『まどか☆マギカ』 ほむらとさやかの一方通行な思い

相楽 @sagara1

@chekisora より正確に言えば、鹿目まどか様は「神」というよりも「第二次性徴期の少女が概ね若気の到りで道を誤る、その「若気」を全面肯定する概念」という凄まじいシロモノ。時折見かけるあの選択へのツッコミ無し全肯定って「ある意味すごいなー」と思います。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

@sagara1 あの選択は肯定派ですが「大人にならない」という点では歪ですからねぇ…

相楽 @sagara1

@chekisora そのまどか様をして「うん、ごめん。その若気の至りだけは全部なかったことにするしか無くて」と曰わせる美樹さやかの存在はあまりにもマッチョ過ぎる『魔法少女まどか☆マギカ』の世界観における安全弁。そもそも虚淵玄脚本である以上、あの世界って基本、狂気の世界なんですよ

相楽 @sagara1

@chekisora 虚淵玄の物語は『鬼哭街』や『Fate/ZERO』もそうであるように、その素晴らしく筋が通ったイカれ振りが素晴らしい。割と好評http://p.tl/UaS8　な感想日記は余談込みでそういう事を書いたつもりなんですが、意図はどの程度伝わっているのだろうか……。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

@sagara1 ちなみにまどかの中二に影響を与えた一人がマミさんでしょうなあ。「大人になるとグロいから少女のまま生きよう！」みたいな。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

まどかが中二病なのはよく見れば分かるがその中二病を全肯定したのがあの結末かなあ。

相楽 @sagara1

@chekisora 投げやりに極論すれば、まどか様は『鬼哭街』のルイリーさんで、ほむほむはタオローさんとホージュンさんの合体人間。まどか＝ルイリーさんの望んだガチマッチョな世界を最高に忠実に体現し駆け抜けてくれたほむほむは、最高の友達＝最愛の人であり忠実な犬。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

@sagara1 ルイリーは計算でやってそうですが多分まどかは天然。

相楽 @sagara1

@chekisora そして、ラストで多分世界はほむらと一緒に滅んでる。「世界滅んだけど、夢と希望が恨みで終わらないためには仕方なかったよね！そうだよね、ほむらちゃん！」「そうね、まどか」 円環の理。それは、世界を侵す夢と希望。//ちなみにこの2発言はかなり適当な与太話してます。

相楽 @sagara1

@chekisora それは例のマミさん賛美まとめhttp://togetter.com/li/128846　コメントで指摘されていた通りかと。大いに参考になりました。その節はどうもm(_ _)m

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

@sagara1 最後のアレはインキュベーターと共存した人類が地球を放棄したと解釈してます。それでも糞長くやってるわけですがw

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

シバッチさんと激論を交わしてたけど、要するにまどかマギカの結末は「少女が大人（魔女）になる事を放棄した」というものなので、根本的に大人がほぼ不在なんですよね。かーちゃん振りきって行っちゃうし。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

少女が大人になる話が見たければ、僕はけいおんで十分です。かき先生の平沢姉妹はほんとエロい。

相楽 @sagara1

少女が大人になる優れたアニメというなら、『電脳コイル』を挙げますねー。@chekisora 少女が大人になる話が見たければ、僕はけいおんで十分です。かき先生の平沢姉妹はほんとエロい。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

@sagara1 電脳コイルは評価高いですね。いつかチェックしてみます。

相楽 @sagara1

@chekisora そう、「「魔法を捨てずにオトナになる魔法少女（幼女）」に筋の通った道を無理やり用意したらとんでもないことになった」作品として、僕はなのは三部作を大変愛してますよ。⇒「 『魔法少女リリカルなのは』シリーズのカルトな魅力について」http://p.tl/J6A8

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

割り切れば楽しいよねぇ、なのはシリーズ。

相楽 @sagara1

@chekisora いってしまえば、割りきってみないととても観てられ……いえ、なんでもありません。はい。

相楽 @sagara1

『魔法少女まどか☆マギカ』の美樹さやか・上條恭介・志筑仁美の三角関係を「願いと代償」、そして「願う手続きの正しさ」という観点から、少し考えてみる（以下、しばらく連続tweet）

相楽 @sagara1

まず、上條にさやかの犠牲への対価を求める事はアンフェア。「恋愛に対価を求める事がそもそもおかしい」のは措くとして、さやかは求めた奇跡・魔法もその代償も知らせず、そうする事への同意も得ていない。美樹さやかは一方的に思いつめた犠牲で恋も友情（仁美、まどか）も苦しみにしてしまった。

相楽 @sagara1

一方、志筑仁美は恋にも友情にも正面から向き合い、大切な友人のさやかに仁義を切った上で、勇気を持って告白した。仁美が抱いたのは、ささやかだが真摯、着実で、リスク（振られた上、友情も失うかも）も受け入れた願い。誰にも頼らず、その願いをぶつけるべき相手にぶつけ、得るべきものを得た。

相楽 @sagara1

なお、前提として上條恭介（と志筑仁美）の内面は殆ど描かれておらず、ごく限られた描写を元に推測せざるを得ない。特に上條はほぼ憶測する他ないくらい、材料に乏しい。

相楽 @sagara1

例えば「あれだけ看病して、看護婦さんなどからも「感心ねー」と言われていたさやかに何も告げず退院」あたりの心理を推測できる材料は実に乏しく、「上條ふざけんな」という論はそのあたりが焦点にもなるか。ここも、憶測でよければいろいろ出来るところではあるけども。例えば。

相楽 @sagara1

(憶測A)「giftedにはgiftedの悩みがあり、上條CD激高事件からも伺われるようにさやかはそれにおそらく無頓着。上條恭介にとってその上で更に「才能ある自分」に憧れ託しきって来る美樹さやかとは、ある意味厄介な相手ではあったのでは」

相楽 @sagara1

(憶測B)「突然悪夢から醒めたように体が治った上條にとって、さやかはどうしても「悪夢」を思い起こさせる存在で、しばらくは敬遠したいところもあったのでは」勿論、どちらもあくまでも憶測であって、正直、よく分からないところ。