雇用流動化は人手不足”感”を解消しない――雇用流動化と人的資本蓄積のジレンマ

雇用流動化は、人材育成(人的資本蓄積)を可能な限りアウトソーシングする戦略を相対的に促すため、経済全体の労働生産性成長が阻害され、そのせいで人手不足”感”は一向に解消されないままとなるだろう。
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にゃんにゃん @FX84257957

@motidukinoyoru 雇用主に対して交渉力を発揮できる状況にあることです。

2018-11-16 18:55:28
三ツ沢ネオ/国債は借金ではありません。財務省をぶっ壊す! @mzw_neo

極端な話10資本投下して100以上にする人が10人に一人残れば残れば、残りの9人は切ってもプラスということですね twitter.com/motidukinoyoru…

2018-11-16 19:36:02
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@mzw_neo 全体的な育成の質が下がっても、優秀な人にリソースが集中すれば全体的には効率的になるはずだ、というのはどういう論理によるものでしょうか? 通常は、全体的、平均的な育成の質の低下は、当然ながら全体的な効率性も同様に引き下げると考えるのが妥当に思います。

2018-11-15 22:49:29
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@FX84257957 知識集約産業発展の中で、にゃんにゃんさんがおっしゃるような地位上昇のあった労働者というのは実に一握りで、大多数の労働者は、それこそ話題に上がったオフショアリングの(知識集約産業発達等による)進展の中で、地位低下を起こしたというのが現実です。平均的には、低下したと。

2018-11-16 21:02:51
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@FX84257957 また、情報産業などは、グーグルなどを見れば分かるように、極めて資本集約的で、かつスケールメリットによる寡占・独占傾向が強く、そうした中で、一部の寡占・独占企業の相対的地位が上昇し、一方で周縁の企業や労働者の地位の低下が進行することになりました。

2018-11-16 21:04:32
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@mzw_neo それぞれの業種の中で、それだけの生産性の差が実際に広範に見られるかどうか、そしてその生産性の差は固定的なものか、加えて、資本供給が一般的に制約的なのかどうか(資本の追加供給が可能であれば、資本の集中配分の必要性は弱まる)、色々と議論がすっ飛ばされているように見えますが。

2018-11-16 21:07:47
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@mzw_neo 他にも、例えば阪大の安田洋祐先生が議論されていたかと思いますが、政治的な再分配の整備が不十分な場合、生産資本の配分、雇用供給を一定以上分配方法として利用する方が厚生的に望ましいという議論もありますね。

2018-11-16 21:10:31
三ツ沢ネオ/国債は借金ではありません。財務省をぶっ壊す! @mzw_neo

@motidukinoyoru まあ、そうですね。そんな丁寧な議論ではありません。そもそも、切れる安心感で雇用が促進されるという話をしたかったので。

2018-11-16 21:31:54
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@mzw_neo 雇用促進について言えるのは、過去の各国の指標を見ても、好景気や人口動態要因等で労働需要が相対的に高くなれば、雇用が硬直的でも就業は増えますし、不景気になれば雇用流動化が進んでいる国でも就業は減りますので、十分かつ安定的な総需要・雇用需要確保で必要十分だろうという理解です。

2018-11-16 22:05:18
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