加熱した小麦粉はまさに多孔質素材となる

だからまんぺいさんはチキンラーメンを作れたんだよね。
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ダレルタイター @DaTa_jp

加熱調理した小麦粉は正に多孔質素材となる(カップ麺もソレ) 前述されてるように様々な物質を吸着するし、有機溶剤や毒物は容易にプラスチックフィルムなどを貫通する(日清の実験では三時間ほど) 実験室や実習室での飲食禁止(持ち込み禁止)ってのは正にこう言う事故を防ぐためでもある twitter.com/e_hartmann_501…

2017-03-22 20:53:43
ΛenomarK @E_Hartmann_501

部屋に置いてたチョコクッキーがヤケにテカってるなと思って食ったら口の中に痺れるような物凄い刺激が走った。 2日ほど置いていただけでクッキーの細かい穴が活性炭の様な役割をしたらしく、空気中のシンナーを吸収してシンナークッキーになっていた模様 マジで命の危険を感じる味だった。 pic.twitter.com/QgtPtogS3r

2017-03-22 18:08:21
ダレルタイター @DaTa_jp

そもそも活性炭って、端的に言えば有機物から水分を蒸発させて炭素だけ残す事で、穴だらけのスポンジ状にした物なのだから、 焼き菓子や揚げ物なんて、小麦粉から水分を取り除いた物、つまりまだ水分や不純物が残ってるけど、構造的には活性炭とかになる途中の代物だよ

2017-03-22 21:12:41
ダレルタイター @DaTa_jp

焦げたパンや使い終わったコーヒー粉が脱臭剤になるのも同じような原理だね。 実際、汚染除去などに珈琲カスを利用する技術などが開発されてるよ

2017-03-22 21:14:33
ダレルタイター @DaTa_jp

まあ、これを機にスナック菓子とか言う表面積莫大、容易に酸化や吸着を起こす、クソデリケートなマテリアルを数ヶ月以上に渡って安価な梱包での品質維持を実現させた食品加工、梱包を始めとする 加工食品産業の情熱と技術力に想いを馳せてください

2017-03-22 21:24:07
ダレルタイター @DaTa_jp

生活に根付いて身近すぎて忘れられがちだが、人類の技術史を語る上で食品加工と梱包はかなり重要 今では当たり前だがイージーオープン(素手で開けられる)な密閉容器の登場なんて1960年代である。 実は現行の缶詰やプラ梱包はコンピュータや原子力よりも後に生まれた人類の最新技術である

2017-03-22 22:16:18
ダレルタイター @DaTa_jp

タイムスリップ物とかでは過去の人間がテレビや自動車に驚くのが定番の描写となってるが、現実的に考えて一番驚くのは食品技術であろう。 前述のように密閉容器の発明は200年前、イージーオープンが50年前である。 出来立ての風味を保つ袋や、加熱するだけで完成する食品は魔術に違いない

2017-03-22 22:41:22