ff14うちの子妄想まとめ ヴァルガス親子の話(父と息子)とその他雑多
- bakamut_ff14
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ラムウ鯖でのアドナンさん一家は不幸が一切ない設定だから子供2人いる設定で、男の子はかなーり前から設定あってリヒトくん、女の子は少し前でツェツィーリア。リヒトくんはそのままだけど、ツェツィーリアちゃんはツェツィが愛称。変わらない内にメモがてら残しておこう……………
2019-03-07 03:59:56なんかミルク関連はストローで飲む光景が脳内再生されたからバルドゥール君の設定に追加。ちなみに嫌いなのは、キノコ全般とお父さんのご飯。
2019-03-09 01:07:12キノコなんで嫌い? 「食感と臭いが嫌い。特に臭い」 お父さんのご飯はどうして? 「食べ物じゃないから」
2019-03-09 01:10:06「ん?ノック?誰だろ」 「はーい、開いてますよー」 少し距離があったから、自分も玄関を開けようとしてるけど間に合うか…? 「やぁ、元気そうだねバルド君」 「あ!フレッドさん!!元気ですよ!!!」 「あ、開けれなくてごめんなさい」 「あぁ、いいんだよ別に」 笑いながらそう返してくれた。
2019-03-12 03:10:07「そう言えば、今日はどうしたんですか?」 「今日は多めにご飯作ったからお裾分けにね」 「本当ですか?!やったーー!!ちなみに中身は…?!あ、でも言わないでくださいね、なんでも美味しいし楽しみにしておきます!キノコ以外は…」 「そんなに喜んでくれると作りがいがあるよ」
2019-03-12 03:12:57そう言いながらフレデリックさんはキノコも体にいいんだけどね…ってボソリと呟いた。 キノコ炒めとかはやめてね!! 「父さんも居たら喜ぶのになぁ」 「お、出掛けてるのかい?」 「かれこれ、5日は帰ってこないんですよ…」 「5日か…一昨日に一緒にダンジョンから出てから帰ってないのか…」
2019-03-12 03:16:10「っと、リンクパールだ。ちょっとごめんよ」 そう言ってフレデリックさんは誰かと話してる。 あれ、ちょっとご飯の話もしてる。 「おまたせ、バッシュからだったよ。そのまま鍛錬がてら訓練していたら時間を忘れてたんだってさ、今から帰るって」 「本当ですか?!やったー!」
2019-03-12 03:19:04「良かったねバルド君。それじゃあ、僕はこれで。ミルヴァちゃんとルヴィアちゃんにもよろしくね」 「はい!もう少ししたら二人とも買い物から帰ってくるので伝えておきますよー、お任せ下さい!」 またご飯作ってくるね~、と言いながら帰って行った。
2019-03-12 03:21:45それから数十分。 五日ぶりなので父さんと会うのが楽しみで仕方ない。 いや、別に何かある訳では無いけど。 口数少ないし、ご飯不味いし。 ご飯と言えないし。 無愛想だし。 でも、どこか優しいと思う時があるし。 あとやっぱり強いし。 格闘術しか教えてくれないけど、それ以外も…いつか
2019-03-12 03:24:41そんなことを考えていたら、玄関が開いた。 「戻った」 「父さん!!おかえり!!!」 「うむ」 「…」 それだけ?このまま行けば何事もなく荷解きからの武具の整備に…! 「五日ぶりなのに「うむ」だけ?」 「む、いや。すまん、そんな顔しないでくれ…悪気はない…これで詫びとさせてくれ」
2019-03-12 03:28:34そう言って、また牛乳かな?と思っていたら。 予想に反し、ワシワシと頭を撫でてくれた。 「留守番御苦労だった」 「!」 「…?!抱きつかんでもいいだろう…」 いや、嬉しい! 物よりこういう事の方が嬉しい!! 今だけかも知れないけどね。 軽く背中をポンポンと叩いた後に父さんは咳払いをした。
2019-03-12 03:33:14「採取してきた食材で駄目になりそうな物があるのだ。加工する」 ……はい? 一気に背中が凍りつく。 「案ずるな、多少腕は上がっている」 真顔で言うジョークにしては面白くないよ。 と、思っているうちに準備が完了している。 手際はいいのに、どうして…??
2019-03-12 03:35:48怖い。 なんで食材を母さんに任せないで自分でやろうとするの?! 適材適所って言葉あるでしょ?! 母さんは時々変な味する時があればたまに臭い時もあるけど、基本的にはご飯。 そういう時は父さんも「む?」って食べたら言うけど。 でも、劇物作るよりいいよね…? うわっ
2019-03-12 03:40:00「以前よりはマシだと思う。出来たぞ」 いやいやいやいやいやいやいやいや!! 禍々しいよ!! あれが父さん達が敵対してるアシエンのなにかなのかなって位何かが立ち込めてるよ?! もしかして、食材って?! 「ほ、無理!走りたい気分になったから!!!ちょっと!ね!!!」 「なっ、バルドゥール」
2019-03-12 03:42:38いやいやいやいや。 いくら父親の手料理っても! 必死に玄関を飛び出す。 待たぬか!と背後から聞こえる。 待てと言って待つ人間が何処にいるか!! ___ …走りたい気分か。 もしや、競走でもしたいと思ったのか? 親子のコミュニケーションの取り方の書物にも、運動の項目があったな。
2019-03-12 03:45:49丁度走れば腹も空くだろう。 バルドゥール、そこまでして… では、その想いには真摯に向き合うとしよう。 「バルドゥール。五日間の間に身体能力が向上したか、見せてもらうぞ」 手は、抜かんぞ。 ___
2019-03-12 03:47:44「はぁ、はぁっ、追いかけて来ない…?」 走りながら振り返るけど、200mは離れたよ? 逃げ切れそう…?! ちょっと安心し…… 何ですかね、この音? 振り返ると、250m程になっていた距離をあっという間に真顔で詰めてくる父の姿が。
2019-03-12 03:51:41「ほら、追いついてしまうぞ?」 「無理無理無理無理!!!デタラメだよ何それーーーーー!?」 なんでこっちは息切れしてるのに?!平然としてるのさ?! そう思いながら懸命に走る。 しかし、声を掛けられた2秒後には肩を掴まれた。 何者なの本当に。 冒険者ってみんなこうなの?
2019-03-12 03:54:59「あの距離をこの時間で走るとは。前に比べると多少速くなったな」 「そ、そう?」 「先月に走り出した時よりは確実にはな」 いや、今回は命の危機を感じましたからね? 人間、逆境になると強いんですよ? それよりも強いのが父親でしたけど。 「走って腹も減ったろう。ほら、あーん?」
2019-03-12 03:58:04「?!」 「ミルヴァの真似をしてみたのだか、あーんではなかったか?口を開ける時の合図は」 こんなに恐ろしいあーんは無いよ。 …母さん、先立つ不幸をお許し下さい。 お姉ちゃん、生き延びてね… うぅ、フレデリックさんのご飯食べてから死にたかった!!! 「あ、あー……」
2019-03-12 04:00:53____ 「…」 軽食を作り、バルドゥールに食べさせた直後、顔色が悪くなってしまった。 とりあえず、フレデリックに連絡し、たまたまフレデリックが居たシロガネに運んだのだが… 「オェエエエエエエエ……」 トイレから出てこないのである。 「だ、大丈夫か…?バルドゥール…?」
2019-03-12 04:04:15「ヴッ、大丈ばな……ぉええええ……」 「…」 申し訳ない事をしてしまった… 多少は上達したと思ったのだが…… 「まーた変なの食べさせたなバッシュ」 仕方なさそうな顔したフレデリックが呟く。 「…返す言葉もない」 「今回は何が効くかな…気絶しないで吐いてるんだから…えーと…」
2019-03-12 04:08:30