2019.7.13-14 市民科学研究成果発表会 2019|高木仁三郎市民科学基金

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HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表164】 利用場面も、スマホ利用以外に、産業・医療・防災など。位置情報、自動運転、遠隔操作、遠隔診断など。ターミナル駅周辺、スタジアムなど、多人数密集の場での利用が展開するだろうと予想。健康影響としては、熱効果と非熱効果。総務省は非熱効果は証拠がないとして対処せず。

2019-07-14 15:38:27
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【高木基金成果発表165】 非熱効果(脳腫瘍、精子への影響、自閉症、白血病、めまい、頭痛、前立腺がん、皮膚がん、電磁波過敏)を指摘する研究報告もあるが、国際機関(ICNIRPなど)は採用せず。熱効果についての基準も総務省基準を倍くらい厳しくすべきというのが私らの試算。基地局が従来より高密度

2019-07-14 15:38:36
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【高木基金成果発表166】 に配置されるので、曝露水準は従来の2〜3倍になる恐れ。まだまだ情報不足、自治体が絡む利用が多くなるので情報公開請求が重要となる。実測調査もしたいところだが、高い周波数を測定できる機器が高価なので難しい。情報公開サイト( goojii.info )開設。

2019-07-14 17:41:32
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【高木基金成果発表167】 天野さん:リスクを検討した論文が国際機関の評価に採用されないのは何故? 網代さん:米国NTP(national toxicology program)の大規模マウス実験で電磁波曝露による発がんの報告はあるが、positiveの論文がでると必ずnegativeの反論文も出て「決着しない」形にされる。

2019-07-14 15:45:14
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【高木基金成果発表168】 瀬川: 調査の最終的なイメージは? 4GやWiFiも含めて電波がたくさん使われる全貌を描くということ? 放射線では累積が問題だが、非電離の場合、どうなのか? 網代: 累積にあたるのは、繰り返しの曝露。あらゆる電波利用の全体を示すことは、かなり難しいが。

2019-07-14 15:45:51
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【高木基金成果発表169】 吉森弘子(専門委員): 曝露を避けたい人が選択できる、ということは現実に可能なのか? 網代: 電磁波過敏症の人は、電波フリーの空間を作ってほしいと求めているが、国の施策は真逆で、田舎も電波で満たそうとしている。

2019-07-14 15:46:04
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【高木基金成果発表170】 細川: 推進と規制が一体というのが問題と思うが、他の国では? 上田顧問: 欧州のいくつかの国について見た限り、一体のところはない。独立した評価組織が設けられている。 以上、網代さんの発表と質疑

2019-07-14 15:46:30
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【高木基金成果発表171】 (19)アトピッ子地球の子ネットワーク FAICMプロジェクト 「アレルギー表示に起因した食品回収を経験した企業の実態調査」 赤城智美さん発表。回収経験企業と対照群(回収情報に掲載されたことのない企業)の両方にアンケート調査。結果は atopicco-foodallergy.orgに掲載。

2019-07-14 17:38:36
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【高木基金成果発表172】 アンケ回収314件(経験群142、対照群172)、菓子、総菜、調味料などが多数。経験群のうち4割の会社が「回収経験なし」と事実と異なる回答をしていた。つまり、回収経験が社内で蓄積共有されていない、ということ。アレルゲン管理の徹底度にも、かなり差が見られた。

2019-07-14 17:38:44
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【高木基金成果発表173】 飛沫飛散による混入対策、ライン管理(共洗など)、空気圧調整などのコントロールを実施していない会社が3〜4割と目立った(スライド10)。アレルギーの人むけ商品なのにアレルゲン管理をせずに製造しているケースも少なくなかった(スライド13)。管理実施と社員教育の頻度

2019-07-14 17:38:56
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【高木基金成果発表174】 のあいだに相関がみられた。アレルギー表示、製造管理、食物アレルギーの医学について社員教育をしているほどアレルゲンコントロール(製造管理)の実施率が高い傾向が見られた。以下、質疑応答。

2019-07-14 15:35:19
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【高木基金成果発表175】本日最後の発表 (20)メコン・ウォッチ 「タイにおけるバイオマス発電の住民生活への影響調査」 発表者の木口由香さんは、本日タイに出張中。スライド映写+録音ナレーション、質疑はスカイプで。

2019-07-14 15:49:22
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【高木基金成果発表176】 タイの再生可能エネルギー開発計画(2015)、再エネ比率2030年に30%目標。バイオマス中心、太陽光と風力をあわせたより遥に多い。「ガソホール戦略」(国家エタノール・プログラム)、E10バイオ燃料向けに砂糖生産。増産で増えた廃棄物(バガス)もエネルギー利用。

2019-07-14 15:52:37
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【高木基金成果発表177】 バガスはもともとは製糖工場の自家熱源として使われていたが、発電・売電利用に転換する計画。村人の土地利用と稲作の状況(サコナコン県)。高い位置の森を保全して地下水涵養、低い土地で水田稲作。工場の土地利用変化(2014/2018)。バイクで工場のまわりを走った動画。

2019-07-14 15:58:21
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【高木基金成果発表178】 バガス発電による大気汚染と水質汚染が起きている。サトウキビを輸送するトラック走行の急増。住民は建設差し止めを求めて提訴(受理@ウドンタニ県行政裁判所)。河川水の大量利用による生物多様性への悪影響、サトウキビ農地拡大による森林破壊、他の農業への圧迫。

2019-07-14 16:02:19
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【高木基金成果発表179】 タイでは10万MW以上の発電所はアセス対象。乱立するバガス発電所は9万MW台のものが目立つ。以下、質疑(スカイプ音声うまくつながらず、テキストメッセージで交信)。

2019-07-14 16:06:48
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【高木基金成果発表180】 田代さん: 水田からサトウキビへの転換の度合いは? 大久保顧問: 煤煙の状況は? バガス発電所の地理的分布は? 木口さん回答: 大気汚染について確実なデータがない。野焼きに起因するとみられるPM2.5が現地では問題視されている。発電所は全国に分布。籾殻発電が先行

2019-07-14 16:10:26
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【高木基金成果発表181】 それがバガス利用に移行しているので、全国的に分布。 嶋津理事: 日本の企業や金融の関わりは? 木口: プラントの売り込みには力が入っている。金融は、三菱UFJがアユタヤ銀行を傘下におさめているが、バイオ発電に出資しているかどうか未確認。

2019-07-14 16:13:25
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【高木基金成果発表182】 伊藤延由(飯舘村):タイの原発計画はどうなってますか? 木口: タイの国家計画からは原発が消えているが、ラオスがロシアから原発輸入をするという話が浮上し、タイでも復活するかもしれないが、喫緊の案件ではない。

2019-07-14 16:15:14
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【高木基金成果発表183】 大沼顧問: E10生産とバガス発電の量的な按配は? 木口: 量的な比率がすぐにわからないので、ごめんなさい。両方利用するので廃棄物が増えて行くという状況。 大沼: やはりマスバランスをよく把握しながら見て行くことが大事。 瀬川: 日本への砂糖輸出の量は?

2019-07-14 16:17:55
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表184】 木口: タイからは中国などへの輸出が多く、日本向け砂糖輸出はそれほど多くない。日本にとって、加工用蔗糖の輸入元としてタイは重要。日本が撤退してもバイオマス開発は続くが、今後、中国の動向も影響する。 以上、木口さんとの質疑。2日間の発表会あわせて20件発表終了

2019-07-14 16:20:38
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