小説「ビブリアファイト部」のデマをSF作家が流しているのではと思っている人に向けて実際には何が書かれているか読んだ人専用ただの資料

ビブリアファイト部に対するデマをSF作家が流しているのではないかと思っている人に対して、小説に実際何が書かれていたのか読んだ人に対してただ資料を提供しているだけです。勝敗の結果などというネタバレを極力排除はしていますが、読んだ人だけ見てください。 最後のツイートで誰かを批判する意図はないただの資料であると書いたので、ただの資料です。
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いちのせやよい @iciinoseyayoi

またビブリアファイトでは質問が発表者に限られ質問内容は自由です。ビブリオバトルでは質問内容に制限がありますが質問者は誰でも構いません。

2018-08-10 10:55:16
いちのせやよい @iciinoseyayoi

誰でも気軽に参加してと呼びかけてるビブリオバトルでは他人の揚げ足を取るような意地悪な質問が許されないので、ビブリアファイト部と質問傾向が大きく異なり、小説での描かれ方も違います。

2018-08-10 10:55:28

山本弘 BISビブリオバトル部  

P128 
俺としては、これは効果的な攻撃だと思った。小説の内容について確認しているだけで、発表者の揚げ足を取っているわけじゃない。しかし、「子供には刺激の強い話ですね」とかいった解答を引き出せたら、いくらかでもマイナスイメージになるはずだ。

P146
質疑応答の時間。おれはちょっと意地悪な質問をしてみた。
発表の揚げ足を取るような質問は、ルールで禁止されている。しかしこれは、発表を聴いて感じた疑問について説明を求めているだけなので、ルールには抵触しないと思う。

P218 
発表の揚げ足を取ったり、本の内容を批判したりしてはいけないというのがビブリオバトルのルールだ。だから俺もストレートに本の悪口は言わない。ただ、遠回しに自分の意見をぶつけているだけだ

P155
「今の発表の中に気になった点があったもので、指摘させてほしい」
「最初に平成初の「仮面ライダー」シリーズと言ったよね?」
「しかし、「仮面ライダーBLACK RX」は昭和六三年一〇月に放送開始されて、番組の途中で平成を迎えてる」
「テレビではないが、オリジナルビデオの「真・仮面ライダー序章」、劇場映画の「仮面ライダーZO」「仮面ライダーJ」も、平成に入ってからの作品だ。「クウガ」は平成の時代に放映開始された初のテレビ版「仮面ライダー」ではあるが、正確には平成初の「仮面ライダー」ではない」
「東映が公式に平成ライダーという名称を使ってるんで、若い世代の中にはそういう誤解をする人もいるのかもしれんが、歴史は正しく認識しておいてほしい」

P295
「筒井先生の作品は、他にどんなものをお読みですか?」
これはビブリオバトルの定番の質問だ。発表者がその作家のことをよく知らずに推薦している場合があるからだ。

P150
「○○さんの他の作品はお読みですか?」という質問が出るのが定番だ。本当にその作品に惚れこんだのなら、同じ作者の他の作品も読んでみようと思うのが当然だからだ。つまり発表者がその本をどのくらい好きなのか計る質問なのだ。だから、発表者がその小説しか読んでいないと知ると、この人の愛はその程度なのかとがっかりしてしまう。

P238
ツッコみたくてたまらないんですが、今は質疑応答の時間ではありません。蟹江の発表を黙って聞くしかないんです。それに質疑応答でも、発表者の揚げ足を取るような質問は禁止です。間違いをストレートに指摘することはできません。
さて、どうしたもんでしょうか?

P239
「H・G・ウェルズっていつ頃の人なんでしょう? 生年と没年を教えていただけますか?」
なんだ!? 何を考えてそんな質問をする?
H・G・ウェルズという作家の名ぐらい、俺だって知ってる。それぐらい有名人物なのだ。さすがに読んだことはないし、生没年も知らないが、SF雑誌の創刊年や作品の発表年などのデータを山ほど記憶している伏木が、ウェルズの生没年を知らないなんてありえない。

P202
ぎりぎりルール違反じゃない。
それが悔しいし、腹立たしい――ルール違反だと非難できないことが。

いちのせやよい @iciinoseyayoi

発表内容の揚げ足を取ってはいけないとか自分が好きな本について発表しなくてはいけないというルールが定められているビブリオバトルでは、いかに相手が好きでもない本の発表をしているのかとその程度なのかと聴講者に印象づけるため小説でこのような知的なバトルがくり広げられます。

2018-08-10 10:56:22

山本弘 BISビブリオバトル部

P144
「こいつにはメリットがある。県内ナンバーワンの我がBB部に勝てば評判になる。そう考えているはずだ。不正をすることにメリットがあるなら、不正をする可能性がある――その前提で対応すべきだろう」
「向こうの社会学研は九人」明日香先輩が考え込む。「蟹江自身は自分の本に投票できないし、たぶん哲秋くんも潔癖だから、そういう工作に関わるとは思えない。でも、他の七人の会員は蟹江に心酔しているみたいだし、裏工作を持ちかけられたら断れないかも……」
「社会学研以外の人間は?」
「さあ? でも、そんな不正、信頼できる口の堅い人間にしか持ちかけられないんじゃない? あまりサクラが多いと、どこから話が漏れる危険も生じるし。七人ぐらいが上限じゃないかな」
「よし、サクラの数は七人としよう」部長は俺に不適な笑みを投げかけた。「どうだ、武人? 初心者相手にちょうどいいハンデだと思わないか?」
俺は考え込んだ。最初から相手に七票が入っているという条件で、バトルに挑まなくてはならない……。
「……確かに、燃えるシチュエーションではありますね」
「だろ?」
「でも、油断してたら容易にひっくり返される数でもあります。
「だから油断はしない。こっちは全力でぶつかって、勝ちに行く。不正もしない。アンフェアな手で勝ったって意味がないからだ」

P153
「――あと発表の順番の決め方ですね」
「順番?」蟹江は困惑した。「当日、くじびきで決めることになっていたはずでは?」
「ええ。ただ、それではわずかながら不公平になる可能性があるのでは……という指摘が一部にありまして」
「というと?」
「ご存知かもしれませんが、ビブリオバトルは後の方が有利になるという説があります。後の発表の方が、強く印象に残りますから。たとえば、くじびきの結果、偶然、BISの三人が前の方に、あなたがたが後のほうになることもありうる……」
俺は俯いた。思わず口許がほころびそうになったのを、悟られないためだ。
部長は嘘をついていない。初心者が〝ビブリオバトルは後の方が有利〟と考えがちなのは事実だ。ただし、その考えは間違っている。データによれば、発表の順番による有利不利はほとんどないとされている。
蟹江がその説を知っていたかどうかはわからない。しかし、部長が口にしたことで、きっと信じたはずだ。
―略―
俺は内心ほっとしていた。これでこの交渉の最大の難関を乗り切った。
蟹江の発表そのものには干渉できない。しかし、せめて、発表の順序をコントロールしたい。それで思いついたのがこの計略だ。ぎりぎり、不正ではないと思う。発表の順序を決める方法について、公式ルールに規定はないからだ。今の部長の言葉に誘導されて、奴は必ず、トリを狙ってくるはずだ。こっちはたとえじゃんけんに勝っても、先攻を選択する予定だ。
すなわち、今この瞬間、蟹江が六人の発表者の最後になることが決定したわけである。これで少しは対策が立てやすくなる。

P187
蟹江は逆に困惑していた。特にBISの生徒が多いのが理解出来ないようだ。
「そりゃあ、たっぷり宣伝させていただきましたから」弐久寿が明るく言う。
「宣伝?」
「メルマガです。普段は二週に一回ぐらいの発行ペースなんですけど、今週は、特別に二回ほど号外、出したんですよね。今日の双子沢高校とのビブリオバトルの告知」
得意げにスマホの画面をかざす。
「いやー、文面に苦労したんですよ。〈白熱の展開が予想されます〉とか、〈チャンプ本の栄冠はどの本に?〉とか、〈ふるってご参加ください〉とか、そういう感じでまとめたんですけどね。だって〈BISビブリオバトル部を応援しよう〉とかかけないでしょ?一方だけ応援したらアンフェアになっちゃうから。あくまで公正に報じないと」
弐久寿は〝公正に〟という部分に力をこめる。もちろん、蟹江に対する皮肉である。しかし、記事の文面に、露骨にBB部への応援を呼びかけるくだりがないのは事実だ。そんなことをしたら、後で「不正が行われた!」と難癖をつけられかねない。
会場を埋め尽くす参加者、その中に混じっている二〇人以上のBISの生徒。参加者を増やすため、メルマガ部に協力を求めたのは正解だったようだ。

いちのせやよい @iciinoseyayoi

このように好きな本を紹介するだけ気軽に出来るという餌で参加した初心者に対してプレゼン以外においても知的なバトルがくり広げられるビブリオバトルに比べると、プレゼンの評価で勝敗が決まるというビブリアファイトは知的でも不作法でもありませんので「完全にビブリオバトル」ではありません。

2018-08-10 10:57:45
いちのせやよい @iciinoseyayoi

ここまで、小説を読んだ人なら簡単に誰でも理解できるデマ3点「勝敗情報」「よりゲーム性を高め、よりスピーディに――という競技という主張」「ルールが最終的にビブリオバトルと一緒になった」について説明してきました。

2018-08-10 10:58:34
いちのせやよい @iciinoseyayoi

ここから先は「ビブリアファイト部」に対する批判を上から順に見ていきたいと思いますが、細かい話になり、参考とする資料、また他作品のネタバレも含まれるようになるので暇な方はお付き合い下さい。

2018-08-10 10:59:00

山本弘
 ビブリオバトルでは、発表参加者はそれぞれ自分の選んだ本を持ち寄ってプレゼンし、参加者全員の投票によって、どの本が最も読みたくなったかを決定します。それに対してビブリアファイトでは、二人の対戦者が同じ本を選んでプレゼンし、少数の判定員が「読みたい」と思った方が勝ちです。
 ……ちょっと待って。同じ本をプレゼンするんですか?
 それって本の内容じゃなく、プレゼンのテクニックの優劣を競ってるだけじゃないんですか?

いちのせやよい @iciinoseyayoi

「プレゼンのテクニックの優劣を競ってるだけじゃないんですか?」とご批判されていますが、「そのとおりですよ、何が問題なのですか」とお答えするしかありません。「ビブリアファイト部」をお読みになっておられないんでしょうか。小説冒頭に「プレゼンの優劣を競う競技です」と書かれていますから。

2018-08-10 10:59:29

ビブリア古書堂の事件手帳スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌

P12
「この『ビブリアファイト』は、事前に決められたお題の本について、先行後攻の順に紹介を行い、そのプレゼンの優劣を競う競技です。『なるほど!』『読みたい!』と多くに思わせた方が勝ち! 分かりやすいでしょう?

いちのせやよい @iciinoseyayoi

ビブリアファイトはプレゼンの優劣を競うとP12でルール説明してるのに、本の内容なんてルールで説明されてもいない他の競技の判定方法が持ち込まれたらそのほうがおかしいです。小説内に記述されているルールを示さずに勝手なルールを持ち込んで批判をするのはアンフェアだと思います。

2018-08-10 11:00:13

山本弘
 さらに、プレゼンする本は次のように決められます。

・先攻がまず対象の本を五冊チョイス。
・後攻がその中から一冊を選び、お題とする。

はい、誰でも見た瞬間、このルールの欠陥に気づきますよね? 先攻が後攻のプレイヤーの苦手なジャンルを知っていて、そのジャンルの本を五冊選んできたらどうするんですか?
 実際、作中でも、対戦相手の副会長はミステリ好きで、五冊ともミステリを選んできます。一方、響平とこぐちさんはどちらもミステリに詳しくありません。やむなく響平たちは、五冊の中で最も有名なコナン・ドイル『名探偵ホームズ(1)赤い文字の謎』(ポプラ社)を選ぶしかなくなります。

いちのせやよい @iciinoseyayoi

なるほど、確かにビブリアファイトのルールには欠陥がありますね。誰でも見た瞬間わかりますね。生徒会長の適当さとビブリアファイトのルールの適当さがきちんと描かれていますね。主人公達と対峙する、生徒会長とビブリアファイトの適当さを読者にツッコんでほしいという作者の意図がよくわかります。

2018-08-10 11:00:33
いちのせやよい @iciinoseyayoi

そして、その適当さ加減を利用することで主人公があまり読まないジャンルの本を読むという動機付けがされ、読んだことのないジャンルだからこそ、その名作に対して勝手に抱いていたイメージなどが切り口となり消化されていく流れはきちんと計算されていると思います。ビブリオバトルとは違う競技ですね

2018-08-10 11:01:32

山本弘
ところがここで重大な事実が判明。実は響平はそれまで『ホームズ』を読んだことが一度もなかったんです!
 これにはあきれました。ビブリオバトルでは、公式ルールで「発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる」と明記されています。自分が実際に読んで面白いと思った本をプレゼンするんです。当たり前ですよね?
 ところがビブリアファイトでは、自分で読んだことのない本でもプレゼンしなくちゃいけない場合があるんですよ。このへんでもう、「それは違うだろ!」と猛烈にツッコミたくなりました

いちのせやよい @iciinoseyayoi

「それは違うだろ!」と言われましても、競技が違うんですからそりゃ違うでしょ。生徒会長が創ったビブリアファイトのルールがビブリオバトルと違って何が問題なのでしょうか?ルールに書かれていることをする。当たり前です。そのルールを提示しないのはアンフェアです。

2018-08-10 11:01:55
いちのせやよい @iciinoseyayoi

それに、ビブリオバトルは公式には書かれていない極めて高いハードルが隠されています。気軽に読んで面白いと思った本なんか持ってきちゃうと、いかにその本を読んでいないか、好きでないかを勝手に推測された挙句実際にあった話だとビブリオバトル小説に晒されてしまいます。

2018-08-10 11:02:39

山本弘 BISビブリオバトル部

P134
『ONE PIECE』を紹介した男子学生が、それまでのどの発表よりも、輪をかけてひどかったのだ。
ビブリオバトルでマンガを紹介してはいけないわけじゃない。確かに、全国高等学校ビブリオバトルのような大きな大会や、学校で行なわれるビブリオバトルなどでは、マンガや雑誌は付加というローカルルールを設けているところはよくある。しかし、この大学ではそんな縛りは設けていないようだった。だが、ビブリオバトルというのは、お互いに知らない本を紹介し合うのが目的のひとつだ。どうしてそんな、現代の若者なら全員が知ってるはずの大ベストセラーを選ぶ?

P154
俺は反発を覚えていた。二人とも自分で見つけた本じゃなく、寿美歌さんから薦められた本を紹介してるだけ。

P209
「君はボクと同じく、本格ミステリが好きなはずだが」
「はい」
「なぜ今回、そんな変化球選んだ?」
「それは純粋に勝ちたかったからです」小熊くんは即答しました。「寿美歌さんも本格ミステリを出してくることは予想していました。似たような傾向の本を出したら、票が割れて不利になると」
なるほど、合理的な判断です。

P139
「もちろん。だから蟹江が出してくるであろう本や、奴の主張に、直接ぶつけるようなことはしない。だから、政治関係の本は一切禁止だ。そのうえで、あいつのスタンスを叩く」
「……矛盾した命題ですね」
「頭の体操になるだろう?」
にやりと笑う部長。まったく、この人ときたら、どこまで本気なんだか。
「実は安田浩一さんの本を使おうと思ってたんですが……」
「やめておけ。それこそ真正面からぶつかるだろ」
「じゃあ、今から練り直します」
「私も」と明日香先輩。「違う本にしてみようと思う」
「そうしてくれ」

P131
なぜその本を選んだのか。聴いてみると、「前にテレビでやった映画を観て」とか「本屋さんに行ったら真っ先に目について」とか「たまたま図書館にあって」とかといった安直な理由が多い。

「ほら、『さよなら絶望先生』であったろ」と部長。「普段、本を読まない人間が、病気で人が死ぬだけの小説を読んで、〝こんなに悲しい物語は読んだことないわ!〟って泣いちまうネタが」
「ああ、あったあった!」と弐久寿。「『絶望先生』って感心するよね。ちょくちょく、この世の真理、鋭く突いてくる」
「まさにあれだよ。あまり本を読まない人間が、たまたま、そんなたいしたことのない内容の本を読んで深く感動してしまうことがよくある。

いちのせやよい @iciinoseyayoi

自分が好きになった本が、他人に薦められたり書店や図書館でたまたま目に入った本であることの何がいけないのかさっぱり理解できませんが、どちらのルールもそれなりに一長一短あったりするんじゃないですか。それは人それぞれの好みの問題なので「それは違う」とは私には判断出来ません。

2018-08-10 11:03:16
いちのせやよい @iciinoseyayoi

書店の目につくところに本を置いた人も、図書館でそれを購入しようと決めた人も、映像化しようと思った人も、誰かに自分の本をおすすめする人も、その本を面白いと思ったからこその行為であると思うのですが、なぜそういう行為を通して本に出会い好きになることが批判されるのか理解が出来ません

2018-08-10 11:03:57
いちのせやよい @iciinoseyayoi

ビブリオバトルはプレゼン前の選書の段階からこれほどまでに知的な策略を張り巡らせ、相手の選書をいかに評するかという知的なバトルなのかもしれませんが、そういうビブリオバトルとビブリアファイトを比べてどっちがどうというのは個人の嗜好ではないでしょうか。

2018-08-10 11:04:19
いちのせやよい @iciinoseyayoi

気軽に自分の好きな本を紹介するだけだよと誘っておいて、他人の発表を「絶望先生」の台詞を持ち出してその人の選書を貶めて楽しむのも個人の自由ですので、それが正しいのかは判断できませんが、ビブリオバトルとビブリアファイトの選書のルールどちらが「それは違う」のかは人それぞれだと思います。

2018-08-10 11:06:09

山本弘
しかし二人は、ビブリア古書堂の栞子さんから『ホームズ』についてのレクチャーを受け、さらにこぐちさんが原稿を書き、それを響平が読み上げるという形で勝負に挑み、勝ってしまいます。というのも響平は、自分の小説の朗読を動画投稿サイトに投稿しており、朗読に慣れていたからです。

やっぱりプレゼンのテクニックで勝ってるんじゃん!

そもそも栞子さんに協力を仰ぐというだけで、十分すぎるほどアンフェアだと思うんですが(笑)、他の人が用意した原稿を読み上げるというのがすっきりしません。

いちのせやよい @iciinoseyayoi

「やっぱりプレゼンのテクニックで勝ってるじゃん!」と言われましても、プレゼンの優劣で競う競技なんですから当たり前ですね。どこに問題があるのでしょうか。小説内にその記述がされているのにそれを示さないのはアンフェアです。

2018-08-10 11:06:50