花村萬月さんの幻冬舎、編集者、津原泰水さんに関するツイートまとめ

花村萬月 @bubiwohanamura

津原にもどします。付き合いませんとも。面倒を引き受ける義理もないし。ただし──。〈妖都〉を読んで、敬愛しました。おもしろいとかおもしろくないとかいったレベルの話をしているわけではありません。作品の質についての話です。敬愛は人格に対してではないですよ。才能に対してです。

花村萬月 @bubiwohanamura

細部に対する拘り。見えてくる絵。じつは俺にとってあまり好みじゃない絵が見えてくるのですが、とにもかくにもその絵が凄い。目をそらすことができない。

花村萬月 @bubiwohanamura

ま、なーんにも見えない人もいるだろうし、最後しか読まない人もいるだろうしね。もったいない話だけれど、読者にも資質というものがありますからね。

花村萬月 @bubiwohanamura

今回のあれこれ、津原の当該作品を読んでいないので口を差しはさむべきこともないけれど、音楽小説なのかな？　とにかく並みではないことを勝手に確信している。理由は、津原が超越的に細かいから。

花村萬月 @bubiwohanamura

粘着質および執着（幻冬舎さんも人を見る目がないね。津原のしつこさは尋常でないよ。とことん、やられちゃうような気がするな、幻冬舎さん。←さん付けしてみました）は周囲には迷惑だけれど、創作には必須の宝石だ。それを津原はもっている。

花村萬月 @bubiwohanamura

さて、これからがぼやきの本題。長い前置きだ～

花村萬月 @bubiwohanamura

始めたらいいよと勧めてくれた某小説家の手前、いっしょうけんめい書き込んだ時期もあったけれど、自著の宣伝になるかなっていういやらしい思惑もあったけれど、けれど１４０字だったっけ？　中途半端な、しかも小賢しい短歌のように文言をまとめるのがアホらしくてならなかったのです。

花村萬月 @bubiwohanamura

でも、ボク、頑張りました。世相とかのどうでもいいことに突っこまずに、あれこれ書きました。で、燃え尽きました。

花村萬月 @bubiwohanamura

連絡の必要のある人にメールを送った記憶はあるけれど、ツイートっていうのか？　多分三年くらい触れてなかったはずです。ただで字を書くほど落ちぶれてない、っていう気分でしたね。ま、ログイン自体していなかったし。

花村萬月 @bubiwohanamura

で、このあいだ、これも長年、放置していたフェイスブックってのをやめたんですよ。とうぜんツイッターだってやめるに決まってます。無駄な言葉の断捨離（仏教用語みたいな感じで凄いね、お掃除ゴミ棄てにすぎないのに）ですわ。

花村萬月 @bubiwohanamura

ログインに手間取りました。で、ツイッターさよなら──と、しかけて、ふと目に入ってきたのが津原の文庫のことでした。

花村萬月 @bubiwohanamura

俺もやめとけばいいのに、最後っ屁にイッパツ幻冬舎見城に対してぶちまけてくか、津原の本がたくさんの人の手に取ってもらえると、それはそれで善行を積んだかのよい気分になれますでしょう──というわけで、つい、書いてしまったわけです。

花村萬月 @bubiwohanamura

俺、ツイッター、やめたいんですよ。そのわりに長々書いてるじゃん、とのお叱りですが、もう、書きませんから。ぼやいて、言い訳して去りますから。編集者からのメールで、バズるって言葉、はじめて知りましたからね。

花村萬月 @bubiwohanamura

でね、今朝、家人に『まいっちゃったよ～』って愚痴って、数日前、よけいなことして挫折したから、いますぐツイッターやめることにするって言ったら、返ってきた言葉がこれ。

花村萬月 @bubiwohanamura

いまやめちゃうと『見城さんからお金もらったって思われるよ』──もちろん、冗談なんですけれどね。いいなあ、買収されたいなあ。あとで内緒で振込先をお知らせしようかな。

花村萬月 @bubiwohanamura

ま、やんわりと、いますぐ消滅するのはよろしくないと諭されたわけです。ですからしばらくのあいだ放置しておきます。本音は放置したくないんですよ。こんなもん、延々さらしたくない。それに放置しておけば俺、絶対にツイッターの存在自体を忘れてしまうだろうから。

花村萬月 @bubiwohanamura

というわけで、皆さん、さようなら。お騒がせしました。ポチッとするエネルギーが無駄になるからフォローとかやめてくださいね。貴方の時間をこんな駄文で奪ってしまって、ほんとうにごめん！ ＊どうでもいいけれど、勢いで書いているので、誤字等は脳内補完をお願いします。さようなら。