#sparcjp201803オープンアクセスに関するセミナー(181109)まとめ

論文等のオープンアクセスに関するセミナーがNIIにて開催されました。動画配信もされパブリックビューで観た方からのツイートもまとめました。
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SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)全世界に数百ある研究機関すべてがサポートするようになるのを待つ必要はない。100以下の機関だけでも十分に成立可能。地理的にも世界に分散している。一か国あたり6-7機関に働きかければ、そういった機関から全面的な支持が得られればOAモデルへの全面移行は可能。

2018-11-09 13:41:10
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)これまでOA2020への賛同署名機関は35か国から。全世界の5大陸にまたがる。

2018-11-09 13:42:15
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)OA2020の底流として研究者のニーズが重要。カリフォルニア大学図書館では学術情報流通に関わる宣言を出し、18の原則からなる。ぜひ確認してほしい。例:研究者として好ましいジャーナルで発行したい、論文は幅広く読んでほしい、全てのジャーナルへアクセスしたい等。

2018-11-09 13:47:19
大隅典子@東北大学(『小説みたいに楽しく読める脳科学講義』羊土社より刊行) @sendaitribune

#sparcjp201803(補足)上から順に、米国20.2%、中国17.0%、英国4.7%、ドイツ4.7%、日本4.1%。 twitter.com/SPARC_JP_event…

2018-11-09 13:48:24
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)世界中での研究成果を算出しているトップ20か国を見てみると、日本のシェアは4%に達しており、OAモデルの移行にも重要な役割がある。

2018-11-09 13:38:57
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)研究助成機関の役割も重要。最近「cOalition S」という宣言が出た。助成機関がOAリクエストに真剣に取り組み、出版社への義務化もより厳格にしていくことを目指すもの。

2018-11-09 13:49:55
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)OA移行のモデルは単純。従来の講読用予算をOAのための資金に変えていく。

2018-11-09 13:54:00
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 支出先の分布をみると、限られた出版社に支払われている。オランダのケースでは7割の支出が最大手8社にいっている。このような分析からは、どの出版者が重要であるか分かる。どの出版社にフォーカスするかをそれぞれの機関や国に応じてきめられる。全ての出版社と交渉する必要はない。

2018-11-09 13:56:24
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)Transformative agreementsと呼ばれる枠組みを使う。この合意におけるの重要な要素は講読モデルのロジックを組み合わせていくこと。支払い対象を「読むこと」から「出版行為」にシフトしていく。

2018-11-09 13:58:48
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん) 将来の目標はバンドル購読料から、個別の論文単位で出版ごとに支払いが発生するようなモデル。Offset Agreement または Publish and Read Agreementとも呼ばれる、こういった合意への移行が重要。

2018-11-09 14:01:16
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)図書館員に強調したい点は、このようなアグリーメントは恒久的な契約モデルというわけではなく、暫定的な移行期間のものである。将来的には完全なOAモデルがある。

2018-11-09 14:03:32
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)各国はそれぞれの国に応じた、ローカルなアクションプラン、ローカルなOA2020ロードマップを策定する必要がある。

2018-11-09 14:04:26
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)参考までにドイツのMPGにおけるロードマップを紹介。2016年のWoS掲載の論文記事の出版社ごとの分布を示す。全体の8割を20出版社が占めている。その20出版社のうち5社は純粋なOA出版社。

2018-11-09 14:06:48
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)全体的な傾向は他の機関でも日本の機関でも同様だろうと思われる。これらのデータからも、全ての出版社を相手に交渉する必要はない。MPGの場合、それぞれの出版社ごとに交渉を続け、Springerに加え、T&F、RSC、IOPなどともオフセットアグリーメントを結んだ。

2018-11-09 14:11:20
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)MPGで2020年までにすべての出版社とオフセット合意を結ぶ交渉を行っている。これには個別の交渉だけでなく、DEALと呼ばれるドイツのナショナルライセンス交渉を含む。

2018-11-09 14:14:24
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)DEALプロジェクト:エルゼビア・ワイリー・スプリンガーの3者と、国内の社会的要求をもとに、より透明性のある、よりOAベースの契約交渉を行っている。ナショナルレベルのライセンスで、対象機関の著者によるすべての出版物が出版直後にCC-BYライセンスでOAとする。

2018-11-09 14:17:53
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)DEALプロジェクトと同等のアプローチが英国、オランダ、オーストリア、ノルウェー、スイス等でも情報交換しながら交渉が進んでいる。

2018-11-09 14:19:05
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)DEALプロジェクトの現状:SpringerNatureとWileyは、少なくともPublish&Read(PAR)モデルに合意済み。エルゼビアはまだ合意できていない。来年の契約に向けて、前2者とは毎日のように交渉を行っており、なんらかの合意が発表できそう。

2018-11-09 14:29:52
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)DEALプロジェクトの現状 (2) : エルゼビアの場合はグローバルな視点でさまざまな交渉を行っている。昨年から今年時点で200以上の機関がエルゼビアとの契約延長を停止。今のところさほど苦情はきていない。エルゼビア誌におけるエディタを務めていた研究者が辞職も。

2018-11-09 14:33:27
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)ドイツの事例をもとに、日本を含む多くの国でもローカルレベル・コンソーシアムレベルでもロードマップ策定が求められると理解。まずはどの程度の予算を購読料に費やしているか支出データから。JUSTICEもそういったデータを分析しており資金はあるように思われる。

2018-11-09 14:36:11
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)ロードマップの策定実行を単独で行う必要はない。知識の共有はできている。OA Market Watchというサイトで公開されている知識ベースを共有してほしい。同様に日本の経験も共有してほしい。

2018-11-09 14:38:05
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)エルゼビアとの契約停止のあとに苦情がなかったことは学術コンテンツ入手の環境がだいぶ変わってきていることの証左か。別のオプションが出てきていることは確か。

2018-11-09 14:39:53
SPARC Japanセミナー @SPARC_JP_event

#sparcjp201803 (Schimmerさん)結論として協力を通じてOA化を実現できると強く信じている。この新しい制度では、資金は出版者を中心としたモデルから研究者に流れて、レガシーな大規模講読契約ではない制度が必要であると強調したい。

2018-11-09 14:41:14
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