これがエレン先生の祖父母――『Jack & Betty』を分析しましょう（中一編）

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２５１） pic.twitter.com/3qqOwnmSJq

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２５２）以上が『Jack & Betty』中一編です。

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２５３）感じたところを述べると、かなりの駆け足を強いてくる教科書に感じました。

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２５４）はじめのほうの会話を除けば、それほどおかしな英会話はなくて、エラーがあっても第一号だし今回はしょうがないかというレベルのもの…ということにしておきましょう。

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２５５）しかし生徒も教師も、これを本当に消化するのはまず無理だったのではないか。 訳読で精一杯だったと思う。

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２５６）今ふっと思ったのですが、もし訳文もいっしょに掲載していたら、どうなったのかな。 訳文に引きずられたと思う。「どうしてこの英文がこの日本語になるのかわからない！」という疑問にいちいち答えていかなければいけないので、ここがネックになったと思う。

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２５７）やはり母語をあえて第三者目線で眺めなおす訓練を受けていないと、訳文を併設しての外国語学習は難しいようです。

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２５８）当時のスタッフにすれば、ステップバイステップと副題したように、自信作だったと思います。 しかし今の目で見ると、背骨がかなり弱い。いえ今の教科書の方が優れているということではなくて。

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２５９）自負するほどのステップバイステップではない、と感じます。

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２６０）今のもそうですけどね。それでも学習指導要領による縛りがあまりなかった時代ゆえの、伸び伸びした感覚は感じます。伸び伸びゆえに実際に使わされる生徒にすればかなり重荷だったのではないか、とも想像します。

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２６１）中二編はどんな風に進んでいくのでしょう。皆さんお楽しみに。

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おまけ。中学英語教科書は要するにこれですよ。こんな簡単にピアノが弾けてたまるか！なことをくそまじめに開発し続けているのです。 youtu.be/h_aj8s6N6h4

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