Many Labs 2読書会(2019/1/15@KO)

Many Labs 2: Investigating Variation in Replicability Across Samples and Settings https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/2515245918810225 ※本読書会の実施にあたり,科研費 15K13122「社会心理学研究の再現可能性検証のための日本拠点構築」の補助を受けました
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Hiraishi Kai @kaihiraishi

超短時間でシナリオを手写(タイプ)させて、それで効果が出るものか?という疑問は残るが、それにしても。

2019-01-15 16:03:26
Hiraishi Kai @kaihiraishi

24. Schwarz, N., Strack, F., & Mai, H. P. (1991). Assimilation and contrast effects in part-whole question sequences: A conversational logic analysis. Public Opinion Quarterly, 55, 3-23. #ml2解読

2019-01-15 16:05:17
Hiraishi Kai @kaihiraishi

理論的な面白さがあるだけに、追試がネガティブな結果になったことに、若干の衝撃を受けています。実務的にも、質問順の効果が出なかったということで、ふううーむ、という。

2019-01-15 16:18:26
Hiraishi Kai @kaihiraishi

この問題についても、短時間内で回答したことの影響があるんじゃないか?という疑問が出てきています。

2019-01-15 16:19:22
Hiraishi Kai @kaihiraishi

この結果を強気に受け取ると、carry over 効果を気にしなくても良いという話になる...のか? そこまで言ってよいのか。

2019-01-15 16:24:45
Hiraishi Kai @kaihiraishi

25. Shafir, E. (1993). Choosing versus rejecting: Why some options are both better and worse than others. Memory & Cognition, 21, 546-556. #ml2解読

2019-01-15 16:25:19
Hiraishi Kai @kaihiraishi

26. Zaval, L., Keenan, E. A., Johnson, E. J., & Weber, E. U. (2014). How warm days increase belief in global warming. Nature Climate Change, 4(2), 143. 「今日は寒いから地球温暖化は起きてないよね」という研究。#ml2解読

2019-01-15 16:46:54
Hiraishi Kai @kaihiraishi

追試の効果はnullだが、分散がかなり大きい(Fig. 2)。Heterogeneityがどうなってたか確認した方が良いかも。

2019-01-15 16:58:58
Hiraishi Kai @kaihiraishi

27. Knobe, J. (2003). Intentional action and side effects in ordinary language. Analysis, 63, 190-193. #ml2解読

2019-01-15 16:59:19
Katsuhiko Ito @katsu909

この論文は心理学者にも参照されてるんですね。 twitter.com/kaihiraishi/st…

2019-01-15 17:00:22
Hiraishi Kai @kaihiraishi

@katsu909 Many Labs 2という追試プロジェクトでターゲットの一つに選ばれてます。もともとは分析哲学の論文なのでしょうか? 雑誌タイトルも初めて目にするもので、どういう分野の研究なのか...と話していました。

2019-01-15 17:02:50
Katsuhiko Ito @katsu909

@kaihiraishi Knobeは「実験哲学」という分野の第一人者で哲学的な議論の基礎となる人々の直観を統計的手法で実証しています。 アナリシスは英語圏の哲学でもやや変わった媒体で、わずか数ページで哲学的論証が行われた論文が多く掲載されています。にもかかわらず、英語圏の哲学では広範囲の影響があります。

2019-01-15 17:07:17
Hiraishi Kai @kaihiraishi

@katsu909 おお! 有難うございます。Analysisというと心理学者は統計分析の「分析」が頭にまず浮かぶのですが、分析哲学の「分析」なのですね。なお、追試結果は「固い」というものでした。

2019-01-15 17:12:53
OTO『わかる!ニーチェ』の訳者 @cacao_yo

@katsu909 @kaihiraishi 横から失礼します。ちょうど一週間程前に刑法の哲学のエッセイのためにこの論文を読んだところでした。このKnobe EffectはDoctrine of Double Effectにおける意図の扱いに関して重要な示唆を与えるものだという文脈です。(もちろんそれ以外にも影響力のある有名な研究・哲学者ですが)

2019-01-15 17:16:11
Katsuhiko Ito @katsu909

@cacao_yo @kaihiraishi すいません。きちんと読んでないのにコメントしてしまいました。ということは倫理学的意図が非常に強い論文ということですね。

2019-01-15 17:20:32
OTO『わかる!ニーチェ』の訳者 @cacao_yo

@katsu909 @kaihiraishi この論文に限って言えばそうだったと思います。調査の文言がharmかhelpかによって、つまり行為の結果がbadかgoodかによって、その行為を意図的と見なすかどうかに有意な差があるということだったと思います。 Knobe(2004)では批判への応答と追試?も行われています。

2019-01-15 17:24:42
Hiraishi Kai @kaihiraishi

@cacao_yo @katsu909 ええ、そうです。ある行為の副作用がbadなときとgoodなときで、行為者の意図性の認知が変わる(badな副作用をもたらした行為者は意図的であったとみなされやすい)という話でした。倫理的な含意は大きいと(素人の心理学者としても)感じました。

2019-01-15 17:31:48
Masataka HIGUCHI @HIGUCHI_MA

@kaihiraishi こっちの論文でも引用されている。行為の意図性判断の問題。 twitter.com/kaihiraishi/st…

2019-01-15 17:07:32
Hiraishi Kai @kaihiraishi

8. Disgust sensitivity predicts intuitive disapproval of gay. #ml2解読

2019-01-15 12:03:23
Hiraishi Kai @kaihiraishi

28. Tversky, A., & Gati, I. (1978). Studies of similarity. Preference, Belief, and Similarity: Selected Writing, 75-95. #ml2解読

2019-01-15 17:11:12
oʞɐsɐ ɐɹnıɯ @asarin

@kaihiraishi prominentな対象とそうでない対象の比較の主従で反応が変わるという研究.国刺激を使っていて40年前だからUSSRとか出てきて味わい深いが再現されず.なぜその若干ピンとこないリストになぜStudyを対象として選んだのか感がやや. #ml2解読

2019-01-16 09:57:13
Hiraishi Kai @kaihiraishi

全体としてブルドーザーみたいなプロジェクト。個々の研究/効果にはそれほど興味がなかったんだろうな、という印象を受けます。#ml2解読

2019-01-15 17:32:37
Masataka HIGUCHI @HIGUCHI_MA

楽しい読書会であった。メンバーからして楽しいことは保証されていたのだが。

2019-01-15 18:55:46
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