2019年4月号 岩波「科学」掲載黒川眞一・谷本溶「インテグリティの失われた被曝評価論文：宮崎早野第2論文批判」関連ツイートまとめ
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uchida_kawasaki
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『見捨てようとした追加被曝』宮崎真・早野龍五論文、 内藤論文問題 関連まとめ一覧(編集中)
宮崎真・早野龍五論文の問題要約
・倫理指針違反(信じられないぐらい規模)
・不適切な計測で集めた出鱈目なデータを集計・分析している。
・データの分析に明らかな間違い(意図的かどうかは不明)が多数存在する。
・黒川レターに回答する意志が見られない。
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岩波『科学』
@IwanamiKagaku
特設サイトiwanami.co.jp/kagaku/hibakuh…において、3月号掲載の宮崎早野第1論文批判の考察の要旨、および、印刷中の4月号掲載の黒川眞一・谷本溶「インテグリティの失われた被曝評価論文：宮崎早野第2論文批判」の考察の要旨を公開いたします。
2019-03-22 19:24:45
岩波『科学』
@IwanamiKagaku
黒川眞一・谷本溶「インテグリティの失われた被曝評価論文：宮崎早野第2論文批判」，科学，89(4)，318(2019)の考察のまとめより： （2）区域A の周辺線量率として示された平均H・*10A(0.65)=2.1 μSv h-1 と係数cA=0.10，は正しくない。……生涯線量は半分に過小評価されている。
2019-03-22 19:27:36
岩波『科学』
@IwanamiKagaku
（3）図6 と図7 が整合しない。図6 に対し，図7 の累積線量がほぼ半分（46％），曲線が58％ に縮められている。図6 が正しく，図7 は縦に縮小されていると考えられる。
2019-03-22 19:28:06
岩波『科学』
@IwanamiKagaku
（5）第2 論文中で99 パーセンタイル値とされていたものは，実は90 パーセンタイルであると考えられる。これにもとづき区域A で除染がない場合の99 パーセンタイルでの生涯線量を評価しなおすと論文の35 mSv ではなく103 mSv となる。
2019-03-22 19:28:56
岩波『科学』
@IwanamiKagaku
以上、黒川眞一・谷本溶「インテグリティの失われた被曝評価論文：宮崎早野第2論文批判」，科学，89(4)，318(2019)の考察のまとめより。 掲載の4月号は26日に出庫開始です。店頭には月末頃になります。ネット上では、 7net.omni7.jp/detail/1211772… でお求めいただけます。
2019-03-22 19:33:02
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
今月末に発売になる岩波『科学』4月号に黒川眞一さんと共著で宮崎早野第2論文についての記事を書きました。 iwanami.co.jp/kagaku/201904-… 大体のことは黒川さんが指摘していてぼくにできることはないだろうと思っていたのですが、やってみたら結果の第3節全部に疑義があるという事態になってしまいました。
2019-03-22 20:51:12
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
これらの疑義は早野さんの2019 年1月8 日の「見解」では一つも説明されていません。詳しくは『科学』4月号をごらんください。内容については改めて書きます。
2019-03-22 20:52:30谷本さんによる解説(2019.3.31追加)
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
岩波『科学』4月号 iwanami.co.jp/book/b450386.h… 7net.omni7.jp/detail/1211772… が発売になったはずなので、宮崎早野第2論文について黒川さんとの共著で書いたことの中で、なるべく計算をしないでわかることを挙げてみます。
2019-03-31 08:27:42
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
早野さんの"見解" twitter.com/hayano/status/… によると、線量を足し上げるときに、"「3ヶ月分」であることを見落としていた"ために"累積線量を1/3に評価してしまった"ということになっています。まず問題なのは、他の人も言っていますが togetter.com/li/1306836 評価は1/3ではなく約1/2であることです。
2019-03-31 08:27:53
ryugo hayano
@hayano
本日1/8，文科省記者クラブに「伊達市⺠の外部被ばく線量に関する論⽂についての⾒解」を貼出いたしました．70年間の累積線量計算を1/3に評価していたという重大な誤りがあったことと，その原因，意図的ではなかったこと，今後の対応，伊達市の方々への陳謝などを記したものです→ pic.twitter.com/OuHJKXZmY2
2019-01-08 13:05:14
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
これを確かめるためにはまあ計算すればいいのですが、いくつかの図を見比べると、あまり計算しないでも約1/2であることがわかります。"見解"によると、第2論文図6の線量率(uSv/h)を1ヶ月分に変換して単位を mSvに、つまり24*30/1000 = 0.72 をかけて足せば図7になるはずです。
2019-03-31 08:28:06
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
ここで、事故後7か月ではガラスバッジでの測定が始まった時期なので、足し算する必要はなく、図6の数値がそのまま図7になるはずです。というわけで図6の箱ひげと図7の箱ひげを7か月めで比べてみましょう。元の図はここからとりました。iopscience.iop.org/article/10.108… pic.twitter.com/TqMjZiSz3D
2019-03-31 08:29:06
拡大
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
図6と図7の7か月めの箱ひげは確かに相似になっていることがわかります。問題は縦が何倍になっているかです。上のひげを見ると、図6では約0.96uSv/h, 図7では約0.96mSv ですね。これらの数の比は1で、"見解"から出る0.72とは違います。 iopscience.iop.org/0952-4746/37/3… iopscience.iop.org/0952-4746/37/3…
2019-03-31 08:29:24
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
グラフをソフトで読み取ると、1/3ではなく、正確には約0.46倍になっていることがわかります。不思議ですね。さらに図6の曲線を積分したものと図7の曲線の比率を見ると、約0.58倍になっています。つまり、データの倍率と曲線の倍率が違っているわけです。"見解"にはこんなことは全然書いてありません。
2019-03-31 08:29:35
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
もうひとつは、99パーセンタイルとされているものが90パーセンタイルであると考えられるということです。まず、図7には外れ値が少なくとも10点以上ありますが、このAエリアのグラフに関係しているのは425人しかいないのだから、99パーセンタイルより上の人は1%の4人か5人のはずです。おかしいですね。
2019-03-31 08:29:50
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
というわけで第1論文の図5と見比べてみると、99パーセンタイルとされているものは90パーセンタイルであることが推測されます。第2論文3.2節では99パーセンタイルの人の生涯線量の評価もされているのですが、中央値との比をみるとこれはやはり90パーセンタイルに近くなっています。
2019-03-31 08:30:09
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
ちゃんと99パーセンタイルの値を使って同じ方法で計算すると100mSv を越える、というのがここで ourplanet-tv.org/?q=node/2385 報道されていることです。ただし、これはあくまで除染も避難もしなかった場合の評価で、実際に100mSv 被曝する人がいるという話ではありません。 @OurPlanetTV @hamemen
2019-03-31 08:30:30
Yoh Tanimoto
@yoh_tanimoto
他にもいろいろとおかしい点がある中、重要なものがこちら iwanami.co.jp/kagaku/201904-… になります。何がなぜおかしいと考えられるか、というのは記事の中で詳しく説明したつもりですが、質問や反論があったらできるだけお答えしますのでよろしくお願いします。
2019-03-31 08:30:44
asadori_Qly
@AsadoriQ
2011年3月21日。15日に続き、放射性物質が関東地方にやってきた。雨で沈着。その日の牧野淳一郎さんの日記。 jun-makino.sakura.ne.jp/Journal/journa…
2019-03-22 12:21:57
asadori_Qly
@AsadoriQ
2011年3月22日の牧野さんの日記。 jun-makino.sakura.ne.jp/Journal/journa…
2019-03-22 12:23:42