高木基金 市民科学研究成果 発表会

Kyoko @KYOKO28

こんな時代だからこそ、市民科学の出番。高木久仁子さん。開会の挨拶 本日文京シビックセンター スカイホールにて、20時まで 高木仁三郎市民科学基金 成果発表会 資料代1000円 当日・途中入退場OK

HOSOKAWA Komei @ngalyak

高木仁三郎市民科学基金（成果発表会）2013年度の調査研究助成 2014.7.6（日）於：東京・文京シビックセンター 26F スカイホール 10:15　開会、20:16 閉会 高木久仁子（基金事務局長）あいさつ 10:22-　午前の部　５つの発表

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始まりました。 pic.twitter.com/Blvytb9VI0

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【高木基金発表会１】遺伝子組み換え食品いらない！キャンペーン ／ 天笠啓祐さん 「拡大する遺伝子組み換えナタネ汚染 ── 隠れ遺伝子組み換え（GM）ナタネおよび交雑種の拡大調査」（40万円助成） 輸入のかたちは種子、こぼれ落ち自生することで遺伝子汚染が広がる。

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【高木基金発表会１】続き／　ナタネは交雑する農作物の範囲が広い（大根、小松菜、ブロッコリー、白菜など）。「雑草」との交雑も（ハタザオガラシなど確認されている。）

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【高木基金発表会１】続／　なぜ規制されず野放しなのか。今の「規制法」（カルタヘナ国内法）では弱い。生物多様性条約もカルタヘナ議定書も予防原則に立つのに、国内法ではそれが徹底していない。農作物が対象から外されている。動物もほとんど対象外。本来は、あらゆる生物への影響を評価すべき。

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【高木基金発表会１】続／　さまざまな交雑種がすでに確認されている（カラシナ、ブロッコリー、ハタザオガラシ）。また多年草化。自生地も拡大。震災で輸送ルートが変わったため、こぼれ落ちの場所も増えた。

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【高木基金発表会１】続／　「隠れGMナタネ」の存在が判明。１次検査（簡易キット）では陰性なのに、DNA検査をすると陽性と判明するもの → 国立環境研との共同調査、隠れGMのサンプルについてDNAのシークエンス解析をしてもらう（進行中）。全塩基配列を見て、原因を解明したい。

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【高木基金発表会１】続／　今年は検査キットの反応が複雑化。三重県（津港）、福岡県（箱崎港）で隠れGMが多く見つかっている。市町村レベルでの条例制定を求める活動。カルタヘナ国内法を改正し、規制強化を求める活動。農水・環境両省との協議も。

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【高木基金発表会１】続／　カルタヘナ議定書MOP6（ハイデラバード）で発表、大きな反響。韓国でもナタネ調査開始、自生・交雑が確認されつつある。以下、質疑応答

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【高木基金発表会１】質疑 松崎理事：　農水省の対応は？　本来、農水が腹をくくって対応すべきこと 天笠：　条約の管轄は環境省だが、カルタヘナ法のことは農水省が仕切っている。なかなか対応しない。これが壁。

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【高木基金発表会１】質疑 鈴木選考委員：　検査キットの反応の「複雑化」とは？　 天笠：　今年はキャノーラとカラシナとの交雑が多く見つかった。検査すると反応が遅かったり、（キットで出るバンドが）薄かったりする。「隠れ」との中間的なケースがあるのだろうと。

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【高木基金発表会１】質疑 フロア男性：　国内法の改正のポイントは？ 天笠：　法律の改正は大変なので、省令・規則・細則レベルでの詳細記載を検討。なかなか難しい。 藤原顧問：　枯れ葉剤主成分の２-４-Dが日本で承認されるという情勢については？

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【高木基金発表会１】質疑、続き 天笠回答：　除草剤耐性とのセットで強力な除草剤が求められ、オレンジ剤系列のものが浮上。米国では反対のパブコメが大変多く、承認されていない。日本ではパブコメの数が圧倒的に少なく、すぐ承認されてしまう。

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【高木基金発表会１】質疑 遠藤選考委員：「隠れ」の存在は、検査キットの限界と使い方の問題では？ 天笠：　キット精度はかなり高い。米国からの輸出時検査でも使われている。反応の複雑化は検査キットの問題というより、交雑種の世代交代と関係あるだろう。シークエンス解析ではっきりすると思う。

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【高木基金発表会２】グリーンピース・ジャパン ／ 高田久代さん 「原子力損賠償法改正プロジェクト」（５０万円） 「原発にもメーカー責任を」キャンペーンを実施した。事故を繰り返さないという視点から、福島原発のメーカー（GE、日立、東芝）への製造者責任を問う。

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遺伝子組み換え植物の問題から、次は原発のメーカー責任を問うプロジェクトの発表。 pic.twitter.com/C43ctjq8GU

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日立では原発の売上は全体の1%

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原発は国策

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【高木基金発表会２】続き／　メーカー責任は原発ビジネスの分かれ道。インド原賠法についてのGEインド支社CEOの言明「法律が改正されなければ原子力事業を続ける意志はない。」 日本の原賠法ではメーカーが特別に保護されている（責任免除）。追及する必要性を政治家に訴える。

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【高木基金発表会２】続／　２０カ国で署名展開 → 11万筆 → 日立と東芝に提出。日立東芝三菱への質問状、面談 → 回答の公開、レポート発行。ドイツ（日立支社）、ベルギー（GE欧州支社）でバナーアクション。政党・政府・議員への要請書、勉強会、院内集会など

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【高木基金発表会２】続／　東電株主総会で会長に直接質問、昨年の回答への進捗状況、「メーカーの責任も重要であると思っている」との会長発言、これまでより一歩進んだ？日立株主総会でも社長に質問。この件での言質は得られず。

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【高木基金発表会２】続／　情報公開請求により、原賠法制定時、メーカーの働きかけにより、製造者責任が外された経緯が判明。 ・政治が混迷。原賠法見直しに言及した民主党の敗北。自公政権下での改正は難しい。以下、質疑。

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【高木基金発表会２】質疑 藤井理事：　政治に改正の意志が無いという現実をどう変えるか、戦略は？ 高田：　政治が動かないとき、動かすべきセクターは企業。対企業キャンペーンを強化していく。 糸長選考委員：　日本でヨーロッパのようなアクションをできないのか？

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【高木基金発表会２】質疑続き／ 高田：日本では違法性を問われる。プロジェクションですら違法となる恐れはある。やってみたい気持ちはある。日本で何をやることが一番ムーブメントを盛り上げるか、法的リスクとのバランスで考えないといけない。香港では日立香港本社のビル内の床にバナーを広げた。