『ゲンロン8』座談会への指摘・返答表、への反応

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まとめ 「ゲンロン8を読んでみた」関連(学問、批評、他) このまとめはhamatsuさんの「ゲンロン8を読んでみた」へのコメントを集めてみました。 どちらの言い分もわかる、位の温度感の人多めです。 ーーーーーーーーーーー twitterやはてブでゲンロン8周りがだいぶん盛り上がっているなと思いました。 hamatsuさんも参加した電ファミの17年末座談会は面白く読んだし、ゲンロン8も面白く読みました。 電ファミの人たちはゲームを作る作り手の目線でゲームを語ってくれていて面白いし、ゲンロンの人たちはゲームを作る職人さんとは違う目線でゲームを切り取ってくれるので楽しいです。 hamatsuさんがなんかゲンロン8の座談会をめちゃくちゃ批判しているな、と思ったのでどういうことなんだろうと色々twitterを見て見ました。 twitterを見て見て、 ・ゲンロン.. 24740 pv 17 17 users 97

ゲンロン編集部@『ゲンロン15』&『革命と住宅』&『訂正可能性の哲学』発売中! @genronedit

『ゲンロン8』掲載の共同討議に対して、「電ファミニコゲーマー」編集部さまからお送りいただいたご指摘事項、およびそれに対する返答を公開いたしました。 → 『ゲンロン8』共同討議へのご指摘に対する返答 genron-tomonokai.com/genron8sp/hent…

2018-09-21 17:21:30
リンク ゲンロン友の会 『ゲンロン8』共同討議へのご指摘に対する返答 – ゲンロン友の会 ゲンロン友の会 55 users 95


松下哲也 @pinetree1981

『ゲンロン8』の「事実誤認」(あえて付けてるカギカッコのニュアンスは汲んでね)の話題について僕は部外者の中ではもっとも詳しい人間だと言っていいと思うのだけど、やっぱりゲーム専門メディアがこの程度の、指摘になってない指摘しかできないのはたいへん残念に思う。 genron-tomonokai.com/genron8sp/hent…

2018-09-21 19:30:50
松下哲也 @pinetree1981

俺6月のゲンロンカフェのイベントで「誰か『ビデオゲーム通史』を作ればいいじゃないか」と言いましたけど、この表を見てその考えが確信に変わりました。ところで、本当は「炎上」がなければ延々と90年代のマシニマやMODの話をし続けるつもりでした。その辺の歴史はなんらかの形で活字にしておきたい。

2018-09-21 19:39:34
松下哲也 @pinetree1981

あと、明らかに資(史)料を踏まえていない指摘が多い。 twitter.com/instovdr/statu…

2018-09-21 19:47:33
stein@2日目セ23b @instovdr

ていうかこれ事実誤認じゃなくてほとんど言葉尻の指摘ばっかじゃん!!!

2018-09-21 19:43:39
松下哲也 @pinetree1981

俺、一応『ゲンロン8』は資料を参照できるだけ参照して、誌面を鉛筆で真っ黒にしてからイベントに出ましたからね。問題がないことはその時に確認している。

2018-09-21 19:52:33
松下哲也 @pinetree1981

『ゲンロン8』に対する「事実誤認」の指摘と返答の表は、文献購読というか、それ以前の、絶対にしてはいけないテクストの読み方の例として教科書に使いたいぐらい。

2018-09-21 20:28:11
松下哲也 @pinetree1981

なんかもう、どうでもいいから作家とか批評家とか人文系の研究者とかでオーバーウォッチのクラン作ろうぜ!

2018-09-21 22:38:15
松下哲也 @pinetree1981

場所はどこでもいいから、本来やるはずだったゲームと美術の話をとことんやりたい。

2018-09-22 00:43:40
rhythmsift @rhythmsift

TGS絡みで真面目な話。特に日本のビデオゲーム黎明期~ここ最近までの出来事に関しての研究では「アカデミックな使用にも耐えうる、信頼できるきちんとした記録・インタビュー」などが極端に少なく、そして関係者がそろそろお亡くなりになられる時期に入ってるのがかなりやばいと感じている。

2018-09-22 04:01:26
rhythmsift @rhythmsift

(続き)「アカデミックな使用にも耐えうる、信頼できるきちんとした記録・インタビュー」というのが重要で、例えばゲーム系商業メディアなどに掲載されている記事で「記事広告」要素を含むが故に脚色が入っていたり、あるいは「裏取り」ができていなかったり「政治的配慮」が入ってたりすることもある

2018-09-22 04:04:52
rhythmsift @rhythmsift

(続きの続き)「当事者の声」そのもの(これは結構最近出てきている)と同時に、それを裏付ける資料・史料がセットになってると「裏取り」はやりやすいのだけれど。あと、「後世に再検証できるような記録に残されている」というのもアカデミック的にはものすごく重要。

2018-09-22 04:12:59
rhythmsift @rhythmsift

(続き^3)あと「当事者の声」に関しては、特に歴史系の研究者は「当事者ひとりの記憶・証言があればそれは絶対的に正しいことだ」とは考えない。「記憶は、基本当事者にとって都合がいい」。「証言の裏取り」がとても重要で、この調査がきちんとできていないとまずいのだけれど…う~ん

2018-09-22 04:19:37
rhythmsift @rhythmsift

日本のビデオゲーム黎明期~ここ最近までの出来事に関しての研究、10年前くらいはいろいろ期待していたけれど、今となってはもう色々間に合わないかもなぁ(…けれど拾えるところは拾って欲しいな)と考えている。産業研究としても文化研究としてもものすごく美味しい分野のひとつではあるので。

2018-09-22 04:22:28
rhythmsift @rhythmsift

そう考えると、やはり「本格的に動くのが10年遅い」んだよなぁ…まぁ仕方ない。研究者の欲しがる資料・史料と、市井の人が「納得する話」はかなり違うし、また、存命中の当事者からすると「どうして自分の話したことが研究者にはとりあげられていないんだ」となりがち。

2018-09-22 04:28:09
松下哲也 @pinetree1981

歴史研究の観点から言うと、当事者や利害関係者が生きているのが一番の障害です。ビデオゲーム史研究が本格化するのは、普通に考えて、たとえばUltimaやスーパーマリオやゼビウスやDoomの著作権が切れた頃。

2018-09-22 04:38:37
松下哲也 @pinetree1981

なので、「当事者が生きている今のうちに資料アーカイブしないといけない」というのは、多分歴史を研究する人の考えにはないですね。アーカイブというのは常に政治的意図のもとになされるので、その妥当性自体が史料批判の対象になりますから。そんなに価値のあるものは多分作れないという諦めがある。

2018-09-22 04:51:30
rhythmsift @rhythmsift

@pinetree1981 自分が伺ってる話だと、いわゆる「一次資料」にあたるモノが大量に廃棄処分されてたり、個人レベルで保管してある制作メモなどが故人となると処分されてしまう(散逸する)のがヤバいとのことでした。アーカイヴの政治性は確かにありますね。なので今は基本「手当たり次第に数集める」しかないのですが…

2018-09-22 12:48:47
松下哲也 @pinetree1981

@rhythmsift 本来なら、利害関係のないコレクターや公共機関などの第三者に一次資料を無差別に収集してもらうのが一番ですね。しかし、現実には一次資料を最も活用できるのはメーカーであって、仮にメーカーがアーカイブを作ってしまうと広報マターにしかなりませんから、なんとも難しいところです。

2018-09-22 13:25:44
rhythmsift @rhythmsift

@pinetree1981 まぁメーカー・企業側は「お金になるもの」はきちんと保存してくれているという側面もあるので難しいところですわ>「広報資料」になってしまう問題。ついでに付け加えると、メーカー側が資料を保管するようにつとめ始めたのもここ最近で、それまでに倒産した会社も色々ありますからね…。

2018-09-22 13:29:44
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