アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、F-エフ-25話脚本:想いを重ねる手

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は、F-エフ-25話脚本。 前回はF-エフ-24話脚本。 https://togetter.com/li/1281995 続きを読む
1
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ2 また、恋愛においても大きな成長が描かれた。初期は幼いアプローチをしていた軍馬が、ちゃんと相手を見ている。めぞん一刻(脚本)でも、幼かった五代が、響子の人生を支える「男」になるまでに成長する。 どちらの成長も劇的で、成長譚の得意な高屋敷氏の手腕が光る。 pic.twitter.com/CoYlYFF0G0

2018-11-04 14:56:59
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ3 あと、「手から手へ思いを伝える」という高屋敷氏の大きな特徴が、恋愛場面、しかもアニオリで表れた事には驚き。めぞん一刻脚本・最終シリーズ構成はじめ、同氏は恋愛ものも守備範囲である事を思い出させてくれた。近年は男だらけの作品が多いので、新鮮に感じる。

2018-11-04 14:58:49
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ4 純子と軍馬についてだが、あしたのジョー(高屋敷氏脚本参加)で、魂を燃やし尽くすような丈に付いて行けなかった紀子が思い出される。 今回の純子の不安は、手を重ねてきた軍馬によって抑えられるわけで、あしたのジョーにおける丈と紀子の救済のようにも感じられる。

2018-11-04 15:01:48
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ5 もう一方のユキは、軍馬が何度か孤独救済(高屋敷氏の特徴の一つ)を試みるも失敗しており(7話、17話)、破滅的な道を歩む。ただ、アニメでは原作と大きく異なる展開になるらしいので、経過を見ていきたい。 7話: togetter.com/li/1242614 17話: togetter.com/li/1265068

2018-11-04 15:06:00
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ6 更に、恋愛面の話を続けるが、軍馬の瞳に純子が映る件について。脚本→コンテ→作画・演出の連携の賜物であるとは思うのだが、めぞん一刻(高屋敷氏脚本)において「僕の目の中には、あなたしかいないんです」という台詞があり、少し気になる。同氏の恋愛観?

2018-11-04 15:07:38
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ7 今回は、鏡、コーヒー、瞳に人物が映り込むわけであるが、高屋敷氏のテーマの一つ、「自分とは何か」も表れているのではないか、と思う。 これらの物は、客観的に自分や、自分が置かれた状況を映し出すが、それに気付くかは自分次第。その分かれ目も描かれる。

2018-11-04 15:09:13
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ8 そして今回、龍二が見た「得体の知れない何か」が出現する。龍二は吸い寄せられ帰って来なかったが、軍馬は突破し「得体の知れない何か」を見せてやる…という、6話での純子との約束を果たす(原作ではもっと後)。この構成も、演出・作画も見事。画像は、6話との比較。 pic.twitter.com/rhUyS46LWc

2018-11-04 15:12:26
拡大
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-25話まとめ9 とにかく今回は色々と盛り上がる点があり、名回。それは、監督・脚本・演出・作画の連携が取れているからこそだと思う。 思い返せば、カイジ2期(高屋敷氏シリーズ構成・脚本)でも、25話は非常に熱い回(脚本は広田光毅氏)。そんなシンクロも嬉しい回だった。

2018-11-04 15:13:05