@NaokiTakahashi そちらの言い分はよくわかりました。ただ、私が「話せばわかる」と考えていると思われるのは心外です。応答することと伝達することは別の事柄です。応答は「語りかけ」の一種であって、「語りかけ」には伝達の不確実性が前提とされている。それは分かっています。
2010-04-03 21:20:00@NaokiTakahashi そもそも応答責任から逃れることが可能なのでしょうか?白人と自己確定する人々が、過去の植民地主義や奴隷制への応答義務から逃れられないように、応答責任というのは自己確定と密接不可分なものではないか、と私は考えます。
2010-04-03 21:24:49@NaokiTakahashi 高橋さんは「オタクという階級」を作るべきだと書いていましたが、自分たちをオタクであると画定することは、自分たちをオタクであるとみなし、語りかけてくる人々への応答によってのみ果たされるのではないでしょうか。
2010-04-03 21:28:06@NaokiTakahashi この応答責任を果たさない限り、法的責任というものもありえません。エロゲ屋の道義的・法的責任といっても、「エロゲ屋」という集団を画定する契機になるのは他者からの呼びかけであり、それを受けて自己画定することで、初めて個人がエロゲ屋になるのですから。
2010-04-03 21:33:21@NaokiTakahashi 高橋さんの矛盾は、一方では「オタク」「エロゲ屋」のような集団の存在を前提にしながら(それがヘゲモニー的なものであることは理解されているようですが)、その一方で集団の一員として自己画定する契機となる他者の呼びかけを排除しようとするところではないかと。
2010-04-03 21:35:56「今ここにいる自分」は誰かを排除することでしか成り立たない以上(Aは非Aの否定でしかない)、Aは非Aを無視できないし、逆に同じAを共有している以上「応答すること」は可能だと思っています(それが応答内容の伝達まで願意しているわけではない)。
2010-04-03 23:55:29@tukinoha 応答責任ってのが何かずいぶん前からバズってるようなんですが、それが譲歩の余地を残す責任ということでないのなら、なんの意味があるんですか? そもそも一切の譲歩の必要がない、という前提でなら話を聞けますが、それほんとに「聞いてるだけ」になっちゃいますからねえ。
2010-04-04 00:05:08お役所的に誰かの抗議を聞き流す仕事、みたいのをどこかの部署で作るのは、それはまあ可能なんでしょうけど、それ多分余計に人を傷つけるだけな対応だよなあ、と俺には思えるんですね。「応答責任」とやらがどの程度意味のあるものなのか俺にはどうもわかりません。
2010-04-04 00:05:56@tukinoha 僕らが自分たちをオタクであると自認していればそれで十分じゃないかなあ<階級としての「オタク」<なんで外側にこびなきゃいけないのかが分からない。
2010-04-04 00:08:30「極力、お互いに不幸なだけの対話をやらない方向で処理する」「木で鼻をくくったような事務的な対応でお帰り願う」「対話した上でガチで全否定する」どれが一番人を傷つけない方法なんだろなあとか。
2010-04-04 00:12:21@NaokiTakahashi なんでこんなに話がすれ違うのかと考えさせられたのですが、私と高橋さんとでは力点の置き場所がずれてるのだと思います。高橋さんのいう責任論よりも、ひとつ前の段階について私は書いているわけです。
2010-04-04 00:13:14@NaokiTakahashi 「人を傷つけたくないんだ!」なんて言葉は自分が傷つきたくないナルシスト野郎の言うことだと思いますけどね、私は。「まだ」誰も傷つけてないんだ、と。
2010-04-04 00:15:23俺は何も、幼い娘を持ったお母さんの、もしかしたら本当に必死なのであろう叫びを、正面からぶっつぶしたいわけじゃないんですよ。でもそれが必要ならやりますよ。
2010-04-04 00:16:08論理的にかたっぱしから全否定して、がっちがちにこき下ろして、泣くとこまで追い込んで、それがつまり議論であり対話ってことなんですが、誰が幸せになるんですか?
2010-04-04 00:16:59@tukinoha 俺は別に平気ですけどね、自分の言葉で誰を傷つけようが。でも、明らかに無駄だと思う「対話」(というより言葉の闘争)は、避けたほうがいいと思うんですけどねえ。
2010-04-04 00:19:58どうやったって対立する、対話すれば闘争的にしかならない人々も、同じ社会の中に組み込んでいかなきゃならんわけじゃないですか。自由社会ってのは。とりあえず互いを侵害しない距離でやりすごしていければそれでいいはずで、対話=闘争の必要はないのでは。
2010-04-04 00:22:30@NaokiTakahashi それこそ矛盾しているでしょう。自分の言葉で誰かを傷つけるのはいいけど、誰かが抗議してきたら「対話は無駄だからやめよう」ということになってしまう。高橋氏の従来の立場からも逸脱しているように思えます。
2010-04-04 00:22:37@NaokiTakahashi すでに傷つけられているから相手が抗議してくるのに、「傷つけたくないから応答しません」というのは筋が通らないでしょう、という話です。
2010-04-04 00:26:39@tukinoha 「そもそも応答の責任はない」「こちらはデッドライン上にいるので譲歩するつもりがそもそもない」「貴方を傷つけても僕に得はない」「だから議論はしない」 どれも、相手の了承を必要としない論理です。
2010-04-04 00:31:36その辺の主婦的な感情論(あえてこういう書き方をするけど)を、(たとえば俺より頭のいい人たちが)議論で全力で論破して、ぐうの音でなくなるまでやり込める。そいつが傷つく。世間の目は同情する。勢い憎まれる。得になりませんね。普通はやりたがらないでしょう。
2010-04-04 00:33:23傷ついて泣いて同情を買うことが出来る人たちが、感情を武器に「応答」を要求してきたとき、できるのはスルーすることだけですよ。そんな無理ゲーに乗った段階で負けです。
2010-04-04 00:35:33