日本図書館研究会特別研究例会 石川准「障害者の情報保障をめぐる動向と図書館が果たすべき役割,期待について」(6月2日) #nal2019

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日本図書館研究会 @nal_tweet

こちらは明後日(6月2日)の日曜日の「10時30分」から、相愛大学本町学舎(本町駅降りてすぐ)です。石川准先生のお話を関西でお聴きいただける数少ない機会ですので、どうぞご参加ください。なおツイッター中継の予定。#nal2019 twitter.com/nal_tweet/stat…

2019-05-31 12:55:56
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いよいよ明日(6/2(日))の「午前10時30分」からです。相愛大学本町学舎F604教室にて開催です。お時間をお間違えにならないようお願いいたします。#nal2019 twitter.com/nal_tweet/stat…

2019-06-01 20:47:26
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おはようございます!本日の「10:30」から、特別研究例会「テーマ:障害者の情報保障をめぐる動向と図書館が果たすべき役割,期待について(仮)」を行います。ご参加お待ちしてます! nal-lib.jp/events/reikai/… #nal2019 pic.twitter.com/nxkvhBNhhK

2019-06-02 09:03:32
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会場の様子です。後20分ぐらいで始まりますので、お気をつけてお越しください。#nal2019 pic.twitter.com/b2qMogPg3O

2019-06-02 10:10:10
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石川「立命の講義の時、パワポを使わないで話をした。パワポに縛られないでお話できたのでよかった。今回はそのやり方で行いたい。講演といえばパワポで行ってきたが、もういいかなと。その代りに紙の資料を」#nal2019

2019-06-02 10:34:39
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石川「最初は図書館に特化した話をして、プリントディスアビリティの人と読書がどう進展したか、近年の障害者施策、権利条約や国内諸法の整備状況について説明し、時間があれば図書以外の情報アクセシビリティに係る最近の話を付け加えたい」#nal2019

2019-06-02 10:35:58
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石川「2011年に『現代の図書館』に書いたとき、日本にアクセシブルな電子書籍はその時点で存在していなかった。欧米ではKindleが普及。Kindle3を入手し、音声で読書できることを確認、羨ましいと思う、日本にもサービスインして私たちが読みたいと思った時に読める、ごく自然な」#nal2019

2019-06-02 10:37:39
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石川「情報アクセスを平等に享受したい、と書いた。サピエやOCRを使った読書、国会図書館への期待を書いた。DRMを外した電子納本でないと意味がない。DRMを外して納本できないかという話もした」#nal2019

2019-06-02 10:38:48
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石川「それから8年経って、変わった点について特に話をしたい」#nal2019

2019-06-02 10:39:07
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石川「電子書籍は非常に大きく状況が変わった。アクセシブルな電子書籍、Kindleなどがサービスイン。読みたい本の半分はKindleで入手可能となった。紀伊国屋書店の売れ筋ランキング(紙媒体が主)についてKindleで入手可能か調べたら約5割がキンドル。ランキングが下がると維持されないだろ」#nal2019

2019-06-02 10:40:49
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石川「うが。分野による偏りがある。ほぼほぼ入手できるのは文芸、教養、経営、ビジネス、新書。逆にほとんどない分野は法律、医学、社会、教育、なぜか趣味生活、テクノロジー、看護。電子書籍化が進んでいない」#nal2019

2019-06-02 10:41:59
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石川「学術書、学参、児童書はランキングにすら含まれていないが、もっとないであろうと考えている」#nal2019

2019-06-02 10:42:22
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石川「別にアマゾンの広告塔たらんとしている訳ではないが、アクセシブルな電子書籍としては他に選択肢がないから言っている。出版社に配慮してか、少し前は、アクセシビリティを重視してやってないと国内向けには発言してきた」#nal2019

2019-06-02 10:43:25
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石川「最近ではAmazon社の日本市場におけるスタンスも変わってきており、積極的にアクセシビリティを推進してきている。先端研とAmazonとで、アクセシビリティを高めていくためのプロジェクトを実施している」#nal2019

2019-06-02 10:44:15
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「Kindleを読むためのアプリはVoiceOver、Talkbackの機能を実施して実現。Kindle FireというKindleタブレットを作っていて、永らく英米圏のみの対応だったが、日本語TTSにも対応。VoiceViewという独自開発のスクリーンリーダーを使って視覚障害者も操作可能、音声での読書も可能に」#nal2019

2019-06-02 10:45:49
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石川「AIスピーカーも、アレクサ搭載のものに限られるが、Kindle書籍を読み上げてくれる。ただしAmazon社に伝えているが、Kindleのアクセシビリティは十分かというとそうではない。特に改善して欲しいのは構造的ナビゲーションへの対応。」#nal2019

2019-06-02 10:47:28
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「DAISYにおけるナビゲーションには対応不十分。Amazonの担当者と話をした時も、そういう機能は必要なんでしょうかと質問が。米のKindle読み上げを担当している人からあった。本は頭からずっと読んでいる訳ではない。この章は今は読む必要ないとか、読んだけど前の段落に戻りたいとか」#nal2019

2019-06-02 10:48:43
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「ただ黙々と読んでいる訳ではないのは私たちもそうだ、と話をした。」#nal2019

2019-06-02 10:49:03
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「著者サイド、出版社サイドがおっしゃるのは、TTSの読み上げの誤り。固有名詞の若干の読み間違いについては十分許容範囲。大人が読書をするときはほぼ不都合はない。ルビ対応が課題と考えている。」#nal2019

2019-06-02 10:50:03
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「AIスピーカー限定だが、アレクサはノーマル速度でしか読んでくれない。これではダメとAmazonに言っている。」#nal2019

2019-06-02 10:50:34
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「制作に関わるのでまとめて話した方が効率的だが、なぜこれが実現しているのかというと、企業のCSRや、より多くの読者に対して自社の電子書籍を買って欲しいとか自発的な動機もないとは言えないが、米国やEUのアクセシビリティ政策、権利条約などの人権法、差別禁止法があり」#nal2019

2019-06-02 10:52:06
kazuhiro ando @kzakza

。o0(先端研とアマゾンが!) #nal2019

2019-06-02 10:52:37
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「企業に関して企業行動を直接間接に方向付ける運用がある。日本にはあるのかというと、残念ながらない状況。ある意味先を見越して日本でもアクセシビリティを進めていこうという企業判断があったのかと考えている」#nal2019

2019-06-02 10:52:55
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「サピエについて。2011年現在、全視情協の理事長をやっていて、サピエの運営上の責任を負っていた。システム面は日点。この8年でいくつかの進展が。1つはDAISYプレーヤーが多様かつ多彩なものが開発され、選択肢が増えた。VoiceofDAISYといった汎用アプリ。iOS用のアプリとしては」#nal2019

2019-06-02 10:54:55
日本図書館研究会 @nal_tweet

石川「高いが、サピエオンラインにも対応し、国立国会図書館のデータも正しくダウンロードできる。DAISYプレーヤーによっては国立国会図書館のデータを正しくダウンロードできないものもある。開発に関わっているものもあり、最優先で修正している」#nal2019

2019-06-02 10:56:21