査読はつらいよ

アカデミックな文章の質を保証するための、査読制度。査読される人、査読する人、査読を頼む人、それぞれに苦労がおありのようで・・・第一線で活躍する研究者たちの査読にまつわる会話をまとめてみました。
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Masahiro Yamada @myamadakg

もっともこの辺の事情は政治学者を日本より多く抱えるアメリカでもある程度当てはまるようで,自分の論文の査読者になりそうな研究者にドラフトを送ってコメントを求め修正に反映して掲載の可能性を高めるのは常套手段みたい.

2011-05-12 15:41:59
ɐʍɐƃɐpo ǝʞnsıɐp @odg67

査読報告書書く手間は、実は「掲載不可」の場合の方が多い。いいことなのか悪いことなのかわからんが。

2011-05-12 15:42:00
Ryuhei Tsuji @ryuhei_tsuji

ぼくがある学会誌の査読を引き受ける理由は,自分も世話になっているから.別の学会誌の査読を引き受ける理由は,学会の動向について知ることができるから.後付けかもしれないけど,報酬はなくても意味づけをすることは可能かな.

2011-05-12 15:43:20
Yuko Murakami @yukoim

査読者の「なんでも度」も要定義w。なお大手海外出版社では査読者評価DBをもっているようです。 RT @ke_1sato ある論文に、どの程度離れた分野の読者が査読可能かを測る「拡張度」を定義

2011-05-12 15:44:05
Masahiro Yamada @myamadakg

査読も丁寧にやっていくと論文指導に限りなく近づいていくところがある.「自分の院生にもこんなに丁寧に指導したことない」とコメントが聞こえたり聞こえなかったり^^;;;.

2011-05-12 15:44:34
Masahiro Yamada @myamadakg

その意味でいい査読者に恵まれることは,いい指導教授に恵まれることに近い.

2011-05-12 15:45:25
KANAYAMA Koji @kanayVc

査読話でTLが盛り上がっている

2011-05-12 15:56:41
KANAYAMA Koji @kanayVc

【再掲】【回文】 く、つらいが査読。ドクサ、くどくどさがイラつく。 (くつらいがさどくどくさくどくどさがいらつく)

2011-05-12 15:58:00
虎之介(Трановский)🇷🇺 @Toranosuke007

総統閣下もお怒りですww http://chernaya-koshka.com/?p=1377 RT @kanayVc: 査読話でTLが盛り上がっている

2011-05-12 16:04:07
@natsukifune

@odg67 旦那とその話をしていたら、「えっ文系では査読者って名前が出ないの?」と。もちろん向こうも匿名査読ですが、査読者一覧(かつて査読を担当したことがある人のことらしい)は公開されているとのこと。

2011-05-12 16:04:38
KY @jurix1979

編集委員の御苦労にまでは思い及ばずでした。ムチではなくてアメを与えなくてはとのご指摘もなるほどです。RT @odg67 引き受け手探す編集委員の苦労たるや…QT @elefanti25: 単に駄(駄でなくても)コメントを晒すだけでは質の向上以前に引き受け手がますます減ってしまう

2011-05-12 16:56:18
KY @jurix1979

@bacainu いや、それを言うとそうなんです。だから限りなく簡単で意味のないものにしたらどうか、というのが本来の発言趣旨だったのです・・・

2011-05-12 17:11:19
Yukihiro IKEDA @yikepon

@natsukifune @odg67 文系のジャーナルでも、期間をおいて査読者が協力者として公開されることもあります。でも、すべてのジャーナルがそうしているわけではないようです。

2011-05-12 17:15:39
KY @jurix1979

はじめまして。なるほどです。質の向上は最初から期待していませんでしたが、仰るとおり引き受けてがいなくなっては元も子もありませんね @elefanti25: 単に駄(駄でなくても)コメントを晒すだけでは質の向上以前に引き受け手がますます減ってしまう

2011-05-12 17:17:45
Masahiro Yamada @myamadakg

でもまあ査読者が上で投稿者が下とかいうわけではない.査読者の理解がおかしいこともある.その場合,投稿者は査読者の誤解を解くべく説得に精を出すし,両者の議論に判定を下すのは最終的には編集委員会だろう.ジャーナルの編集権は査読者ではなく編集者にあるはずだからして.

2011-05-12 18:28:37
Masahiro Yamada @myamadakg

その意味で投稿者による査読者の説得は査読者と編集者双方に対するパフォーマンスだということになる.査読者を説得できなくても,最終的な掲載の可否を判定する編集者を説得できれば論文が載ることもあるだろう.

2011-05-12 18:30:34