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【服部〜SPRINGMAN】山口順平氏(@hanamogera20)によるユニコーンほぼ全曲レヴュー・前編【#全UC】

祝・ユニコーン100周年! 80年代音楽エンタメコミュニティ「Re:minder - リマインダー」のカタリベ 山口順平氏(@hanamogera20)によるユニコーンほぼ全曲レヴュー「#全UC」をまとめました。※まとめご快諾ありがとうございます
手島いさむ 奥田民生 川西幸一 ABEDON EBI ユニコーン UNICORN 全UC
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ツイートまとめ 山口順平氏(@hanamogera20)によるユニコーンレビュー 80年代音楽エンタメコミュニティ「Re:minder - リマインダー」のカタリベ 山口順平氏(@hanamogera20)によるユニコーンアルバム&全曲レビューをまとめました。 2019.2.4 『おどる亀ヤプシ』追記/2.11『ヒゲとボイン』『服部』『ハヴァナイスデー』追記/2.20『ゅ13-14』『PANIC ATTACK』『BOOM』『MUSEE』追記 3012 pv 26
山口順平 @hanamogera20
#ユニコーン ほぼ全曲レヴューを近々始めようと考えてます。5人のソングライターが揃った『服部』から最新作までの全収録曲が対象です。 ファンの方が偶然見つけたときに「おっ」となるような構成を思いつきましたので、以前の書きかけもありますが、改めて書きます。 ハッシュタグは #全UC です。 pic.twitter.com/Q3uOnEe4r1
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山口順平 @hanamogera20
#ユニコーン ほぼ全曲レヴューは、各アルバム画像に共通のハッシュタグを付けて取り上げ、コメント欄のほうに収録順に書いていくつもりです。 また、各曲を語るうえで重要なメンバーの画像もそのつど掲載しますので、ぱっと見でも「この人寄りの曲か」と分かるようになってます。いいでしょ。 #全UC pic.twitter.com/wPO5yxSzyA
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山口順平 @hanamogera20
服部 (1989) 不良という名の優等生が横溢するバンドブームにおいて頭1つ抜け出した諧謔至上主義者たちの名刺代わり。作曲力で逸早く民生に肉薄したのは、テッシー。川西は共作の可能性を拡げ、EBIは歌声でバンドの色彩を増やし、新加入の阿部は編曲のキーマンに抜擢。5人の共闘と競合が始まった。#全UC pic.twitter.com/kH7lacGpSB
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山口順平 @hanamogera20
【1、ハッタリ】本作より初出の4曲と前作までに既出の5曲のサワリを、外注のオーケストラが百貨店のオープ二ングセレモニーのように華々しく(胡散臭く)演奏するインスト。阿部を除く4人が詞曲に関わった原曲群で構成されており、肩透かしであると同時に“全員主役”のバンド方針を布告したものでもある。 pic.twitter.com/2rK2BRu2P8
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山口順平 @hanamogera20
【2、ジゴロ】作詞は民生、作曲は川西、ボーカルは“ペーター”と記された当時10歳のボーイソプラノ。声楽らしい曲調ながらも少年が偽名になった理由は“なびいた女は数知れず”などという最高の詞だからである。前曲で気が済んだかと思いきや更に肩透かし。呆れさせたところでようやく“服部”が登場する。 pic.twitter.com/E61PXqvyE8
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【3、服部】民生作品。テッシーによる鋭利なリフが要のHR。今と比べるとドラムがだいぶ硬質な音像だが、速さよりも重さをとったグルーヴには流行型のビートバンドから逸脱する姿勢が表れている。詞は、阿部の出身地山形の実業家・服部敬雄がモデルとのこと。オッサンソングは彼らの伝統の1つになった。 pic.twitter.com/CEvGDjrZ0Y
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【4、おかしな2人】作詞は川西、作曲とボーカルは民生。基調は複雑なフィルで始まるヘヴィメタだが、ポップなメロディが徐々に熱を帯びてゆく展開。なかなかサビに到達しない“焦らし”も魅力である。ダメな男から離れられない女心の詞は、川西が前年発表の「ペケペケ」で手応えを得ていたことを物語る。 pic.twitter.com/mGdIYREs9U
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【5、ペーター】EBI作品。陰鬱なヴォードヴィル調にのせ、欧州の文学少年が闇夜にみる悪夢のような世界を歌う。再結成後のデモ試聴会映像の中に彼が阿部から「3拍子好きだねぇ」と言われる場面があった。すると初の単独ボーカルが本曲だったのは必然なのかも知れない。ただし部分的には5拍子でもある。 pic.twitter.com/vpjdNJ7Mol
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山口順平 @hanamogera20
【6、パパは金持ち】民生作品。一部EBIも歌う。編曲/録音面で『服部』以前以後を大きく分ける点に“余白”がある。ボンボン息子と彼女(世間)のズレを示すようなスカスカの演奏から成るラテンポップの本曲は象徴的1曲。“余白”の拡張は、噺家が経験値を上げるにつれ言葉数に頼らなくなるそれに似た印象だ。 pic.twitter.com/RdJsouR02Z
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【7、君達は天使】EBI作品。一部民生も歌う。前曲の後奏を受けラテンで始まるが、終盤は詞中の男の欲情に重なる格好でパンクに転換。このような変態性こそEBIの真骨頂だ。ちなみに結成前の活動歴から彼の代表的分野はパンクと目されており、後年メンバーが贈った50歳記念曲もRamonesのパロディだった。 pic.twitter.com/deTZ9tbqwr
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【8、逆光】阿部作品で、ボーカルは民生。不安定なシンセの響きが失恋の心理描写を補填するインダストリアルポップ。バンドの音楽性の変化が“余白”に表れていると前述したが、“余白”がない本曲は逆に笹路正徳の傘下にまだあった当時を象徴している。いわば笹路の門下生・阿部にとっての卒業制作曲だ。 pic.twitter.com/jnmwAJefNV
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【9、珍しく寝覚めの良い木曜日】テッシー作品で、ボーカルは民生。結成当初はビートロック付随のリズムとして有していたレゲエを「Get Up Stand Up」のようなオールドスクールな型で披露。本曲も「デーゲーム」もEBIのベースラインが要であり、テッシーが端から“手柄を譲れる男”だったことが知れる。 pic.twitter.com/ZvB0B3kjUs
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【10、デーゲーム】テッシー作品で、ボーカルは民生。過ぎ去りし時代の何気ない光景がよそよそしさを纏い突然夢に出てくることがあるが、野球少年の記憶がラーガロックに収まる本曲の幻惑性はまさにそれ。シングル版のボーカルを坂上二郎に依頼したのは、オケの完成度から生じた自信によるものだろう。 pic.twitter.com/pQ1WFQ2iHH
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【11、人生は上々だ】作詞は川西と阿部、作曲は民生、ボーカルは阿部。一部民生も歌う。終始リズムマシンTR-808が珍妙なビートを刻んでいるが、作風の本質は5人がやがて共有することとなる50sロックンロールへのオマージュ。Elvis Presleyのパロディが阿部の“必殺技”になった経緯はたぶんそこにある。 pic.twitter.com/Z6wF2FEf0q
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【12、抱けるあの娘】民生作品。ただならぬ性欲を秘めアメリカにやって来た男を歌う。小編成で始まり途中一気にアンサンブルが衝突する編曲は、民生作品の傾向の1つ。バンドにおいて快感を得る手段なのだろう。ピアノとアコギによる短くも麗しい間奏が、元来単調なブルースに豊かな表情を加えている。 pic.twitter.com/hdHorxEt1W
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山口順平 @hanamogera20
【13、大迷惑】民生作品。単身赴任に翻弄されるサラリーマンの悲哀をパンクビートにのせた日本音楽史上の重要作。一方クラシックとの融合という側面もあり、1曲目のインストがオーケストラ演奏だった“伏線”を回収している。どんなに迷惑だとしても、彼らはこの超難曲を一生演り続けなければならない。 pic.twitter.com/OtmwQIBNHq
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山口順平 @hanamogera20
【14、ミルク】民生作品。メンバーの私生活にちなんで書いたバラッドらしいが、今はそれよりも民生自身が家庭をもった頃のソロシングル「息子」との親和性、あるいは弾き語り名人としての原点であるのを思って聴くほうが有意義だろう。演奏終了後にわざとらしく立てる足音は、シャイな性格によるもの。 pic.twitter.com/5Y6cj0bJMV
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山口順平 @hanamogera20
清志郎さん亡くなってすぐのとき、ユニコーンが公演終了後の会場に何も言わず「スローバラード」流したら、客が帰らないで合唱したんだよね。素敵だなと。切な過ぎるけど。 後に民生さんが寄せた一言追悼文「おかげで僕はだいぶ楽でした」も素敵。その「楽」に全部入ってる。 youtube.com/watch?v=bKcZlT…
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山口順平 @hanamogera20
ケダモノの嵐 (1990) 女や社会に対して格好つかない男が次々登場するレコ大受賞の平成ロック絵巻。作詞作曲だけでなくボーカルも全員参加となり、各自同じだけ好き勝手であることで音楽性はてんでばらばらながらも奇跡的なトータリティへ達している。ただしこの奇跡、彼らにはありがちなのだ。 #全UC pic.twitter.com/htqfZuFbuc
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山口順平 @hanamogera20
【1、命果てるまで】民生作品。ウクレレとスチールギターを加えたハワイアン+ジャズにのせ、性を謳歌する人間社会をドールハウスのように映す。この視点が翌年、小島功の漫画「ヒゲとボイン」を発見することに。途中「第三の男」の引用もあるが、曲調はBeatles「You Know My Name」との親和性が高い。 pic.twitter.com/8YArmqLCZi
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山口順平 @hanamogera20
【2、フーガ】EBI作品。一部阿部も歌う。オペラ+パンクにのせ“生きとし生けるもの繰り返すあやまち”などと仰々しく結婚を悔やむ男を歌う。男女の台詞が交互にある中、中性的なハイトーンボイスをもつ彼が男役を演じるというミスキャスティングの面白味は「ペケペケ」と同様。歌い出しから突き抜ける。 pic.twitter.com/IUaWb2u25S
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山口順平 @hanamogera20
【3、ロック幸せ】川西作品。共にテッシーも歌う。かつて植木等が演じた無責任男は都合通り出世する時代を生きていたが、本曲の無責任男は“会社勤めもいつまで続くかわからない”と予見。サビのリフが「Birthday」や「Oh, Pretty Woman」を彷彿とさせる一方で、川西の“良き悪声”はJohn Lydonのようだ。 pic.twitter.com/BpF3veX0A4
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コメント

猫まっしぐら @yapparikarukan 2019年5月10日
結婚を悔やむ男 サラリーマンの悲哀 幽霊の男 無断欠勤した男 パパがママを殴った 土方の歌 端的に書かれた文字列だけ見てると、そう言われてみればそうだったなと笑いが止まらない。こんなに全員が輝いてる。やっぱり控えめに言っても最高のバンド
marumushi @marumushi2 2019年5月11日
この頃のユニコーンはよく聴いてた
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