「都市」「田舎」「地方」「郊外」以外の適切な分類指標が広がらないものか
- ttt_ceinture
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@Gespenst177 地方でも「育ち」によってはリテラシーも高く、選択肢を持っている。地方都市圏に生きていれば中高年でも外食への感覚が違う。また、美術館・博物館への距離や、雑誌リテラシーも異なる。田舎では書店が壊滅しているので雑誌読者層が極端に少なそう。
2011-03-28 22:53:22@Gespenst177 おおむね、地理的規定と階級、職種による規定が大きい。田舎だと地主が教師一族だったり、中産階級だが教師一族がいたりして、その場合、リテラシーが異なっていたり、「近所」への目線も違っていたりする。
2011-03-28 22:54:53@Gespenst177 そして、たぶん、中学や高校の選択肢や、学区による規定の配分にも関わっているし、偏差値TOP校の上限もまた県によって変わってくる。私服校の無い地域もあればその逆もある。隣県との交通整備もまた関わる。云々。
2011-03-28 22:56:33@Gespenst177 田舎(郊外もだが)はオタクとネットの結びつきが一気に促進される。まあ、ネットの恩恵を蒙りやすい領域だし、田舎の小規模書店には、絶対に漫画やラノベは一定数あるので、これまた地理的に文化経路が規定されているのだとも見なせる。ジャンプはどこの田舎にもあるし。
2011-03-28 22:58:41@ttt_vert あぁ、そういう感じの話ですね。そういうのは実地の見聞が狭いので苦手なのですが•••、面白いことは確かですね。
2011-03-28 22:57:51@Gespenst177 私は地元が大嫌いで過剰に都市文化を身につけたりしたので、文化形成の過程に意識的になっちゃうところがあってね。都市しか目を向いてない文化論にも不満があるし。シネフィルとかは、田舎者ほどなりやすいよ。この推測は経験的にも自信があるw
2011-03-28 23:00:18@ttt_vert そのような背景があるんですね。今の一連の書き込みに、地方性の問題や文化享受の経路に関して自分なんかと比べてすごくよく考えているなぁと驚かされていたのですが。自分は小学校から茨城県南の典型的な郊外暮らしで、たいした文化的自意識なしに自己形成したものなので、
2011-03-28 23:09:04自分が現在の文化享受上の立場(というほどのものではないが)に至るまでの経路を反省してみると、様々な規定要因が存在していることも分かってくるようでなかなか面白いな。
2011-03-28 23:20:05@Gespenst177 要は自覚せる地方出身者というw 都内に住んだことがないので引越しを重ねるうちに地理的条件や年齢・職種による規定などに敏感になったりしたことが効いてるんでしょうね
2011-03-29 00:35:26先日の宮台の記事は半分ほどしか読んでないが、「で、お前はその"豊かなコミュニティ"に定住できるの?」という気分が高まり、そもそも地域を都市部/それ以外、ぐらいにしか分けてないようだったので、読了するのが面倒くさくなって放置した。
2011-05-22 20:10:57流動性/絆という対立で論じているようだったが、絆と地縁の復活って、消費を含めたライフスタイルの選択肢が一気に狭まり、評判のタグ付けとそのフォーマットにすべてが拘束されることを意味するんだが、宮台がはたしてそんな場所で生活できるんだろうか。
2011-05-22 20:13:23そもそも、旧住人と新住人の分離がある区域ってベッドタウン化がある程度進行していないと成立しないし、地域の地縁の崩壊度合いも場所によってまちまちだからな…。住民の出入りや世帯構成の変化などで見られるボーダーの人間が多いってことを理解してないのかなと思った。
2011-05-22 20:15:03地縁がいかに復興しようと高齢者の介護・介助はもはや家庭でできるものではなくなってるし、葬儀会社は田舎でも活発だから町内会単位で協力した葬儀もいまや私の地元でもなくなってきてるしな…
2011-05-22 20:17:23宮台の主眼がそこらへんにあるとは思えないなかったので、主旨の重点でもないだろうし、いちいちつっこんで応答するのもどうか、と思い、読み捨て状態のまま、感想をここで書いて言及終了。
2011-05-22 20:16:09