Many Labs 2読書会(2019/1/15@KO)
組織図でボスをつなぐ縦線が長いほど権力があると評価されたというが、追試結果はネガティブ。オリジナルで要求特性が働いたんじゃないかって感じる(後付だけれども)。
2019-01-15 14:29:5016. Tversky, A., & Kahneman, D. (1981). The framing of decisions and the psychology of choice. Science, 211(4481), 453-458. 古典! #ml2解読
2019-01-15 14:30:29Study 10「ある商品(cheap 条件:15 ドル、costly 条件:125 ドル)を買お うとするが、20 分歩けば別の店で 5 ドル安く買うことができる」ってやつの追試をやってる。
2019-01-15 14:31:46効果量は元論文(OR=4.96)ほどではないが(OR=2.06)、結果は再現されたという評価。よかったねぇ。
2019-01-15 14:34:2317. A dissociation between moral judgments and justifications. Mind & Language, 22, 1-21. 元論文で使ったシナリオ1−4のうち、1と2をやったのが11、3と4をやったのが17
2019-01-15 13:26:43先行研究からの変更点が、OSFにあるプロトコル osf.io/ejcfw/ と、AMPPSの公刊論文 drive.google.com/file/d/18kAHYq… で異なっている(プロトコルのほうが細かい変更点が多いが、それらが最終的に反映されたのかが必ずしも明白でない)。プレレジの中身を精査すればよいのか。
2019-01-15 13:45:3118. Risen, J. L., & Gilovich, T. (2008). Why people are reluctant to tempt fate. Journal of Personality and Social Psychology, 95, 293–307. #ml2解読
2019-01-15 15:25:4119. Savani,K.,Markus,H.R.,Naidu,N.V.R.,Kumar,S.,&Berlia,N.(2010).What counts as a :choice? US Americans are more likely than Indians to construe actions as choices. Psychological Science, 21(3), 391-398. #ml2解読
2019-01-15 14:35:01元論文では米国とインドの比較だが、追試ではそこの差は出てこない。効果があったのは「行動の重要度」の認知。それが元論文でも文化と交絡してなかったのかは気になる。
2019-01-15 14:43:1920. Norenzayan, A., Smith, E. E., Kim, B. J., & Nisbett, R. E. (2002). Cultural preferences for formal versus intuitive reasoning. Cognitive science, 26(5), 653-684. 来たよノレンザヤン。#ml2解読
2019-01-15 14:48:44元論文ではヨーロッパ系米国人ではbelong-to条件とsimilar-to条件で差がなかったが、東アジア人ではbelong-to条件のほうが家族的類似性による判断が多かった。のを受けて追試では、文化差は見ずに、2つの実験条件の主効果だけをみた。その結果、元論文の(文化を潰した)aggregate resultと(続く
2019-01-15 15:00:10承前)同じ方向の結果であった。と宣言。なぜわざわざ文化を潰して、元論文が言っていないことを「検証」しているのか? 藁人形追試?
2019-01-15 15:00:4521. Hsee, C. K. (1998). Less is better: When low-value options are valued more highly than high-value options. Journal of Behavioral Decision Making, 11, 107- 121. #ml2解読
2019-01-15 15:34:51餞別に1万円のコートをくれる友人と、5千円のスカーフをくれる友人、どっちのほうが気前が良い感じがするか?問題。
2019-01-15 15:39:45かっつりポジティブな追試結果。むしろ元研究より効果が大きい(追試の95%CIの下限より、元研究のESが小さい)。
2019-01-15 15:45:4522. Gray, K., & Wegner, D. M. (2009). Moral typecasting: Divergent perceptions of moral agents and moral patients.Journal of Personality and Social Psychology,96, 505-520. #ml2解読
2019-01-15 15:46:04当初の予定では同じ論文の異なるStudyが追試対象としてノミネートされていたが、最終的にはStudy 1aが追試されている。経緯は不明。
2019-01-15 15:52:0623. Zhong, C-B. & Liljenquist, K. (2006). Washing away your sins: Threatened morality and physical cleansing. Science, 313, 1451-1452. かの有名なマクベス効果。#ml2解読
2019-01-15 15:56:41道徳的違反シナリオを手写したあとで、様々な商品の好ましさを評価すると、清浄関連商品の評価が上がったというけれど...。追試の効果量分布と、元研究のそれの離れっぷりが半端ない。
2019-01-15 16:00:36