ロリカ・セグメンタータの理系的視点による考察と改良案

オーパーツ的な、現代化学に基づく妄想。
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補助軍兵A @Auxilia_A

どれだけ腐り易かろうともッ! 好きでッ! 俺はッ! セグメンタータでッ! ロリカなんだよおおおおおおおおおッ!

2011-04-18 22:39:41
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補助軍兵A @Auxilia_A

@centurio_P ……塗装すれば長持ちすると思うんですけどね……。例えば某ドの人みたいに黒塗りにするとか。……一番いいのは漆なんですけどね、ヨーロッパではないみたいですし。この手の高分子塗装、あの時代なかったんでしょうかね……。

2011-04-18 22:50:58
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補助軍兵A @Auxilia_A

@centurio_P 当時知られている技術と材料ではどうにもならなかったということですかね……。結構機能的な構造なのに。勿体ない。

2011-04-18 23:17:25
補助軍兵A @Auxilia_A

風呂入っている間、ロリカ・セグメンタータについて考えてみた。……ロリとか言ったやつ、水張ったバケツ持って六時間立ってろ! (ドッカーン

2011-04-18 23:18:50
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補助軍兵A @Auxilia_A

@centurio_P あれー? おかしいな、もう一度聞いてみます……。解説は書き直しつつ続けますけどね! これは化学系の意地です! (ドッカーン)

2011-04-18 23:24:21
補助軍兵A @Auxilia_A

あれが腐りやすいのはパーツを紐で繋いでおり、そこに汗が染み込んで錆びていく……とPは仰っていた。が、確かにそれは主な原因だが、それ以上に大きな問題を抱えている。それは、「二種類の金属が接触していると、錆びやすい金属がどんどん錆びる」だ!

2011-04-18 23:25:12
補助軍兵A @Auxilia_A

鉄板に真鍮の鋲打ちしていたのは間違いない。……これ、結構やばい。真鍮の主成分は銅だが、鉄と銅を比較すると、鉄の方が錆びやすい。イオン化傾向というやつだ。高校で化学を習った人なら、一度は聞いたことがあるはず。「まああてにすな、ひどすぎるしゃっきん」ってやつ。

2011-04-18 23:26:16
補助軍兵A @Auxilia_A

そしてPの解説をよく聞いていなかった俺は反省しろ! このバカチンが! (ドガガガガガガ)

2011-04-18 23:27:42
補助軍兵A @Auxilia_A

これ、鋲打ちした周囲から錆びていくという意味だ。……防御する本体の方が腐るとかシャレにならん。鋲の方が腐ってくれたらまだ手入れは楽だが、鉄より錆びやすい代物となると、当時手に入るものは亜鉛。アルミは大量の電気がいるから、雷が都合よく落ちてくれない限りは手に入らない。

2011-04-18 23:29:36
補助軍兵A @Auxilia_A

さて、ここで改良案である。ロリカ・セグメンタータの弱点はズバリ、この金属の接触だ。紐……は、適当に洗浄するか取り換えるかして貰うとして、ここでは触れないことにする。

2011-04-18 23:32:21
補助軍兵A @Auxilia_A

①そもそも汗や酸素と接触させない。②錆びにくい金属で覆う。③錆びやすい金属で覆う。④とかく錆びやすい金属を電気的に接合し続ける。 まあ、これくらいが出てくるかな?

2011-04-18 23:34:43
補助軍兵A @Auxilia_A

①のアイディアは日本だと結構メジャー。そう、漆塗りだ。漆という塗装の元となるのは、不飽和の炭素鎖を持つ有機物……そうだな、大雑把に言えば炭素や水素でできた、鎖の最小単位である輪っかみたいなものが含まれている。これが反応してプラスチック状になり、固まる。

2011-04-18 23:38:23
補助軍兵A @Auxilia_A

これによって、金属表面に汗や酸素を接触させないようにする。今でも車のワックスやらなにやらで使っているのは同じ概念だ。まあ、目的がなんなのか、どのような性質なのかまでは共通してはいないだろうが。

2011-04-18 23:40:14
補助軍兵A @Auxilia_A

②。これも知られている。所謂金メッキと同じ思考回路だ。本体よりも錆びにくい金属で覆えば、本体は腐らないという発想。確かにその通りなのだが……弱点がある。これ、明らかに防具向きのアイディアじゃない!

2011-04-18 23:41:56
補助軍兵A @Auxilia_A

何故か。防具とは傷つくためにあるような道具だ。メッキした部分だけ傷つくならともかく、それを突破して本体の金属がむき出しになった時……悲劇は始まる。そう、酸素と出会うと酸化反応が始まる。そして、「二種類の金属が接触していると……」により、本体の金属の腐食が加速するのだ!

2011-04-18 23:44:32
補助軍兵A @Auxilia_A

よって、②の案は少なくとも武器や防具には使えない。

2011-04-18 23:44:58
補助軍兵A @Auxilia_A

③。これは化学専門をよく知っていない限り、理系の人でもあんまり思いつかない。というか、俺は最初に聞いた時、「ハア? 無意味じゃん!」とか思った。実は意外とそうでもない。まずもって使う金属の選定さえ間違えなければ、ここまで紹介してきたものよりも長持ちするのだ。

2011-04-18 23:47:32
補助軍兵A @Auxilia_A

錆びやすい金属に選ぶのは、酸化膜を作って内部に酸化を進行させないもの。これで多少は持つ。そもそも、保護のための金属メッキなのだから強度は必要ない。そして、このタイプのメッキは傷ついたときに真価を発揮する。

2011-04-18 23:49:11
補助軍兵A @Auxilia_A

傷ついて、保護すべき金属が露出したとする。酸化反応が始まり、そして「二種類の金属……」で錆びて行くのだが。ここれ錆びるのは保護膜の方。本体に代わってどんどん朽ちていくことで守るのだ。例えば屋外のバカでかい送電線の鉄塔は本体が鉄で亜鉛がメッキされている。

2011-04-18 23:52:55
黒木 @MS06Fz

@Auxilia_A トタンとブリキの違いですね 

2011-04-18 23:54:23
補助軍兵A @Auxilia_A

④は③の発展系。最初から錆びやすい条件にした錆びやすい金属を錆びては困る金属に電気的に接続し、これによって本体の代わりに錆びて朽ちてもらう。この方法が用いられているのは原油の輸送パイプ。鉄のパイプの保護のため、導線で繋がれた亜鉛の板が埋められているのだ。

2011-04-18 23:55:22
補助軍兵A @Auxilia_A

@MS06Fz まったくもってその通りです! あなたには今後堂々と作品を批評する権利を差し上げます!

2011-04-18 23:56:21