- uchida_kawasaki
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@masanoatsuko ↑高梁川にはダムあるが多くが発電と工業用水に使われ、治水を河道に依存。氾濫原には人々が沢山住んでいる。 更に加えると、倉敷市真備町は人口2万強。より多くの人口がより下流の旧倉敷市に集中(40万人強)。そういう土地柄です。
2018-10-04 19:19:35そんな流域でどんな被害が出て、どんな治水計画があったのでしょうか。 pic.twitter.com/NMEwcfyeE7
2018-10-04 19:21:02気になって最初に訪れたのは上流部の河本ダムです。 治水機能も持っていますが、7月豪雨では但し書き操作に入りました。流入しただけ放流してよい操作。 つまり治水機能を果たしませんでした。 pic.twitter.com/Ysl6xpEHGD
2018-10-04 19:28:08@masanoatsuko ↑地元の方に1ヶ月分の地元紙をゴッソリ頂き、気づいたのですが、この上流部では、観測史上最大の雨量を記録していました。
2018-10-04 19:34:04@masanoatsuko ↑堤体の上から写真を撮っていて、ダム直下、真正面に人家が数軒見えました。放流の直撃を受けたりしなかったのでしょうか。尋ねてみることにしました。
2018-10-04 19:37:15これが但し書き操作をした岡山県営「河本ダム」の堤体から見えた数軒の家の前まで行ってダムを撮った写真です。 pic.twitter.com/gv7ygKaq73
2018-10-04 19:40:13@masanoatsuko ↑ダムで堰き止められている川に、左側から透き通った川が目の前で合流しています。 ダム直下に建つ工場は浸水なし。でもすぐ下の道路は水の勢いで削れていました。
2018-10-04 19:45:07幸いにもダム直下の数軒の家の前の道路には水はあがらず被害はなし。でもあと20センチぐらいでパラペット(コンクリの壁)を越えるぐらいまでヒタヒタだったそうです。 pic.twitter.com/7m2JbXq9MJ
2018-10-04 19:52:36まだ途中ですが、まとめて下さり、ありがとうございます。 高梁川小田川7月豪雨の教訓 twitter.com/ookumamasa/sta…
2018-10-05 06:18:21@masanoatsuko あなたのツイートをトゥギャりました。読んでいただけると幸いです。 togetter.com/li/1273251
2018-10-04 21:08:49@masanoatsuko この家の前の道路からストレートに下流へと続く道は土砂が崩れたのか、川が道路を削ったのか、わかりませんが、通行止めになっていました。河本ダム周辺に辿りつくには、豪雨から1ヶ月が過ぎても、やや回り道が必要な状態でした。
2018-10-05 07:53:37上流から中流、そして支流・成羽川を遡りました。 中国電力の発電ダム3つ。黒鳥ダムと田原ダムに比べ、その上の新成羽川ダムが圧倒的に大きい。放流すればそのまま2つのダムを通過。過去に田原ダム直下の集落がダム放流水害裁判を起こしました。 pic.twitter.com/HkLRFtb0ov
2018-10-05 08:07:40@masanoatsuko 今回もその集落(備中町 湯野郵便局の周辺)は甚大な浸水被害を受けて、周辺唯一の商店はもう店を閉めるのだと伺いました。ある御宅の軒先には昭和47年のダム放流水害の水位跡が記されていました。
2018-10-05 08:16:45@masanoatsuko この集落は支流・成羽川に注ぐ小さな支流沿いにあり。このような合流地点で起きる典型的な水害は、ダムのある川の水位が勢いよく上がり逆流してくること。 ここでは昭和47年の水害の後、ゲートとポンプをつけた。
2018-10-05 08:22:37@masanoatsuko この合流点では昭和47年水害後、ゲートとポンプをつけた。 ゲートを閉めれば成羽川からの逆流は防げる。しかし小さい方の川が、成羽川に流れ込めないので小さい川からポンプで汲み上げて成羽川に流す操作をする。 それでも間に合わず、郵便局を含めて浸水した。
2018-10-05 08:38:34@masanoatsuko ↑因みに、この上流の2ダム、新成羽川ダムと田原ダムは両方、中国電力の発電ダム。 治水機能はない。 だから、大雨警報があっても事前に放流してダムをカラにして洪水調整をするギリはない。満々と水を貯めておくことができる。彼らにとって水はカネなのだ。
2018-10-05 08:45:38@masanoatsuko ↑「水島工業地帯に電気と工業用水を送らなければなりませんからね。洪水が来るからと、勝手にカラにするわけにいかない。でもさすがに今後はそういうわけにいかないでしょう」と、地元市議さんが地元感覚を教えてくれた。
2018-10-05 08:51:38@masanoatsuko ↑カネや経済のために犠牲になる地域や弱者や、その上に富をなす企業や人がいる。 「東京」で使う電力のために「福島」が犠牲になったのと同じ構図が、高梁川流域という一つの川でも見られる。
2018-10-05 08:57:47@masanoatsuko 続きです。 岡山県、高梁川の支流・成羽川の中流部に連続して3つ、治水機能を持たない、中国電力の水力発電ダムがあり、2つ目の田原ダム直下では今回も浸水被害が起きたことの続きです。 昨日の朝、書きかけたように、こうしたことがないよう河川法52条があります
2018-10-06 07:01:01@masanoatsuko 河川法52条とは「河川管理者は、洪水による災害が発生し、又は発生するおそれが大きいと認められる場合において、災害の発生を防止し、又は災害を軽減するため緊急の必要があると認められるときは、ダムを設置する者に(略)必要な措置をとる」べきと指示できる。
2018-10-06 07:05:13@masanoatsuko 条文では「ダムを設置する者」としか書いていないが、52条(洪水調節のための指示)は「発電ダム」を対象に書いてあると国土交通省はいいます。 治水ダムも多目的ダムも対象ではないと。(そう決めつけなくても良いとは思うが) それはともかく
2018-10-06 07:14:52@masanoatsuko いざという時には、河川管理者(国や都道府県)は、電力会社等に、「ダムの操作について、その水系に係る河川の状況を総合的に考慮して、災害の発生を防止し、又は災害を軽減するために必要な措置をとるべきことを指示することができる」。が、これがなされたことなし。
2018-10-06 07:19:27