日本語の歌詞とか符割とかについて:吉田拓郎-桜井和寿
- yaoki_dokidoki
- 17309
- 0
- 3
- 0
@yaoki_dokidoki 私のはeticに分析しているけれど、emicには方法が違うんですね。歌ってみるだけにしても、16分音符を歌うのか、4分音符内に4つ詰め込むつもりで歌うのかでは全然違いますもんね。
2011-04-29 14:36:25そうです。 RT @ja_bra_af_cu @yaoki_dokidoki 私のはeticに分析しているけれど、emicには方法が違うんですね。歌ってみるだけにしても、16分音符を歌うのか、4分音符内に4つ詰め込むつもりで歌うのかでは全然違いますもんね。
2011-04-29 14:37:45方法論というのは。単純に、16分音符4つが同じ音のたかさで鳴るのって、作曲としてはかっこうわるいと感じることがあるだろう。ひとつの音符に多字数をあてるという意識は、こういったヒヨりを回避することができる。
2011-04-29 14:37:27僕の話は、今のところ、作詞作曲の方法論として、という前置きが必要になる。そして、じゃぶらふきゅーさんの仰るように、歌唱レベルでも、一つの音符に多字数をあてようとする表現と、ひとつの細分化された音符に一字をあてようとするのでは、ことばのアクセントの置き方が微妙に変わってくる。
2011-04-29 14:40:14@yaoki_dokidoki さきのスレまとめでも、日本語はダサくなりがちって意見がよくでてましたが、そのあたりに難点がありそうですね。
2011-04-29 14:43:16@yaoki_dokidoki 意味を沢山載せようとすると音符を細かくしなきゃいけないけれどヘタするとカッコ悪くなっちゃう。かといってシンプルな音符に一モーラずつでは間延びしてしまったりシンプルすぎたり。
2011-04-29 14:44:05方法論としてなにがおこるかというと、例えばミスチルの「名もなき詩」をひくと、一般的にとりざたされるのはこういう符割だけど。 http://twitpic.com/4qtwmv
2011-04-29 14:44:59そうですね。こうでしょう。 RT @ja_bra_af_cu @yaoki_dokidoki これ本人は全部4分音符のつもりですよね。 http://twitpic.com/4qtxqv
2011-04-29 14:47:43重要な指摘!さすがまんとりゃーさん。 RT @mantle129 @yaoki_dokidoki それシーソーゲームでは?
2011-04-29 14:54:20@yaoki_dokidoki そう、結局二重母音化も閉音節化もむりやり細かく採譜しようと思えばできないことはないんですよね。ただそれはeticな分析であってemicには別の方法をとっている、ということであって。
2011-04-29 14:50:55そのとおりです。 RT @ja_bra_af_cu @yaoki_dokidoki そう、結局二重母音化も閉音節化もむりやり細かく採譜しようと思えばできないことはないんですよね。ただそれはeticな分析であってemicには別の方法をとっている、ということであって。
2011-04-29 14:52:58ミスチルでとりざたされるのは、ハネ(シャッフルだっけ)、つまり、一つの音符をいったん三連符に分割し、長い拍と短い拍の二音に分割したもの、これをつかう技法だが。 http://twitpic.com/4qtzov
2011-04-29 14:52:21@yaoki_dokidoki イーブンなロックのリズム上でそれをやるのは、もしかしたらビートルズやそのルーツのリズム&ブルースから来ているかもしれませんが、今では一般的になった英語化唱法とは違いますね。たぶんはっきりスイングしてるか聴けばわかるかと思います。
2011-04-29 15:01:47この歌詞で重要なのは、このハネの発音を誘引するためのふたつの技法。二重母音化と閉音節化。二重母音化とは、「愛想」=「あい:そう」のそれぞれの二音において、子音+母音+母音という組み合わせを作り出すこと。 http://twitpic.com/4qu1w5
2011-04-29 14:57:40閉音節化とは、「す」や「し」の音が日本語では語末でよく「su」「shi」ではなく、母音を失って「s」「sh」と発音されることを利用すること。 http://twitpic.com/4qu3b9
2011-04-29 15:01:01実際には、スイングをはっきりしてる意識はないはず。あくまでも、スイングを、誘発するような作詞、作曲をしている技術上の処理で、実演では語りと符割を守ることの間をダイナミックに揺れ動いているはず。
2011-04-29 15:07:15まとめると、こういうことがとりざたされる。これは事実だし、こういうのがこなれたJPOPと言えるけど、これは客観的に見た話。こういう意識だけでは作詞作曲はうまくできない。 http://twitpic.com/4qu7ks
2011-04-29 15:10:59方法論としての作詞作曲で大事なのは、ひとつの音符に多字数をあてるという意識だ。ここからはふたつの方法がみちびける。作曲のときに、歌詞をきにせずにそこまで音符を細分化せずに作曲する姿勢と、作詞のときにひとつの音符にばしっと多字数をあてる姿勢だ。
2011-04-29 15:18:15@yaoki_dokidoki ちょっとずれますが、スイングのリズムが他ならない英語で発生したのはアクセント意外の音(閉音節の子音)のタイミングをルーズにとれるからだ、という議論もありますね。丸山繁雄『ジャズマンとその時代』や、飯野友幸編『ブルースに囚われて』など。
2011-04-29 15:13:49@ja_bra_af_cu このへんはじゃぶらふきゅーさん強そうですね。いろんな文化圏の語彙を集積させるアニソンのすばらしさを語るにはおさえておきたい議論ですね…
2011-04-29 15:19:57@yaoki_dokidoki こういう起源をさぐるようなのはどうしても実証性にかけるところがあるので、ひとつの解釈として聞くようにしたほうがいいかもしれません。が、英語の特性、とくに等拍アクセント言語であることと、50年代までのリズムは関係ありそうだと感じます。
2011-04-29 15:23:15