昭和のある時期にブームだった「戦記漫画」について

これが漫画雑誌のメインを張る人気ジャンルだった時代があり、それが出世作となった大御所も。架空の「手塚治虫のライバル」を造形した手塚伝「チェイサー」でも、そういう作品で人気だったという設定でしたね。急にそんな談義がされている(小林源文氏の話題かららしい…)のを見たので保存。
大月隆寛 昭和30年 水木しげる 児童文学 ちばてつや 戦記漫画 マンガ 昭和 漫画史 昭和時代
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品場諸友 @shinabamorotomo
あんまりグチャグチャ言いたくはないけど、例えばこういう表紙から軍記モノに触れて、やがて軍オタになって行った人達とだね、カワイイミリ萌えイラストの入口から軍記モノの世界に入っていく人に「違い」があるんでしょうか? って話だと思うのねん。昔は昔、今は今。どんな趣味でも入口は必要。 pic.twitter.com/KltX0aMdtu
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king-biscuit @kingbiscuitSIU
かつての少年誌にある時期から堰を切ったように増えた戦記ものの類は、しかし当時同じく上げ潮だった「児童文学」界隈からはほぼスルーされとったのはそれ、なんでだとおもうん? #カマかけてみる
大野木寛 @dadasiko
@kingbiscuitSIU ある時期というのは平田晋作の『昭和遊撃隊』でしょうか。それとも矢野徹の『新世界遊撃隊』でしょうか。あるいは吉岡平の『新・昭和遊撃隊』でしょうか。
king-biscuit @kingbiscuitSIU
@dadasiko あ、いや、そういう「折り目正しい」仮想戦記系というのでなく、戦後の少年マンガ誌での太平洋戦争もの、といった程度の意味あいでした<(_ _)>
大野木寛 @dadasiko
@kingbiscuitSIU あ、それでしたか。ぼくら世代はそういう架空戦記もの『0戦はやと』とか『紫電改のタカ』などで育ったので、スルーしてしまいました(笑)。
king-biscuit @kingbiscuitSIU
@dadasiko そうそう、そのへんのマンガなり特集なりが当時の「児童文学」(すでに戦後パラダイム内の利権化始まってましたが)界隈からはほぼきれいにスルーされとった「構造」なり「背景」なりのことを言いたかったのであります、はい。
大野木寛 @dadasiko
@kingbiscuitSIU あの当時の少年漫画はまだ戦前の児童向け雑誌の影響を色濃く残していましたね。連載小説や短編小説が載っていました。バカなガキだったので読み飛ばしていました(笑) 「パンパカ学園」は少年倶楽部の「滑稽新聞」の系譜なのかもしれない、と思っています。←いま思いついたのではない。
MUTI @MUTI39
@kingbiscuitSIU かなり稚い時代の記憶なのですが、こういった少年向き戦記もの・戦記漫画を興奮して読んでいて、しかしながら最後は日本が負ける、としって大衝撃をうけた思い出があります。  で、思うに、いわゆる「児童文学」界隈は、「私たち(将来の)勝ち組」という自意識集団だったのでは。(つづく)
MUTI @MUTI39
@kingbiscuitSIU (承前)といいますのは、昨年、以下を見まして、児童向きの書物に共産党や共産党に共感・いろ良い態度をする方が多かった時代・そうなる状況について色々考えさせられたからなのですが。 kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibit…
MUTI @MUTI39
@kingbiscuitSIU なを、稚い時代の私は、まだ日本が負けると知っていない友人に、「負けるんだぞ~」といって衝撃を与えた「いやなガキ」でした……
佐藤庸一 @sato56yoichi
同じ様にチャンバラ漫画も結構盛んだったので小生としては「占領下での規制からの反動」と「昭和初期からの男の子向けコンテンツ制作体制の継続」だったのではと思っております。 twitter.com/sato56yoichi/s…
佐藤庸一 @sato56yoichi
「紫電改の鷹」で軍隊のイジメとか風船爆弾とか源田実とかを知りました。紫電を知る前に紫電改が刷り込まれた。 twitter.com/sato56yoichi/s…
Tomoe @tomoe_0ct3
@sato56yoichi @kingbiscuitSIU ゼロ戦レッドとかゼロ戦はやと...なんてのもありましたな
king-biscuit @kingbiscuitSIU
@sato56yoichi 概ねそんな感じだと思います。昭和30年代に入って少年誌が週刊誌に移行して事実上マンガ誌化してゆく過程でそれら太平洋戦争の戦記もの系が一気に、という。
king-biscuit @kingbiscuitSIU
@sato56yoichi 二等兵物語みたいな「お笑い」方向と、同時に陸軍残酷物語的な「シリアス」方向とが並行して映画にあらわれるようになるのもほぼ同時期ですし、その他もろもろ含めて平和条約締結後の「独立」後の「戦争」体験の新たな表現のされ方の一環ではあるんでしょう。
水木しげると戦記漫画、内心の葛藤(2017年)
水木しげる漫画大全集編集委員会 @mizukidaizen
水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
リンク 毎日新聞 101 users 1505 水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 未発表随筆、見つかる 「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家の故・水木しげるさんが半世紀前に書いたとみられる未発表の随筆が見つかった。南方戦線で爆撃され左腕を失った水木さんは、売れるためには戦争を肯定的に描かざるをえなかったことを振り返り、「ぼくが書きたいのは敗(ま)け戦(いく)さの話だったんだが、そ
はてなブックマーク::Hotentry @hatebu
水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 (56 users) bit.ly/2gOtfEq 12件のコメント b.hatena.ne.jp/entry/s/mainic…
mushagumi@最後の1秒まで @mushagumi
貸本漫画を描いていた1960年頃を回想して「ぼくが書きたいのは敗け戦さの話だったんだが(略)本があるていど売れるためには戦争に肯定的にならざるを得ない。」/水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
ちょあり @KayocchiNn
九死に一生を得た水木さんだからこそ戦争の悲惨さ、無意味さを描けたのだと思います。ケンカはよせ腹が減るぞ の精神です。 水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
塩見卓也 @roubenshiomi
水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日 mainichi.jp/articles/20170… 「随筆は、10月3日に発売予定の『水木しげる漫画大全集 貸本戦記漫画集6 絶望の大空他』(講談社)に収録される。」 これは買いかな

「昭和 戦記漫画」で検索したら、2016年ごろにツイートが集中していたので、そちらも採録します

まんだらけ中野店 マニア館 @mandarake_mania
水木しげる初期B6!兎月書房発行漫画全集16番! 昭和33年発行水木戦記漫画第一号「戦場の誓い」! 米軍の怪飛行機「黄金バルス」に挑むラバウルの虎! ラスト一コマ「戦争ほど ひさんなものはない」。 従軍経験のある水木センセがこれを言うとすごく説得力があります。 店頭、出てます! pic.twitter.com/slZFiFQqwF
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田中タクヤ @mercurylampe
水木先生は親父の本棚にあった総員玉砕せよやコミック昭和史とかのおかげで、戦記漫画家ってイメージも強いですね、むしろマンガとしてはそっちの方が
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コメント

OOEDO @OOEDO4 2019年3月27日
@kingbiscuitSIU さんのツイートと、それへのリプを主軸に。
TA @kutakuta1290 2019年3月27日
個人的に思い出深いのは松本零士の戦場まんがシリーズ 旧日本軍やドイツ軍の戦闘機への入りとして今でもオススメできる作品
(あ)@お気持ちヤクザ @MutsuniNaruBeam 2019年3月27日
逆風に晒され続けると変なエリート意識が生まれて、先鋭化するのをあちこちの分野で見かける。きっと人間の業なのだろう。
mikumiku_aloha @mikumiku_aloha 2019年3月27日
漫画に限らず、高度成長期は太平洋戦争で日本は頑張ったんだ(だから今も頑張れる?)的な話しあったと思います。スバル360とかフェアレディZの軽量化技術とかいった話しで「零戦由来の~」みたいな語り方とか。 「宇宙戦艦ヤマト」も戦艦大和の人気があったればこそで
mikumiku_aloha @mikumiku_aloha 2019年3月27日
Wikipediaをひくと、松本零士さんの「戦場まんがシリーズ」が1969~1977、新谷かおるさんの「戦場ロマン・シリーズ」が1977~1982年で、バブルの前までぐらい続いていたのかな?
tama @tamama666 2019年3月27日
kutakuta1290 新谷かおる先生の戦場ロマンシリーズもオススメ!
nekosencho @Neko_Sencho 2019年3月27日
戦記マンガっていっても、戦争礼賛ではないことに注意な。 悲惨な話がけっこう多いんよ、たとえばまとめにある「紫電改のタカ」なんかちばてつや自身が「失敗作だと思っている。話が地味で悲惨であり、主人公もくそまじめだから」といってたりとかな。(比較的入手しやすいので実物読んで)
mikumiku_aloha @mikumiku_aloha 2019年3月27日
小説(随筆?)だけれども坂井三郎さんの「大空のサムライ」は基本的に痛快な話しが多いけど最後の方は悲しい感じ。負けた戦争なのでそりゃそうなるよね
nekosencho @Neko_Sencho 2019年3月27日
個人的には「宇宙戦艦ヤマト」が戦記マンガにとどめを刺したと思ってる。 悲惨な敗戦というものを背負わない、かっこいい、最後には勝っちゃう戦争が描けるんだ、となると悲惨な敗戦に最終的に行きつかざるを得ない二次大戦ものより、宇宙戦艦ヤマトとかガンダムとかに行っちゃうよなあ……って感じ
mikumiku_aloha @mikumiku_aloha 2019年3月27日
Neko_Sencho 面白い考えですね。「宇宙戦艦ヤマト」で最後に勝つ戦争が描けたというのは。
マシン語P @mashingoP 2019年3月27日
マンガじゃないけど79年発売の週刊ポストにはロンメル将軍主軸の戦記物が連載されていたようです。今の御時世なら企画も通らないことを考えると、当時の週刊誌読者(サラリーマン)の心理と知識レベルが伺えて興味深い。
大滝よしえもん @gyokusaiclub 2019年3月27日
Neko_Sencho 戦記ブームの頃の戦争漫画は、むしろ勝利で終わるハリウッド戦争映画やTV戦争ドラマ的な娯楽作品の方が多かったものですが?
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2019年3月27日
この種のWW2戦記もの作品は昭和40年代までだと思っていたがヤマトがとどめを刺したとするとちょうどタイミングは合うのか。確かにヤマトは「未来戦記の形を取ったWW2戦記もの」ではあるが
み(Togetter) @Togetter11 2019年3月27日
Neko_Sencho 戦記漫画にトドメを刺したということには同意だけど、宇宙戦艦ヤマトの真骨頂は松本零士の女を取り入れた部分だと思う。ここが戦記モノの萌えを受け入れられるか否かの分水嶺じゃないと思ってる。あとヤマトが作られたころは戦記モノ自体廃れてきていて、ヤマトが戦艦大和人気にあやかったということは全くない。松本零士参加までは岩をまとった箱舟風デザインだったよね
さどはらめぐる @M__Sadohara 2019年3月27日
朝鮮戦争の時代には既にジェット戦闘機が飛んでるのにレシプロ機の話とか、子供からすれば時代劇でも見るようなものかと。
憑かれた大学隠棲:再稼働リプレイスに一俵 @lm700j 2019年3月27日
やられた敵メカからの脱出を描くべきか。ドラえもん新大魔境雑感 - Togetter https://togetter.com/li/796024
さとうあきひろ @akihirosato1975 2019年3月27日
Neko_Sencho ヤマトもそうだけど、個人的にはエリア88の影響も大きい気がする。リアルかどうかは別として、最新鋭の機体がバンバン登場して空戦を繰り広げる様子を目の当たりにした後だと、子供心には第二次大戦中の機体での戦いが古臭く見えて仕方なかった。
ソフトヒッター99(ネットの政治系書き込みバイト希望ww) @softhitter99 2019年3月27日
マンガか……小学校低学年くらいだとジャンプで本宮さんの『ゼロの白鷹』が連載されてたっけな。『紫電改のタカ』はマンガ文庫の幕開けくらいに知った。それらと併行してサンデー系で読み切り展開の松本さんの戦場マンガだな。ただ、メジャーな出版社とは別に、マイナーな出版社の戦記物のマンガはあり、ミッドウェー海戦と海軍機による特攻作戦の経緯は文章以前にそれで知った。
cinefuk 🌀 @cinefuk 2019年3月27日
『宇宙戦艦ヤマト』は当時すでにあったWW2逆転仮想戦記の流れを汲んでおり「押し寄せる米帝(ガミラス)の爆撃をかいくぐり、戦艦大和が敵国本土を滅ぼす復讐譚」なのだが、敵がヒットラー(デスラー)が支配する軍事独裁国家なのは、まあちょっとねじれてるよな。1974年の米国は文化の発信地、憧れの象徴であった。ナチスは格好良く、手ごわく、悪い奴らだった(米国製戦争映画の影響もあるんだな)
田中一郎 @eggmanpat 2019年3月27日
少年マガジンか懐かしいね 「紫電改のタカ」と「チャンピオン太」はどちらも梶原一騎じゃないか。 「チャンピオン太」はテレビの実写版を覚えてる。 そういえばこのあと連載された 「巨人の星」と「あしたのジョー」も梶原一騎だな。
サディア・ラボン @taddy_frog 2019年3月27日
ぼくはガンダム関連の書籍に載ってた、MSVの開発者やテストパイロットの話が好きでした。
kartis56 @kartis56 2019年3月27日
戦記物は小説でもマンガでも辛気臭いから、子供受けしづらいのでは
ヘイローキャット @Halo_nyanko 2019年3月27日
ネタが出尽くして枯れただけなのでは、という気がしないでも無い
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2019年3月27日
cinefuk アメリカの代わりにナチスと戦艦大和が戦う話だからこそ、波動エンジン=ジェットエンジンはドイツと同じ場所にあるイスカンダルから送られてくるんやで
或忍 at 水性ゴリラ @ALNiN90125 2019年3月27日
現在、この辺の戦記物コミックスの描き手として活躍なさっている方として、小林源文御大は言わずもがなだけど滝沢聖峰先生を忘れてはいけないと思う。短編から長編に化けた「東京物語」とか是非とも読んでみて内容について考えてみて欲しい名作なんだよね。あとバンド・デシネのロマン・ユーゴー氏の作品とか
nekosencho @Neko_Sencho 2019年3月27日
gyokusaiclub マンガで、いくら○○部隊は勝利した、××艦隊を撃滅したとやっても、現実に日本が負けて国は焦土と化してるわけですからねえ。しかも当時なら日本が焼かれていく過程をリアルで見てきてる人が多い。 どんなに明るく楽しくあっけらかんとやってもそういう現実を背負っちゃうわけです。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2019年3月27日
戦争ものが流行ったのは戦争体験があった人間が決定的編集権を持っていた(編集長とか局長とか)時代があったからです。ジャンプの長野規(偉い人)さんは、ジャンプの黄金時代に、人気の有無とは関係なく夏休みに戦争特集を載せ続けました。
超破瓜@椰子教団広報 @super_haka 2019年3月27日
既に日本人の多くが「戦争体験」から離れた今、ベトナム戦争やら中越戦争、中東戦争からイラン・イラク戦争、フォークランド紛争(マルビナス戦争)、アフガニスタン紛争、湾岸戦争、イラク戦争などの「戦争体験」は得られるのかな?それは「日本が勝ち馬に乗る」体験では駄目なのかな?太平洋戦争末期の様な「日本が焼かれる・負ける」体験が望みか?
超破瓜@椰子教団広報 @super_haka 2019年3月27日
戦争は「二度と繰り返しません」と云うけれど、あれは「二度と負ける様な戦は繰り返しません」だと個人的に思う。だから戦後の日本はアメリカ側に付いた。ソ連や中国に付いていたらどうだっただろう?
九十九 @hakqq 2019年3月28日
mikumiku_aloha それらがバブル期の豪華本ブームで再流通したのである
大滝よしえもん @gyokusaiclub 2019年3月28日
Neko_Sencho 戦記ブームの漫画は日本軍に限らず、望月三起也作品のように米軍主役のも多かったんですよ(必ず悪役だったドイツ軍が主役の漫画は、ブーム後の松本零士作品を待つことになる)
大滝よしえもん @gyokusaiclub 2019年3月28日
あと、湾岸戦争直後の一時的に、コンビニ売りで戦争漫画がよく売れた時期がありました(当時コンバットコミック誌で描いてたので、よく覚えてる)
み(Togetter) @Togetter11 2019年3月28日
cinefuk 最初のヤマトは戦記風だけど70年代当時の反戦ムーブメントが大オチだよね。だからこそ戦記ものにトドメを刺したと思ってる。その後の作品も設定に戦記風のネーミングは付いてるけどただ単に前がそうだからノリで付けてるだけ。これ仮想もへったくれもないからヤマトを戦記ものに含めてはいけないよ
ざの人(togetter用垢) @zairo2016 2019年11月16日
戦記物にとどめって? 勝手に解釈して終わりにしている人が沢山?_ 一時のそればかりの傾向は無くなったってだけの話でしかない(笑 ということで、戦闘機のごっこ遊びは、ウオーサンダーをプレイしましょう(笑
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