヘイトスピーチも生活保護の問題も同じ。同じ人間がバッシングに加担している。そういう人たちが(当時の)小田原市を絶賛した。社会の空気を捉えて変えていかなければならない。視点視線は何も変わっていない。生活保護を社会の問題として考えなければならない。続
2018-07-14 15:50:00雨宮さん:職員同士の軋轢はなかったのか? 塚田さん:改革自体は市の方針としての大命題だったが、実際に取り組むのは現場のCW。問題とされていた当初は、CW全体が腑に落ちていたわけではない。一致団結、というわけではなかった。やる、ということを決め、その中でなぜやるのか、が広まっていた。続
2018-07-14 15:52:28加藤さん:全庁的な視点から。市長が方向性を引いたことに尽きる。本音に触れられているかは不明だが、なにも動かなければ変わらなかった。現場が動いているからという職員の思いもある。現場のCWの気持ちに全庁的に寄り添えるか。福祉職が行方不明者のマニュアルや研修マニュアルを作る話をしている。
2018-07-14 15:54:48最後に一言。 和久井さん:当事者アンケートは必ずやって欲しい。当事者の意見を受け止めて乗り越えて、初めて本気で改革ができる。ジャンパーの問題が誰の問題か?小田原市の問題かも知れないが、何が問題かというと日本中の空気感、誤解や偏見やデマ。慌てて隠した自治体もあるはず。続
2018-07-14 15:56:19続)何が問題だったかを小田原を契機に考えていくことが大事。他の自治体でも何かあっても、小田原がやったので他でもできるはず。灯火を掲げてずっと格闘していって欲しい。
2018-07-14 15:57:11田川さん:安田さんも言っていた市民の意識。発覚直後の小田原市への電話の46%が「よくやった」。これを変えていかなければならない。小田原市は若手が自発的にやってるのが素晴らしい。問題が発覚して自発的にしおりの内容を見直した。よりよくしていこう、住民に寄り添う、という意識が希望。
2018-07-14 15:58:34続)見えないジャンパーを着ている職員がたくさんいる。それを、違うんだと改善するのがこれからの大事なところ。小田原ができたのだから他でもできる。小田原は検討委員の人選で耳の痛いことを言う人も選んだ。これだ重要。
2018-07-14 15:59:47加藤さん:報告書の「むすび」の部分をよく読み返している。行政のスタンスをどう考えるか。現場での接点で信頼関係が生まれてくる。分かち合いの社会、不安が最小化される社会をどう作るか、日々一歩ずつ進しかない。
2018-07-14 16:01:56塚田さん:現場の話。生活保護利用者を支えるのはCWが最後の命綱。そのCWがやり甲斐を持てる、人の役に立つという自負を持つ、それが自立支援につながる。それを多くの職員が理解して、小田原市の最前線であり市全体が良くなる行政を作っていきたい。道半ば。ご協力いただきたい。
2018-07-14 16:03:28雨宮さん:2012年に札幌に申し入れに行ったが、その後良くなっているという話を聞かず無力感。今後生活保護をよりよくしていきたい。以上
2018-07-14 16:05:30小田原市の生活保護のあり方検討委員会のHPです。 city.odawara.kanagawa.jp/field/welfare/…
2018-07-14 16:07:16シンポジウムでも話題となりましたが、機会があれば、福祉事務所等に置かれている「保護のしおり」を確認してください。自治体によっては生活保護の説明で、無条件に不動産や自家用車の所有を認めていなかったり、なかには「妊娠したら(保護を)廃止」といった誤った記載をしているケースもあります。
2018-07-14 17:48:15生活保護問題対策全国会議12回総会記念集会「生活保護行政は変えられる!」。 「保護なめんな」ジャンパー後、現場で改革に取り組んでいる小田原市の現職職員の方が二人登壇してくださいました! 決してすべての問題が解決しているわけではないと思うけど、そのオープンで誠実な姿勢には感慨無量 pic.twitter.com/tRXUQRLG4o
2018-07-14 21:18:10