
昭和のある時期にブームだった「戦記漫画」について

あんまりグチャグチャ言いたくはないけど、例えばこういう表紙から軍記モノに触れて、やがて軍オタになって行った人達とだね、カワイイミリ萌えイラストの入口から軍記モノの世界に入っていく人に「違い」があるんでしょうか? って話だと思うのねん。昔は昔、今は今。どんな趣味でも入口は必要。 pic.twitter.com/KltX0aMdtu
2019-03-26 11:32:48


かつての少年誌にある時期から堰を切ったように増えた戦記ものの類は、しかし当時同じく上げ潮だった「児童文学」界隈からはほぼスルーされとったのはそれ、なんでだとおもうん? #カマかけてみる
2019-03-27 00:06:26
@kingbiscuitSIU ある時期というのは平田晋作の『昭和遊撃隊』でしょうか。それとも矢野徹の『新世界遊撃隊』でしょうか。あるいは吉岡平の『新・昭和遊撃隊』でしょうか。
2019-03-27 00:12:18
@dadasiko あ、いや、そういう「折り目正しい」仮想戦記系というのでなく、戦後の少年マンガ誌での太平洋戦争もの、といった程度の意味あいでした<(_ _)>
2019-03-27 00:16:16
@kingbiscuitSIU あ、それでしたか。ぼくら世代はそういう架空戦記もの『0戦はやと』とか『紫電改のタカ』などで育ったので、スルーしてしまいました(笑)。
2019-03-27 00:23:03
@dadasiko そうそう、そのへんのマンガなり特集なりが当時の「児童文学」(すでに戦後パラダイム内の利権化始まってましたが)界隈からはほぼきれいにスルーされとった「構造」なり「背景」なりのことを言いたかったのであります、はい。
2019-03-27 00:25:07
@kingbiscuitSIU あの当時の少年漫画はまだ戦前の児童向け雑誌の影響を色濃く残していましたね。連載小説や短編小説が載っていました。バカなガキだったので読み飛ばしていました(笑) 「パンパカ学園」は少年倶楽部の「滑稽新聞」の系譜なのかもしれない、と思っています。←いま思いついたのではない。
2019-03-27 00:46:40
@kingbiscuitSIU かなり稚い時代の記憶なのですが、こういった少年向き戦記もの・戦記漫画を興奮して読んでいて、しかしながら最後は日本が負ける、としって大衝撃をうけた思い出があります。 で、思うに、いわゆる「児童文学」界隈は、「私たち(将来の)勝ち組」という自意識集団だったのでは。(つづく)
2019-03-27 01:18:22
@kingbiscuitSIU (承前)といいますのは、昨年、以下を見まして、児童向きの書物に共産党や共産党に共感・いろ良い態度をする方が多かった時代・そうなる状況について色々考えさせられたからなのですが。 kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibit…
2019-03-27 01:21:14
@kingbiscuitSIU なを、稚い時代の私は、まだ日本が負けると知っていない友人に、「負けるんだぞ~」といって衝撃を与えた「いやなガキ」でした……
2019-03-27 01:22:51
同じ様にチャンバラ漫画も結構盛んだったので小生としては「占領下での規制からの反動」と「昭和初期からの男の子向けコンテンツ制作体制の継続」だったのではと思っております。 twitter.com/sato56yoichi/s…
2019-03-27 07:29:00
まあ、まともに読んだのは「紫電改の鷹」でしょうか。新人のちばてつやにも「連載」させるくらいブームだったようです。吉田竜夫系がゼロ戦太郎とか書いてました。あと読み物、プラモで兵器に詳しいのは男の子の嗜みって感じでしょうか。忍者部隊月光なんてどう見ても陸軍特殊部隊風。今なら受けそう。 twitter.com/kingbiscuitSIU…
2019-03-27 07:21:12
「紫電改の鷹」で軍隊のイジメとか風船爆弾とか源田実とかを知りました。紫電を知る前に紫電改が刷り込まれた。 twitter.com/sato56yoichi/s…
2019-03-27 07:32:38
@sato56yoichi 概ねそんな感じだと思います。昭和30年代に入って少年誌が週刊誌に移行して事実上マンガ誌化してゆく過程でそれら太平洋戦争の戦記もの系が一気に、という。
2019-03-27 07:47:27
@sato56yoichi 二等兵物語みたいな「お笑い」方向と、同時に陸軍残酷物語的な「シリアス」方向とが並行して映画にあらわれるようになるのもほぼ同時期ですし、その他もろもろ含めて平和条約締結後の「独立」後の「戦争」体験の新たな表現のされ方の一環ではあるんでしょう。
2019-03-27 07:53:06
水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-09-08 17:31:27
水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 (56 users) bit.ly/2gOtfEq 12件のコメント b.hatena.ne.jp/entry/s/mainic…
2017-09-08 20:46:10
貸本漫画を描いていた1960年頃を回想して「ぼくが書きたいのは敗け戦さの話だったんだが(略)本があるていど売れるためには戦争に肯定的にならざるを得ない。」/水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-09-09 00:35:53
九死に一生を得た水木さんだからこそ戦争の悲惨さ、無意味さを描けたのだと思います。ケンカはよせ腹が減るぞ の精神です。 水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-09-08 23:02:52
水木しげるさん:敗け戦さ、描きたかった…「売れぬ」葛藤 - 毎日 mainichi.jp/articles/20170… 「随筆は、10月3日に発売予定の『水木しげる漫画大全集 貸本戦記漫画集6 絶望の大空他』(講談社)に収録される。」 これは買いかな
2017-09-08 23:43:21「昭和 戦記漫画」で検索したら、2016年ごろにツイートが集中していたので、そちらも採録します

水木しげる初期B6!兎月書房発行漫画全集16番! 昭和33年発行水木戦記漫画第一号「戦場の誓い」! 米軍の怪飛行機「黄金バルス」に挑むラバウルの虎! ラスト一コマ「戦争ほど ひさんなものはない」。 従軍経験のある水木センセがこれを言うとすごく説得力があります。 店頭、出てます! pic.twitter.com/slZFiFQqwF
2017-08-23 21:38:06




水木先生は親父の本棚にあった総員玉砕せよやコミック昭和史とかのおかげで、戦記漫画家ってイメージも強いですね、むしろマンガとしてはそっちの方が
2015-11-30 12:57:59