20181216オーガニック連続セミナー「オーガニック認証への問い直し 人をつなげる提携推奨システム(PGS)を作ろう」報告

兵庫県は丹波市市島町の有機農家、橋本慎司さんの有機農業運動の実践とPGSに関するお話をまとめました。
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くうのる @kuunoru

オーガニック連続セミナー「オーガニック認証への問い直しー人をつなげる提携推奨(PGS)を作ろう」講師は橋本慎司さん。兵庫県丹波市市島町有機農家・URGENCI(国際CSAネットワーク)元理事。主催はNPO法人使い捨て時代を考える会&安全農産供給センター。始まりました。 facebook.com/events/2473175…

2018-12-16 13:38:16
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>子ども時代、親の仕事で突然ブラジルへ。リオデジャネイロで高校時代を過ごし日本に帰る。ポルトガル語だがアメリカンスクールで英語で学ぶ。周囲の日本人はブラジルののんびりペースで動く商社マン。貧困層の人と身近に会ってショック。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 13:42:31
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>農業は盛ん。コーヒー、世界第2位の大豆。大豆はブラジルでは食べない。インディオ集落に開発商社が来て人々を殺し土地を奪ってきた。商社に入るつもりが、平成元年に市島町に入り農家になった。英語ができるので国際会議に送られるように。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 13:44:58
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>「参加型認証」はJASとは違い、市民が有機農業の認証に関わるという制度。うちの有機農園では50種類ぐらい作っている。初めは10株植えても8株は虫に食われた。カーテンレースのような野菜から始まり、バランスが整ってやっとできるようになった@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 13:46:46
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>虫が発生すると天敵も発生してうまくいくようになるのが有機農業の畑の仕組み。養鶏には遺伝子組み換え飼料は使わない。有畜複合農業。海外から農場へ研修に来る。村は高齢化で祭の維持が大変。農場の「外人部隊」がお手伝いするように。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 13:48:51
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>国際提携ネットワークURGENCI、国際有機農業運動連盟IFORMに参加。111カ国から有機生産者が集まって基準作り。それが国際認証機関のコーデックス委員会のガイドラインになり、日本のガイドにもなっている。自然栽培は今のところ基準なし。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 13:51:32
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>産消提携、作付け会議を行って生産物を決めている。JASも取得。JAS認証記録は、種苗の購入、資材の購入、育苗や栽培の記録、収穫から出荷までの記録、JASマークの出荷記録、出荷の記録など。めまいがする記録がいる。普通の消費者にこれ必要?@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 13:54:43
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>書類を出すと年1回検査員が農場訪問と書類の確認、認証委員会で検討されて認証書が出る。手間ばかりかかるため認証を受ける人が少ない。有機JASは第三者認証システム。2010年に4000人ぐらいが取得、とってない人は推定その倍ぐらいか。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 13:59:31
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>日本は世界第3位の農薬使用量。減農薬でも30回以上の散布。日本人は美意識にこだわり。きれいなものから売れることが有機農業が伸びない理由でもある。包装も多く必要。ビスフェノールAは世界一。個包装は海外ではほとんどない。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:01:43
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>温かいPET茶はビスフェノールAが溶け込む。環境ホルモンのリスク。昔の食品公害は急性毒性だったから問題になったが今は慢性毒性なので気づかない。社会に蔓延。農産物の安全表示は県によってすべて基準が違う。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:03:45
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>減農薬にも矛盾。有機リンとネオニコチノイドなど。農薬の種類が変わったため散布数が減って毒性は強いのに減農薬という。ネオニコチノイドは浸透性の農薬だから洗っても落ちない、花粉に集まる。フランスなど規制が進む。日本は緩和。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:05:39
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>ポジティブリストで危険な農薬は使っていないというが、基準そのものが日本は高い。厚労省はネオニコチノイド系農薬クロチアニジンの残留緩和に動いている。県の委員会などで危険性を発言するが、皆わかっているので黙り込む。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:07:39
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>農薬と自閉症の関係。最近のアメリカの調査では、自閉症と農薬の関係、子どもの食生活が影響しているのではと。除草剤ラウンドアップ、米カリフォルニア州のガン患者が勝訴。グリホサート。遺伝子組み換え作物増加により除草剤使用量増大。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:10:08
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>日本では除草剤の規制が、減農薬の基準から外れているところも。グリホサートは除草剤に含まれる危険な物質。栽培されている遺伝子組み換え作物(GMO)の内訳、大豆51%、トウモロコシ30%、コットン13%、菜種5%、その他@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:11:49
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>大豆とトウモロコシだけで全体の8割以上、コットンと菜種を加えた四つの合計で99%を占める。有機農業からは遺伝子組み換え作物は除外だが、推進派は口がうまく、人類を救うための技術と刷り込んでくる。。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:14:01
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>米国での慢性疾患の急増。遺伝子組み換え作物の作付けが増えるのに比例して増えている。甲状腺ガン、腎臓、腸の病気など。「遺伝子組み換えルーレット」映画にもデータがたくさん出てくる。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:16:16
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>日本では危険性が知られていないのでNonGMOの輸入量は激減している。米国では有機農産物はGMOを使っていないため選ばれるようになった。日本では売れない。日本の食品分析センターで検出。ドリトスなどスナック、淡麗など発泡酒。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:19:09
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>大豆タンパクと書いてあればほとんどGMOと思っていい。放射性物質の基準。世界では放射性物質は有機農産物の基準から外されている。日本という地域独特の問題。日本の基準は政府が決めたもの。世界に比べて高い。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:21:15
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>阪神放射性物質測定所で農産物を検査してもらっている。日本では3人に1人がガンで亡くなる。原因はストレスと言われているが本当か? 米国でGMの麦を作付けする計画がある。米国では大豆などは飼料用だからGM。GM麦は日本人が食うと。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:24:57
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>食の安全が信頼できないので消費者が自分たちで守る。関東・パルシステム・公開確認会。認証にプロではなく市民が訪問してレポートをつくる。これまで認証は公的機関やプロに委ねていた。公的機関は食品メーカー等に影響される。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:27:05
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>自分たちが食べたいもの、安全と思うものは自分たちで認証する、それが参加型認証。消費者も自ら勉強する必要。生産地交流や援農ではない。今まで知らなかったことを知ることになる。食べる人の意識が高まる。消費者が推薦する人を自ら決める。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:29:18
くうのる @kuunoru

橋本慎司氏>参加型認証システム(PGS)はインドやブラジルで始まってきた。フランスでは1980年代に開始。先進国にも広がる。多くの国では第三者認証が唯一の認証。PGSを国が認めるようになった国もある。インドと南アフリカの2種の認証マークはほぼ同じ。@セミナー「オーガニック認証への問い直し」

2018-12-16 14:31:44
くうのる @kuunoru

世界でのPGSの広がり。@オーガニックセミナー pic.twitter.com/7wazb1pVCT

2018-12-16 14:33:47
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