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焼け跡のエレン先生——中学英語はこうやって始まった(中2)

中学英語教科書の戦後第一号『Let's Learn English』を分析していこう
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uroak_miku @Uroak_Miku

44)ここからまた有名な物語(の要約)が始まる。 pic.twitter.com/N4oPPdiR3V

2019-03-08 09:07:34
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46)「Open, Sesame!」(開けゴマ!) pic.twitter.com/xYFxBeExWa

2019-03-08 09:10:45
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「戦後初の中学英語教科書を分析しながら考えること」をトゥギャりました。 togetter.com/li/1326308

2019-03-08 09:49:48
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47)こうやってただ貼り付けていくオンリーでは芸がないので、ひとつ英文を取り上げてみます。  She went quietly in this manner to all the jars, giving the same answer, until she came to the jar containing the oil. 皆さんこれ訳してみてください。 pic.twitter.com/Kh9C4uOVa9

2019-03-08 11:20:59
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uroak_miku @Uroak_Miku

48)「彼女はそっと、こんな風にすべてのつぼを順にまわりながら、同じ回答を繰り返していって、そしてとうとう、油の入った皮つぼの前にやって来た」 中二でこのレベルの英文を訳読?今の子なら高校生でも挫折者続出必至ですが。

2019-03-08 11:47:50
uroak_miku @Uroak_Miku

49)これまで私は、この教科書(中二)も訳読を想定して英文が載っているものと思ってきたのですが、ひょっとして訳読ではなくざっと読みをこの教科書(の編纂者)は想定していて、EXERCISEとして並んでいる設問に順に答えていけということなのでしょうか。 pic.twitter.com/9ZDhcWfmtC

2019-03-08 11:58:46
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uroak_miku @Uroak_Miku

50)そう考えれば、本編の英文のレベルがやたら高いことも一応説明が付く。

2019-03-08 12:01:54
uroak_miku @Uroak_Miku

51)この教科書、教師用の指導書(アンチョコ)はあったのでしょうか。ないとかなりしんどいですよこの英文は。

2019-03-08 12:03:08
uroak_miku @Uroak_Miku

52)今度のはアンデルセン童話。ペンギンリーダーズの元祖みたいですねこの教科書。 pic.twitter.com/TxtVbMzPjT

2019-03-08 12:36:24
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54)「EXERCISE」として質問文がいっぱい並ぶ。これらに順に答えていくべく本文を読み込んでいけば、内容が深く理解できていく…という趣向のようです。 センター試験の古文問題のルーツなのかな。設問を先に読んで(つまり足がかりにして)本文を読解していくの。 pic.twitter.com/qbt90MbJsB

2019-03-08 12:42:28
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55)穴埋め問題。要するに本文にそのまま同じものがあるから探し出せばいいのです。一見ばかばかしく思えるでしょうけど、今でいうチェックシート学習法(前述)のようなものでしょうか。 pic.twitter.com/ymSb3nxi3T

2019-03-08 12:46:14
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56)うーん設問から本文を解読させる+チェックシートの二つのメソッドで英語の長文読解をさせていく…何か腑に落ちない。このやり方でもなお本文の英語はとても読むのが難しい。

2019-03-08 12:57:23
uroak_miku @Uroak_Miku

57)この昭和22年より旧制から新制に切り替わり、それまでのしくみなら22年春より旧制中二生となるはずだった男の子たち(女の子は小学校を出てもっと学歴を積む場合、女子学校に進んだ)は新制のほうの中二生になった…のですよね。よくわからないのだけど。

2019-03-08 13:01:08
uroak_miku @Uroak_Miku

58)旧制中二ならこのレベルの英文を読まされていた…かどうかはわからない。戦時中の中学英語教科書までは今のところ目を通していないから。

2019-03-08 13:03:17
uroak_miku @Uroak_Miku

59)いったいどうしてこんな作りになっているのか…はっきりいえるのは、当時この教科書は生徒の側からも教師の側からも評判がよろしくなかったこと、そしてその対抗馬として『Jack & Betty』の開発が民間のほうで始められたということです。

2019-03-08 13:06:08
uroak_miku @Uroak_Miku

60)アメリカの教育学者とかの目を意識してのでき…なのかどうかは今のところ不明。実際の編纂作業に、あれこれ口出しされることは実際には(まず)なかったと私は想像しています。その能力が当時の占領チームの教育部門の人間にあったとは考えにくいから。

2019-03-08 13:08:31
uroak_miku @Uroak_Miku

61)ああ、もうひとつはっきりしているのは、この教科書が四か月足らずで作られたものだという点です。

2019-03-08 13:09:48
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62)古代のオリンピックのお話。ギリシャです。見ての通りです。終りの方で現代(といっても1940年代ですが)のオリンピックの話題になって幕。 pic.twitter.com/96LkVVdjoz

2019-03-08 14:16:48
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63)ええい、ここから先は駆け足でいくよ。シーザーの妻コーネリアの良妻賢母ぶりを称えるお話。 pic.twitter.com/tPcL01DtHp

2019-03-08 14:23:10
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64)USAの浦島太郎ことリップ・ヴァン・ウィンクルのお話。 pic.twitter.com/tQTpXo3Lo7

2019-03-08 14:25:33
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65)アメリカの西部開拓史に残る英雄ダニエル・ブーンのお話。 pic.twitter.com/nNTG8ipYwc

2019-03-08 14:28:11
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66)電話の発明者ベルのお話。 pic.twitter.com/3mG91hPDnh

2019-03-08 14:29:06
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uroak_miku @Uroak_Miku

67)以上がパート1です。 ということはパート2があるわけですよ。なんだとおもいますか。

2019-03-08 14:30:12