2003年 長野県生まれ。 幼い頃より仏像に恋し、自らもその尊い姿をお作りするようになりました。僧侶として仏さまと向き合う「仏子」として、また、仏さまを祈りあらわしていける「仏師」を願い、いよいよ精進して参ります。
この間のテストの問題 「最澄と空海が広めた新しい仏教の共通点を簡潔に答えよ」というのが出た。共通点…迷ったあげく、「行者と本尊とが一体となり修法を行い貴族をはじめとする様々な人々の現世利益を祈った」と書いたら不正解。泣。正解は「山奥の寺で厳しい修行を積んだ」らしい。腑に落ちない。
2019-01-15 18:19:28不正解の訳を聞いたら、「それは鎌倉仏教でも言える、平安仏教の特徴が書かれていない」と言われて、素直に納得がいかない。 鎌倉仏教が何か彼は知っているのだろうか?
2019-01-15 18:34:46@samskrtadharma むしろそれは日本仏教の母山である叡山で修行を重ねた鎌倉仏教の祖師達に言えることですね。
2019-01-15 19:39:26@0822Ootomomi 真実を知っていて、テスト用の正解がその真実から程遠いとしても、テスト用の回答を平然と書けるようにしましょう。
2019-01-15 20:46:33@shirasuke こればかりは、ぼくが教科書をよく読んでいなかったというのもいけないと感じました。心に留めておきます!
2019-01-15 20:48:15@0822Ootomomi こんばんは。 はじめまして。m(__)m 「あしゅらん」と申します。 私は汰佳さまのご回答のほうが、より正確で事実に近いと思います。 「鎌倉仏教でも言える」とは当然でしょう。鎌倉仏教は平安仏教から出たのですから! 汰佳さまの仰る通り平安仏教の特徴は「行」がメインだと私も考えています。(^^)
2019-01-15 20:14:53@ashuran0427 ありがとうございます。あしゅらんさん、これからもよろしくお願いいたします。 山奥の寺で厳しい修行を積んだ…というのは鎌倉仏教の祖師達に言えるとも思います。鎌倉仏教の祖師達は皆、比叡山で学ばれていましたからね。
2019-01-15 20:22:37@0822Ootomomi 汰佳さま こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。m(__)m 全く、仰る通りですね。 逆にその先生は、平安京の「街の中」にあった官寺の東寺・西寺(ともに真言宗)をはじめ、平安京域内の数々の天台・真言の寺院についてどう説明されるのかなぁ?
2019-01-15 20:35:39@ashuran0427 そうですよね! 不正解の理由を聞いたときに、僕は真言宗の総本山である東寺は平安京にあるという話もしたんですけどねー。その辺については「教科書に載っていない」という理由で触れないのではないでしょうか。
2019-01-15 20:39:44@0822Ootomomi 「山奥の寺で厳しい修行を積んだ」も、鎌倉仏教でも言えますけどね。というか、どの時代の日本仏教でも、たいていそうですけどね。 その先生とじっくりお話してみたいですね。
2019-01-15 20:57:30@takuro_sayama ほんとにそうです。鎌倉仏教の祖師様達は皆、比叡山で学ばれていましたからね。先生と朝まで語り合いたいです。笑。
2019-01-15 22:08:52@0822Ootomomi 横から失礼します。宗教学学んだ人間からすればその正解はおかしいね。社会の先生は言葉だけ理解して中身を知らないみたいだね。私が親なら即クレームだよ。そんな先生は無視して深い学びをするといいよ。大学はそんなところ。
2019-01-15 21:04:38良く学ばれていますね 「山奥の寺で厳しい修行を積んだ」は不正解(苦笑 「行者と本尊は一体となり修法を行い〜現世利益を祈った」の方が近いです。 ただし両祖師の在命中は「鎮護国家」と貴族の「追善供養」が強く、両祖師入寂後の教団で貴族の「現世利益」が強くなります twitter.com/0822Ootomomi/s…
2019-01-15 18:34:10@Hirabayashi76 ありがとうございます。 そうですよね。不正解の訳を聞いたら「鎌倉仏教でも言えるから」と答えられ、疑問しか残りませんでした。テストでは空海と最澄の在命中の事を問題にしたのか体系化してからの事を問題にしたのかは分かりませんが、どちらにせよ、腑に落ちない部分がありました。
2019-01-15 18:40:34@0822Ootomomi 「山奥の寺で修行を積んだ」は寧ろ、比叡山で学んだ鎌倉仏教の祖師たちのみに言える事で、平安時代の空海や最澄が教えを求め修行したのは山奥ではなく、唐ですね。 「唐代の中国に渡り修行を積み、日本の山奥に修行道場を築いた」がより正解に近いかもしれませんね。
2019-01-15 18:51:30うーむ、「行者と本尊とが一体となり」「修法を行い」「様々な人々の現世利益を祈る」は、密教に伝わる三密瑜伽の「即身成仏」を説明したものと思いますが、厳密にいうと、最澄の残した著作には、このような即身成仏の教えは登場しないのですね。 twitter.com/0822Ootomomi/s…
2019-01-15 18:36:12@TakaKame7 最澄は天台教学と共に密教も持ち帰って、それが後に台密として円珍、円仁により確立されていったので、僕は、そう答えました。台密での修法でも、行者と本尊とが一体となる三密瑜伽の上に成り立っていると思った次第です
2019-01-15 18:49:41