関連まとめ
経緯
①日本国紀(幻冬舎)にパクリがあると津原氏が批判
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②幻冬舎が津原氏のヒッキーヒッキーシェイク文庫版の発売を中止する(幻冬舎は津原から辞退してきたと主張)
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③津原氏が幻冬舎担当からのメールを証拠として公表
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④なぜか幻冬舎社長の見城氏が、ヒッキーヒッキーシェイク単行本はこんなに売れてなかったと実売数を公表
津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版を躊躇いましたが担当者の熱い想いに負けてOKを出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。2冊目が今回の本で僕や営業局の反対を押し切ってまたもや担当者が頑張りました。実売1800でしたが、担当者の心意気に賭けて文庫化も決断しました。
2019-05-16 23:07:31見城氏謝罪(追記)
編集担当者がどれだけの情熱で会社を説得し、出版に漕ぎ着けているかということをわかっていただきたく実売部数をツイートしましたが、本来書くべきことではなかったと反省しています。 そのツイートは削除いたしました。申し訳ありませんでした。
2019-05-17 12:50:47出版停止の文庫は早川書房から出版予定
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本題
writer, author of ORBITAL CLOUD and Gene Mapper 『オービタル・クラウド』で日本SF大賞と星雲賞、『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞しました。最新刊は2023年6月に文藝春秋から刊行された青春小説『オーグメンテッド・スカイ』
幻冬舎はトラブルになると「売る努力をする」と自ら誓った出版契約を破る倫理観の企業だということか。 出版社と著者しか知らない実売部数は、契約にそう書かなくてもNDAに守られる秘密だし「売れないと思ってた」のに、そう契約に書けない弱虫だということだ。 twitter.com/kenjo_toru1229…
2019-05-17 05:54:59他国の作家団体にも、この幻冬舎の件は伝えなければならないな。 「こいつ偉そうなこと言ってるけど売れてないんだぜ」と背中から刺すわけだ。 こんなことを翻訳先でやられたらたまらんよ。
2019-05-17 06:12:57こうやって出版文化の「気持ち」や慣習の話にするのもやめてほしい。仕入れやライセンスの絡む商売で、売り手が実売を晒し「売れてない」と言うようなことをするのは他の業界でも異常な行為だ。 慣例破り揶揄、出版界に波紋 幻冬舎社長、書籍批判の作家の実売部数投稿 asahi.com/articles/DA3S1…
2019-05-18 08:23:58また、流通越しに出荷していて店頭在庫が正確にわからない商売では、安易に実売を口にするのも迂闊な行為だ。これも書籍に限らない。
2019-05-18 08:41:56@t_trace 新聞、雑誌、飲料など、販売量をオープンにしている業態が多々ある中で、なぜ書籍は開示されることに懸念が提起されるのか?出版社もボランティアではなく、ビジネスとしてやっている。収益が出なければ、社員もろとも淘汰される。その影響は作家個人にとどまらない。
2019-05-18 14:37:55@shigex_ お勤めの商社はリテールから得た実売をメーカーに無断で公開して「これ売れないねー」と侮蔑するんですか?
2019-05-18 15:32:50@t_trace 面白いアナロジーで、商社の業態をご存知の様子。 もし仮にそのアナロジーに乗るのであれば(本意ではないが)、リテールを手中に収めている商社は、メーカの所業が余りにも目を覆うようなときはリテールの立場で実売値を公開し得る。 どちらがイニシアチブをもっているか、消費者に近いか、次第。
2019-05-18 15:39:43@shigex_ 全くその通りです。そして出版社はリテールを持っていませんから、その仮定は意味をなしません。
2019-05-18 15:45:11売れないから、他の本とポリシーが合わないから、著者がエキセントリックだから出さないのも、事業の判断なら構わない、と私は考えてるけどね、片手で「一生懸命売りますから」と契約しておいて「こいつの本は売れてないんだぜ」と公に言うのが良くないと言ってるだけだ。
2019-05-18 15:43:008月、『ぼくらの戦争なんだぜ』(朝日新聞出版)が刊行されました。
見城さん、出版社のトップとして、これはないよ。本が売れなかったら「あなたの本は売れないからうちでは扱わない」と当人にいえばいいだけ。それで文句をいう著者はいない。でも「個人情報」を晒して「この人の本は売れませんよ」と触れ回るなんて作家に最低限のリスペクトがあるとできないはずだが。 twitter.com/kenjo_toru1229…
2019-05-17 01:44:33小説家。1975年生。小説『マチネの終わりに』、『ある男』、新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』など。小説『本心』(文藝春秋社)5/26刊行!メールレター k-hirano.com/mailmagazine/ インスタ instagram.com/hiranok/