とり・みき氏の吹替声優論 そして 「声優の起源=活動写真弁士」説への片岡一郎氏のコメント
- kokada_jnet
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本当その通りですね。ベテランの思いも、若手の思いも理解してるとり先生には、また吹替本だして欲しいです(吹替王も大事典も持ってます) RT @videobird: @teriri ベテランでも今も現役の方ほどそのへんはフレシキブルですね。プライドもあるけど現状や若手への理解もある。
2010-04-03 23:22:53@videobird 初めまして。フォローさせていただいています。声優界への含蓄あるツイートだけでなく、著作の数々でも楽しませていただいています。
2010-04-03 23:32:35無声映画の活弁士が間に入りませんか? QT @videobird その流れで捉えたほうがわかりやすい声優さんも多くいらっしゃいますね。元々ラジオ劇から発したものですし、// RT@teriri 僕は義太夫とか講談や落語を先に聞いてるから、その延長線上に思ってます>声優
2010-04-03 23:18:39間というよりラジオの前ですね。活弁士の熊岡天堂と徳川無声こそ声優のルーツとする見方もありますね。RT @K_S_at_echigo 無声映画の活弁士が間に入りませんか? QT @videobird 元々ラジオ劇から発したものですし
2010-04-03 23:50:48あ、間というのは「落語・講談・義太夫」と「ラジオ劇」の間ですね。失敬。それならわかります。その通りです。RT @K_S_at_echigo 無声映画の活弁士が間に入りませんか? QT @videobird 元々ラジオ劇から発したものですし
2010-04-03 23:58:14生放送の吹替のいちばん初期も、どちらかというと活弁士に近いものだったようです。2人で全員の声を担当したり。いまの同時通訳みたいな感じ。
2010-04-04 00:04:54はじめまして。平成も20年を越えたというのに活動写真弁士の世界に入った者です(まだ見習いですが)。ついつい失礼を省みず反応してしまいました。「クルクルくりん」読んでました! RT @videobird: 間というよりラジオの前ですね。活弁士の熊岡天堂と徳川無声こそ声優のルーツとす
2010-04-04 00:00:55@hiroshimaya 旧作読んでいただいてありがとうございます。無声映画のフィルム自体はずっと残っていくので活弁の伝統もしっかり残していっていただければ、と思います。すばらしいです。
2010-04-04 00:11:27活弁士、自らそう名乗ってらっしゃる方もいるので慣例で使いましたが、正しくは活動写真弁士というべきなのですね。そういうことをすぐ教えてもらえるのもtwitterのよいところ。多謝。
2010-04-04 00:24:14@videobird 活弁という言葉が一般的に流通しているので活弁士という呼称もありだとは思いますが。ワタクシはまだまだ見習い中の身でして、単純に兄弟子の真似をしていっているだけなのです^^;
2010-04-04 00:38:24『吹替映画大事典』(三一書房)読んだ時、とにかく「嬉しい」本だと思いました。今回も真摯に対応いただき、本当にありがとうございました。 RT @videobird: RT @masashiobara: 韓ドラ『アイリス』地上波放送のボイスキャストが決定。
2010-04-04 01:23:42@nenbutsunomatsu ありがとうございます。『大事典』は今から見れば誤謬や調査不足も多く冷汗ものなのですが、吹替サイトも類似本もなかった当時は多くの方に支持していただきました。『アイリス』不安ではありますが『冬ソナ』もあの2人で成功しましたからね。
2010-04-04 01:49:33昨日の @videobird のつぶやきに対して本業の意見を言い給えと、何人かの方が仰っておりますので何ほどか思った事をつらつらと語ってみませう。にしてもこっちが昼酒飲んで寝こけている時に限って意見求められるというのもアレで御座んすね。
2010-04-04 10:26:55えっとですね、まずとり先生が挙げられた徳川夢声と熊岡天堂の名前がどうして声優のルーツとして挙がるのか私には皆目分かりません。特に熊岡先生は弁士失業後は声の仕事をしていないと思うのです。当時は大変売れた方ですが、今日名前が出てくるのがチト不思議ではあります。
2010-04-04 10:30:21ただ夢声先生に関しては『鉄扇公主』という中国アニメの吹き替えにも参加してますから、声優と言えなくも無い。この他にも山野一郎先生も参加されております。また初期ラジオ放送において映画物語と題した番組があり、弁士が多数出演もしています。その意味では声優と被る部分は多い。
2010-04-04 10:34:27ただですね、弁士と声優では成り立ちが根本的に違うのです。弁士は落語や講談、義太夫等の日本の先行芸能を映画興行が取り込んで生まれた芸と考えるべきです。しかし声優はどちらかというと新劇の流れだと思います。声で演技するといっても方法論は全く異なります。
2010-04-04 10:38:571人で何役もこなすのを弁士的というのであれば「まんが日本昔話」は弁士的な番組といえますが、私の知る限りあの番組においての市原さん、常田さんの存在を弁士として認識している方を見た事がない。それはお二人が俳優であるという事に起因するのではないかと思われます。
2010-04-04 10:42:32以前、クロアチアのテレビでナレーターが1人で全ての役を演じている吹き替え映画を見た事があります。ただこれも弁士とは違う気がします。そこにパフォーマーとしての個性は見出せませんでした。
2010-04-04 10:44:47なので声優は新劇的俳優の流れで考えるべきだし、弁士は日本的芸能の流れで考えるべきだと個人的には思います。もちろん、声優という存在が世界的にも類を見ないほどに発達しているのは日本的な語り物文化の影響をなしとはしませんが。
2010-04-04 10:48:01ちなみに声優と弁士の演じ方の違いは、簡単に言うと声優は役になりきる演技、弁士はなりきらずに外から俯瞰した演技、という事だと思います。現に声優の稽古では「心で演じろ」と金科玉条の如く言われる訳です。
2010-04-04 10:50:57個人的には弁士から派生した芸種としては漫談と司会が挙げられると思います。これらの職業の基礎は弁士が作り上げたものでしょう。現在は弁士の手を完全に離れてしまった感がありますが。
2010-04-04 10:53:43とまあ、声優と弁士に関する見解は以上でゴザイマス。別にとり先生にいちゃもん付けたい訳ではありませんです。最後に豆知識、初代快楽亭ブラックは噺家が上手くいかなくなったあと、弁士をやったりしてたんですよ。
2010-04-04 11:00:44