デジタル鹿砦社通信の中の人、松岡氏が、しばき隊リンチ事件について色々語る‏

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Ｍ君リンチ訴訟控訴審判決からまだ数日しか経っていませんが、思うことが多々ありましたので、昨日からそれを書き連ねています。これは鹿砦社特別取材班や鹿砦社の見解ではなく私松岡の個人的なフラグメントとしてお読みください。

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M君リンチ事件訴訟のみならず、カウンター/しばき隊関係者の代理人を務めて敏腕を発揮する神原元弁護士、Ｍ君訴訟はもちろん、鹿砦社関係だけでも、李信恵さんはじめ、ミサオ・レッドウルフ、五野井郁夫、秋山理央、香山リカ氏らが神原弁護士に依頼しています。

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神原弁護士の言う「正義」とは何か？　ことあるごとに「正義だ」「正義だ」と言うので、あらためて考えてみました。おそらく神原弁護士なくしては、M君リンチ事件訴訟は、このような結果にはならなかったでしょう。優秀といえば優秀なんでしょうが、すべてが「正義」かといえばどうでしょうか？ pic.twitter.com/VeR4Bx17dV

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単純なことですが、M君リンチ事件で凄絶な暴行傷害を受け、いまだにリンチの悪夢と後遺症に苦しむ大学院生Ｍ君に対し、あろうことかリンチの被害者ではなく加害者側に「正義」があるとは、常人では考えられないことです。思考方法が倒錯しているとしか思えません。 pic.twitter.com/curVEIcDsM

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それどころか、M君が必死の思いで録音したリンチの最中の録音データをも、リンチがなかったことを証明するものであるかのように言っています。三百代言とはよく言ったものです。こういうネット言論こそ被害者の心を更に苦しめるもので、ネットリンチ、セカンドリンチといえるでしょう。 pic.twitter.com/AhWCyePCmn

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神原弁護士は「人権派」といわれますが、凄絶なリンチを受けた被害者M君を精神的に追い込んで「人権派」もないでしょう。トンだ「人権派」弁護士です。 pic.twitter.com/TlvXaKFiMr

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勢いに乗じて、私たちが心ある方々にカンパを募り、M君リンチ事件訴訟を多くの心ある方々の支援で遂行しようということを「カンパビジネス」などと詰っています。

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鹿砦社や私が訴訟費用を出すのは簡単ですが、この訴訟は、心ある方々に支えられてやるという意味から、みなさんにカンパを募りみんさんのご厚意に甘えてきたのです。ですからお金は弁護士が厳密に管理し会計報告も公にしているのです。当然ながら飲み食いには一銭も使っていません。

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そうした私たちの営為が「カンパビジネス」なら、李信恵さんの裁判を支える会は、M君訴訟を遙かに越えるお金を集めていると思われますが、それは「カンパビジネス」ではないのでしょうか?　なぜ会計報告を行わないのでしょうか？

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在特会らとの訴訟も終わったのですから、そろそろやるべきでしょう。そうでないと変な噂を立てられますよ。もし私が、それなりの金額をカンパしていたなら糾弾し告発することでしょう。

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李信恵さんに対しては、私たちがこの事件に関わり始めた当初、さっそく取材を申し込みましたが断られましたので、私たちなりに取材と調査を重ねました。公にしていないこと（＝爆弾）は多くあります。

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家庭があるのに夜な夜な愉快な仲間らと飲み歩き、弁論期日ごとにチョゴリを新調し、御用マスコミ（あえてこう表現します）に持て囃されてきました。お連れ合いや李信恵さんは、よほど収入があるんですね。特別取材班の取材では……首を傾げる報告が来ていますが。

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私など、飲み食いは１週間に１回あるかどうかですが、そんなに高級な店でもないのに、それなりの出費です。２，３人で行こうものなら、いやしくも社長ですから私が支払いますが、夜な夜な繰り出しては、経済的にも体力的にも、とても持ちません。

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夜な夜な飲み歩いて、多感な息子さんの気持ちはいかばかりでしょうか？　お連れ合いの思いは？　いくら“反差別の旗手”のように持て囃されてお酒の誘いが多くても、まずは家庭を大事にしていただきたいものですね。

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「正しい左翼」を自認される神原弁護士は、私たちを「極左」と詰り、私たちがM君を支援することを「私怨と妄想にとりつかれた極左の悪事」と非難しています。さらには「集金と売名が動機」などと、的外れなことをおっしゃっています。ひどいことをおっしゃいますね。

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鹿砦社の社員には、私以外に左翼経験者はいませんから、おそらく私のことを言っているのでしょうが、言い掛かりはやめていただきたいものです。

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確かに私は若い頃、新左翼系のノンセクトの学生運動に関わり学費値上げに反対し逮捕されたことは隠しませんが、母子家庭の私には学費値上げは許せませんでした。

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李信恵さんらや他の４人の被告には一面識もありませんでしたので「私怨」などは今もありません。私がＭ君支援を開始したのは「私怨と妄想」からではなことは重ねて断っておきます。あれだけの重傷を負ったＭ君を私は一人の人間として放っておけませんでした。

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新・旧問わず、いわゆる左翼運動が衰退した要因に、内ゲバとか査問に代表される暴力の問題があります。実は私は、神原弁護士が熱烈支持される日本共産党のゲバルト部隊に早朝ビラを撒いていたところを襲撃され数日間入院したことがあります。４７年も前のことです。

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こちらは４，５人、共産党側は１００人ほどで、２０分ほど、激しい集団暴行を受けました。　当時、立命館大学を拠点とする日本共産党は「あかつき行動隊」といわれる精鋭のゲバルト部隊を持ち、たびたび私たちを襲撃してきました。当時立命の共産党に所属していたのが有田芳生氏でした。

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有田氏がそのゲバルト部隊に関係していたかどうかは分かりませんが。私たちへの武装襲撃以前には、わが国を代表する作家の甥っ子で、のちにある大手業界新聞社の社長になる先輩が共産党に拉致、リンチされ，瞳孔が開き医者も見放すような重傷を負った事件がありました。

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Ｍ君リンチ事件に巡り会った時、こうした事件を思い出さずにはおれませんでした。それからずっと共産党側にも新左翼側にも暴力が蔓延しました。しかし、そうしたことで、日本の社会運動や学生運動が衰退していき、もはや日本の社会運動や学生運動から暴力はなくなったものと思っていました。

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部落解放同盟の激しい糾弾闘争も、社会的批判や内部からの批判などによって今はなくなりました。ですから、Ｍ君リンチ事件のことを聞いて信じられませんでした。

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李信恵さんら同席していた５人は共産党員ではないようですが、彼らを弁護する神原弁護士らは（党員ではなくとも）共産党の熱烈支持者ですし、李信恵さんらカウンター/しばき隊を共産党はバックアップしています。

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共産党も変わったと聞いていましたし、今になってリンチ事件ということで親共産党の方々と相対立するとは思ってもいませんでした。 李信恵さんを訴えた訴訟、前回は急病のため出廷できませんでしたが、３１日の弁論期日には出廷し、神原弁護士のご尊顔を拝したいと思います。