ソシャゲ上のエロゲプラットフォーム構想
「資本主義」とか「複製芸術」とかは大きなキーワードなので、少し風呂敷をたたもう。コラボやクロスオーバーは、共通性があるとやりやすい。
2018-11-05 22:01:23あるいはたとえば、『アイギス』と「アルスラーン戦記」がコラボしたのは、同じ中世(ファンタジー)の世界観だから、というのもあるだろう。
2018-11-05 22:04:09冒頭で紹介したハルヒのコラボも、相手先によって微妙にキャラを変えている。たとえば、『神姫』ではファンタジー戦士風、『アイドルうぉーず』ではアイドルのような存在になっている。
2018-11-05 22:08:26何を当たり前のことを、と思うかもしれない。しかし、極端に図と地を反転したモデルを示すと、先にコラボがあって、後からタイトルができる、という形は実現不可能だろうか?
2018-11-05 22:13:38なぜ、こんなことを言うのだろう? それは、最近のソシャゲはアニメ化(バハムート、グラブル)したり、コミカライズやノベライズ(アイギス、かんぱに)したり、メディアミックスを盛んにしているからだ。
2018-11-05 22:15:21メディアミックスももちろんネットワークなのだが、コラボがふたつのタイトルの水平的な結合なのに対して、メディアミックスはひとつのタイトルの垂直的な展開とも解釈できるので、水平展開と垂直統合の違いを考慮して話題を分けておいた。
2018-11-05 22:17:24メディアミックスやコラボが盛んになるのであれば、それらがタイトルの発生よりも先に出来ている、プラットフォームのような仕組みを作れないか?
2018-11-05 22:19:24話が飛躍していると感じるかもしれないので、具体的な例で考えてみよう。たとえば、最近「小説家になろう」の作品がよく書籍化され、さらに一部がアニメ化されてきた。だから、なろうはメディアミックスのプラットフォームと言える。
2018-11-05 22:22:13具体的に言うと、「きららファンタジア」みたいな感じで、「なろうファンタジア」ができてもおかしくないし、「エロゲファンタジア」とかもありうる。そして「Xファンタジア」として一般化できる可能性がある。
2018-11-05 22:28:35「エロゲファンタジア」みたいな発想が皆無だった訳ではない。実際の例で一番近いのは、DMMRのゲーム『ガールズクロスクロニクル』(ガルクロ)だろう。ただし、すでにサービス終了しているので、課題はあるはずだ。
2018-11-05 22:33:38「ガルクロ」は特定のタイトルの集合体だが、私自身が考えているのはさらに流動性を高めたもので、少しずつ中のタイトルが入れ替わっていって、一年後には全タイトル入れ替え、でも全体のサービスは継続、みたいな仕組み。
2018-11-05 22:36:18なぜそんなことを言い出すのか、という動機ももう少し言うと、DMMRにはいろいろなエロゲが移植されているが、サービス終了を繰り返しているからだ。『闘神都市』とか『ドラゴンナイト』とか。
2018-11-05 22:37:27じゃあ、エロゲ側として見たときに、各個撃破されちゃうんだったら、連合体でプラットフォームに集まる、ということはできないか? ということ。個々のタイトルは終了しても、エロゲを受け入れるタイトル。
2018-11-05 22:39:42ただ、その実現は非常に難しいとも私は思っている。というのは、AmazonのKindleに対抗するため、電子書籍のプラットフォームを作ろうという企画で、しかし出版社が揉めていて難航していた話を思いだすからだ。エロゲ企業でも同じことだろう。
2018-11-05 22:42:15