2019.7.13-14 市民科学研究成果発表会 2019|高木仁三郎市民科学基金

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HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表139】 れるも関係自治体の反対、拒否は強い。発生原発への返還も選択肢か。移送のためにはリパックが必須。使用済み核燃料の海外搬出の可能性も論じられている。公民投票と原発維持派の巻き返し。現政権は廃棄物を増やさないことを原則としているが、政権が変わるとどうなるか?

2019-07-14 17:45:23
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【高木基金成果発表140】鈴木真奈美さん発表への質疑 原田泰(選考委員):台湾では再生可能エネルギーの開発は? 鈴木: 遅れていた。2025年脱原発決定の時点で再エネ比率1%、それが数年で6%になっている。脱原発が決定したことで、開発が加速したことは確か。 藤原顧問: 市民運動を見て、台湾

2019-07-14 17:45:35
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【高木基金成果発表141】 と日本の違いは? 鈴木: 運動の日台交流は盛ん。とくにNo Nukes Asia Forum、国会議員の交流もある。民進党がもともと市民運動が関わってできた政党だということもあり、審議会や公的委員に市民運動家や批判派研究者が多く入った。地元住民の参画も目に見える。そこは日本と

2019-07-14 17:45:50
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【高木基金成果発表142】 の大きな違い。制度改革の積み重ねが効いている。 細川(理事):政治的に原発巻き返しは有りうるとしても経済的にはどうか。お金を出す銀行はあるか? 鈴木:国営の臺灣銀行が出資する可能性はある。そうなると民間銀行が追随することもありうる。重電重視の傾向は今もある。

2019-07-14 17:46:00
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【高木基金成果発表143】 寺田: 環境問題をめぐる意識は国民党派と民進党派で大差ないが原発だけは大きく割れている。なので、原発問題が国民党と民進党の意地の張り合いの様相もあるのでは? 鈴木: 国民党のなかでも若手は原子力に懐疑的。第四原発の凍結も国民党の分裂の結果といえる(国民党支

2019-07-14 13:40:39
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【高木基金成果発表144】 持者が凍結賛成にまわった)。ただ、2018年の公民投票の結果をみて、原発維持が多数派だとの認識が国民党に大きく影響したことは確か。 以上、鈴木真奈美さん発表と質疑応答。続いて、午後2本目の発表

2019-07-14 13:43:56
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【高木基金成果発表145】 (16)FoE Japan 「再生可能エネルギーの開発における環境社会影響の調査研究」 深草亜悠美さん発表。再エネ事業への投資が急速拡大。環境や地域社会への配慮を欠く案件も増加。バイオマス燃料輸入にともなう海外の環境破壊・人権侵害も深刻。太陽光とバイオマスを重点調査。

2019-07-14 17:47:04
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【高木基金成果発表146】 再エネの持続可能性についてFoE見解。望ましい方向性として、地産地消、地域住民の主体的参加、便益の地域分配、小規模分散型など。バイオマス開発にあたっては、森林・泥炭地の破壊、気候・生態系の攪乱、食糧生産資源(農地・水)の圧迫を避けることが必要。地域住民・労働

2019-07-14 13:50:25
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【高木基金成果発表147】 者の権利侵害に注意、環境社会影響に十分な調査・情報公開・当事者協議を保証、バイオマス利用による放射性物質の飛散を避ける。以下、事例をいくつか。メガソーラー案件、千葉県鴨川、伊豆高原、駒ヶ根の現場を調査。立地の不適切、影響調査の不足、住民との協議不足など。

2019-07-14 17:47:29
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【高木基金成果発表148】深草さん続き ブローカーの介入や行政による不公平な対応などの問題も(駒ヶ根)。各地で意見交換会を実施、ゾーニングや法的規制の遅れが課題。バイオマス発電については、3つの論点:①燃料生産の持続可能性、②燃焼による汚染、③気候変動対策になるのかどうか。パーム油に

2019-07-14 17:47:44
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【高木基金成果発表149】 よる発電計画(HIS、宮城県角田市)のケースで問題提起。プランテーションによる森林破壊。RSPO(持続可能なパーム油の認証システム)に従うとしても爆発的需要拡大が問題。このほか全国にバイオマス発電計画が乱立。海外ではバイオマス発電の問題について認識高まっている。

2019-07-14 17:47:56
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【高木基金成果発表150】深草さん発表への質疑応答 農水省のバイオマス構想については、総務省の厳しい評価など、政府内でも政策見直しはある。まだ情報公開が不十分で、失敗の実態が明らかにされていない。 鈴木譲(基金理事):日本中あちこちに遊休地(荒れ果てた山林)があって、それをどうするか

2019-07-14 17:48:10
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【高木基金成果発表151】 みな困ってるからこそ悪質なメガソーラー話にとびついたりもする。荒れる山林の問題をどうするかも考えないと。 細川: 海外のバイオマスは熱利用が基本。発電利用で問題が生じる。そこを切り分けて分析しないと。 高木久仁子(基金理事):鴨川の問題の土地はもともと共有地

2019-07-14 17:48:25
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【高木基金成果発表152】 買い取り価格が高いので算入してくる業者が続出。開発基準、アセスメントの体制が整っていないところに開発の波が来て、問題になっている。適正な開発をさせる制度がまず必要。 大久保: 太陽光はアセスの対象にする方向で法改正が進んでいる。バイオマスについては森林管理

2019-07-14 17:48:38
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【高木基金成果発表153】 ・森林経営に専門的に取り組んでいるグループと連携したほうがよい。 深草: 制度改善の問題にも取り組んでいくが、一気に再エネで全て賄うというところで無理が生じていることも各地での白熱した意見交換会で実感した。 以上、深草亜悠美さん発表と質疑応答。

2019-07-14 14:13:52
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【高木基金成果発表154】午後3件め (17)田代 豊さん 「沖縄の米軍基地による環境汚染問題に関する市民が主体となる調査研究」 沖縄だけの問題ではなく、市民共通の生活環境上の問題。水道水汚染で血中の有害物質濃度があがっているという現実。軍事施設由来が多いが、沖縄では集中度が高く可視化。

2019-07-14 17:48:54
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【高木基金成果発表155】 市民向け公開講座(環境調査の方法、試料採取、化学分析について)を3回開催、市民のあいだの関心の高さを確認。呼びかけに応じた市民とともに試料採取(水、土、生き物)、県内10市町村から色々集まった。名桜大の実験室で分析、他大学の学生も参加。今回はPOPs(残留性有機

2019-07-14 14:20:59
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【高木基金成果発表156】 有機化合物)、とくにPCB、DDT、クロルデン類を重点的に。嘉手納基地排水口の調査。泥にDDTやPCBが高く含まれることは以前確認ずみ。今回は排水の分析。降雨時のみ流出するので、地元住民の協力で採水。行政や研究者はこういう条件下で試料採取しにくいので、実態不明だった。

2019-07-14 14:26:53
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【高木基金成果発表157】 PCB、DDTs、CHLs(クロルデン)を検出。濃度はそれほど高くない。 港湾岸壁のオハグロガイ、米軍泡瀬通信施設の沿岸の試料からクロルデンを高濃度検出。ヤンバルの返還地の米軍廃棄物の土の分析(PCB検出)。一連の調査結果を公開し、新聞などにも書かせてもらい、行政の関心

2019-07-14 17:49:15
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【高木基金成果発表158】 も少し見られた。しかし環境化学の研究者が沖縄で決定的に不足。行政の研究機関の若手に期待。以下質疑 藤原顧問: 沖縄の基地汚染の指摘は繰り返しされてきたが行政が動かない。 田代: 本土の基地でも同じ問題。共通の問題として認識しないといけない。

2019-07-14 15:31:06
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【高木基金成果発表159】 鈴木理事: 排出の様態は? 田代: 水からの検出も懸濁水の懸濁物質からの検出であって、水に溶解しているものは少ないだろう。 寺田選考委員: PCBは今は使っていなくて回収して分解処理の順番待ちで保管しているが、米軍基地内での扱いはどうなっているか。

2019-07-14 15:37:36
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【高木基金成果発表160】 あと、地元の人の食用にまわる貝や魚への生物濃縮の現状は? 田代: リーフでじっとしている魚なんかだと少し多め。釣りで食べる人は要注意。イルカなど脂肪の多い海洋生物には濃厚にたまっている。 以上、田代豊さん(名桜大)の発表と質疑応答。5分休憩に入ります。

2019-07-14 15:37:46
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【高木基金成果発表161】再開します。今日はあと3本の発表。 (18)環境電磁界研究会(NPO法人市民科学研究室) 「電磁波曝露のリスクに焦点をあてた5Gシステムの技術影響評価」 網代(あじろ)太郎さん発表。第5世代移動通信システム(5G)は今年4月に米韓スイスで商用サービス開始、日本は来年3月

2019-07-14 15:37:59
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【高木基金成果発表162】 超高速化、多数同時接続など、利便性は飛躍的に高まる一方、高周波数・高密度の電波利用が人体にどのようなリスクをもたらすか十分には検討されていない。どういうかたちで曝露するかも明らかにされていない。国内外の研究、反対運動の論点や自治体の施策などを整理。

2019-07-14 15:38:09
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【高木基金成果発表163】網代さん続 推進と規制が同じところ(総務省)でなされるなど、原子力と似た問題もあり。国の審議会もできるだけ傍聴。従来とは異なる曝露のされ方になることが分かってきた(従来のビームフォーミング以外に、ビームトラッキング、ハンドオーバー、ビームスイーピングなど)。

2019-07-14 15:38:17
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