結論は【サーキュラースイングというものがあるとは考えない方がいい】

バレーボールのスパイクスイングについて、「これが一般的なサーキュラーになるにはどうすればいいと思いますか?」という質問をいただき、解説しました。 今まで散々「サーキュラーにしたい」といって迷走する方たちを見てきて、「サーキュラー」とは「円を描いているように見える」だけであり,「円軌道」を意識するとろくなことがないという辺りを納得していただきたいと思って書きました。 これまでに言ってきたことではありますが、ちゃんとまとめて書いたことがなかったような気がしたので、「まとめ」を作ってみました。
9
taknuno55 @taknuno55

@cokryu なので,【サーキュラーの腕の経路は,実は決まっていない】ということがとても重要なのです。ところが「サーキュラースイングというフォームがあり,それを身につけたい」と思うと,「そういう軌道があって,その通りに腕を動かしたい」と思ってしまうわけで,必然的に迷子になります。

2019-03-15 12:41:10
taknuno55 @taknuno55

@cokryu そういうわけで「テイクバックが完了した状態を体に覚えてもらい,それをイメージして,打ちたい(腕を振りたい)と思ったときにそうなっているようにする」しかないのだと考えています。ゴールだけをイメージすることで,その時々の状態で最短経路を体が選んでくれるというわけです。

2019-03-15 12:44:52
taknuno55 @taknuno55

@cokryu で,最後に,「テイクバックが完了した状態」とは,「腕を振るのに適した体幹の状態(体幹で腕が振られる準備ができた状態)」であり,それを体で覚えるには「体幹の動きで腕が振られる」という感覚を掴んでいくしかないわけです。下手に「腕の動かし方」を意識すると「手打ち」にしかなりません。

2019-03-15 12:48:10
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 動作の原理はどういうものか,それを身につけるためにはどんな感覚がつかめればいいのか,それを着実に学習して行くには・・・ということなんですね。

2019-03-15 12:49:33
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 補足ですが、ボウ&アローは「テイクバック完了の形はサーキュラーと同じである可能性はあるが、右肘は高いところにある方がいいと思い込んでいるフシがあり、右肩を下げるという【側屈】が起きにくかったり、両肩の延長よりも右肘が高くなって体幹が腕を振る効率が下がったりする危険があると言えそう

2019-03-15 23:57:38
taknuno55 @taknuno55

@cokryu ボウ&アローについて【そんな回り道は(暇があればやってもいいが)不要である】というのがサーキュラーの議論で見えてきたことだというのは、「ボウ&アローが合理的であり、そうあるべきだ」というのは間違いということが分かったけど、「正しいサーキュラーの軌道がある」わけではない、なんですね

2019-03-16 00:09:32
taknuno55 @taknuno55

@cokryu サーキュラーは【下から回す】スイングだと認識され否定されていたのですが,むしろそっちの方が無理・無駄がなく経済的 というのは、「下から回すのが合理的」なのではなく、下から回している訳でもなく、「体幹を開き(右回旋し)ながら脇を開け(肩を外転す)ればそうなって見える」なのです。

2019-03-16 00:24:14
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 下から回すように見えるテイクバックは、【体幹を開き(右回旋し)ながら脇を開け(肩を外転す)る】だけの動きなので、(体幹は踏み切る時にかなり開いて・右回旋していますし)とても簡単で小さな動きであり、だから経済的なんですね。

2019-03-16 00:28:26
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 後は、【サーキュラーの腕の経路は,実は決まっていない】ということがとても重要 についてですが、要するに【サーキュラースイングというものがあるとは考えない方がいい】ということなんでしょうね。

2019-03-16 00:37:49
taknuno55 @taknuno55

@cokryu twitter.com/cokryu/status/… で 「どれが間違いであってサーキュラーのみが正解というわけじゃない」という言葉がありましたが、分かったことは ・ストレートアームの「腕をまっすぐ高く挙げて肘を前に向けたまま後ろに引く」なんてことやってまともに打てる訳がない

2019-03-16 00:43:31
taknuno55 @taknuno55

@cokryu ・ボウ&アローの「腕(肘)を前に高く挙げてから,肘を曲げながら後ろに引いていく」とより早くより高いところで打てるというのは間違い。ジャンプで両腕を高く振り上げてそのまま右肘を後ろに引けば合理的なんてただの勘違いで、実は凄く遠回り ・もっと無理無駄のないやり方がある

2019-03-16 00:47:53
taknuno55 @taknuno55

@cokryu そういうことなのですが、ストレートアーム・ボウ&アロー・サーキュラーの3択と考えると「サーキュラーのみが正解」なんていうことになる訳で、それは避けなければならないと思うんですね。【サーキュラーの腕の経路は,実は決まっていない】訳ですし、

2019-03-16 00:54:56
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 結論は【サーキュラースイングというものがあるとは考えない方がいい】にしかならないと思うんです。実際に「D型サーキュラー」なんていう言い方をしてみたり、本当に「円」を描いているなんて滅多にないかもしれないんですよね。

2019-03-16 00:57:48
しょ~へぃ@減りつつある脂肪 @cokryu

@taknuno55 しごく個人的ですがぐるっと回すサーキュラーは今まで二人しかみたことありません 基本的にはDが多いように思います…なぜか?バランスを崩しやすい? ストレート、ボウ&アローの両手を上げる動作っていうのは打つ前のジャンプすることにおいては両手を振り上げた方が高く飛べるのかなあと思ってます

2019-03-16 09:30:51
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 大きな側屈を使うのはそれだけバランス感覚が要求されるということだと思います。

2019-03-16 13:43:11
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 腕の振り上げがジャンプに役立つのはその通りなのですが、「両手をより高く振り上げた方がより高く飛べる」んじゃないかということをみなさん考えるんですが、それは勘違いなんですね。腕が貢献するのは真下辺りという研究があります。

2019-03-16 13:48:24
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 実際にやってみると分かるのですが、直立して「腕の振り上げだけでジャンプ」ということをやると、逆に「上まで振り上げると跳べない」のが分かると思います。

2019-03-16 13:51:54
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 「腕の振り上げが役にたつから、それを大きくすれば大きくするほどいいだろう」という理屈なんですよね。そのためには「腕の振り上げのどの角度でも同じように貢献する」という前提が必要なんですが、実際にはそんなことはありません。

2019-03-17 01:01:37
しょ~へぃ@減りつつある脂肪 @cokryu

@taknuno55 今まであまりにその[いいだろう]が深く考えもせず使われていたことが問題で、色んなことを解析してそれ違うじゃん…ってなってきたのが最近なのかなぁって思ってます 数十年経ったら今の考え方も変わってるかもしれませんが…

2019-03-17 01:32:51
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 一般的な「いいだろう」の勘違いは ・腕を前に高く上げることで高く跳べる ・肘を高く上げると高いところで打てる ・肘をヒット時の位置の近くに置けば早く打てる ですね。

2019-03-17 12:13:00
taknuno55 @taknuno55

@cokryu 現実には ・腕の振り上げの役目は真下辺りで終わり ・肘は上げれば後は下がるしかなくなる ・肘がヒット位置の近くにあると、肘を加速できないので、肘を伸ばす力しか使えず、ほとんどプッシュにしかならない ということになります。

2019-03-17 12:38:15