【R18】絶倫ペアの情交模様・ＥＰ１４・初めてのあと

夢乃 @iamdreamers

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力を喪った朱藤さんをベッドに俯せに横たえ、ペニスをゆっくりと引っこ抜く。意識がなくても締め付けてくる膣は、まるで抜くことを拒んでいるかのようだ。それでさらに感じてしまいながらもなんとか抜いた。どろりと愛液が流れ落ちる。 #twnovels

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「あの、堰脊さん、タオルをぬるま湯で絞って来てくれる？」 ぼくはティッシュペーパーを取りながら頼んだ。 「あの、ごめんなさい、わたしもまだ立てそうになくて」 「え？」 ソファからここまで、どうやって来たのだろう。と思ったけれど、どうも這って来たらしい。 #twnovels

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「解った。じゃ、このバスタオルで汗を拭いてあげて」 ぼくは手早く簡単に自分と朱藤さんの下を掃除して、堰脊さんに改めて頼んだ。 「解った」 ぼくはさっき朱藤さんが持ってきてくれたタオルを手に、洗面所に向かった。 #twnovels

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初めて来た一人暮らしの女の子の部屋を歩き回るのも悪いけれど、朱藤さんをあのままにもしておけないし。給湯器は動いているらしく、蛇口からはお湯が出た。二枚のタオルを濡らして絞り、部屋に戻るとタオルを一枚堰脊さんに手渡して、二人で気絶した女の子の身を清めた。 #twnovels

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破瓜の出血は、朱藤さんの方が多い。まるで、どこか怪我をしたんじゃないかと思えるくらい。まあ、身体の中の膜が破れたわけだから、ある意味怪我をしたことに変わりはない。全身を拭い終わる頃には、朱藤さんも意識を取り戻した。 #twnovels

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「あ、その、ありがとな」 まだ身を起こせない朱藤さんは、頬を赤らめて言った。 「いや、その、こっちこそ、ありがとう、なのかな」 好きでもない処女の初めてを奪ってしまったのだから、謝らないといけない気もするし、でも、彼女たちが望んだことに対して謝罪は相応しくない気もする。 #twnovels

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で、結局中途半端な御礼になってしまった。 「私からも、ありがとう。ごめんなさい、私のこと、好きでもないのに無理矢理セフレにしてもらったりして」 「いいって。堰脊さんとのセックス、とっても気持ち良かったし。朱藤さんも凄く気持ち良かったよ」 #twnovels

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それは事実。二人とも、魅力的な肉体を持っているし、膣は締まって強く刺激してくれるし。 「でも、満足はしていないんでしょう？」 堰脊さんの鋭い突っ込み。 「なんでそう思うの？」 敢えて聞いてみる。 「だって・・・鹿古下くん、射精していないんでしょう？」 #twnovels

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やっぱりバレていた。 「え？　そうなのか？　男は挿れたら絶対射精するんじゃないのか？」 朱藤さんは気付いていなかったらしい。 「うん、実は、射精せてない」 ぼくは素直に認めた。隠したところで仕方ないし。 「・・・もしかして、ＥＤなんか？」 #twnovels

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「違うよっ　ってか、勃ってたの見たでしょっ」 まったく、失礼なことを言うなぁ。 「それって、私たちに魅力がないから？」 少し悲しそうに堰脊さんが言う。 「そんなことないよ。二人とも、すっごく良かったし」 「でも、私たちじゃ射精できないんでしょう？」 #twnovels

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ますます悲しそうな堰脊さん。女の子にこんな顔させたらいけないよな。ここは恥を忍んで素直に話そう。ぼくの性癖を。 「別に二人だから、ってことじゃなくて、ぼくって大抵の女のひとじゃイケないんだよ。エロ動画とかでエロい美女を見ても、勃つけどイケないし」 #twnovels

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「じゃ、アンタ、今までイッたことないのか？」 「そんなことなくて、好きな人がいるって言ったでしょ。その人が相手だったり、その人のことを思い浮かべた時ならイけるよ」 「ふうん。じゃ、アタシらに突っ込んでた時もその女の人のこと思い出せば良かったじゃん」 #twnovels

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「いや、セックスの最中に他の女性のことを考えるなんて失礼でしょ」 「そう。・・・鹿古下くん、優しいのね。私の思った通りの人」 「は？」 「私ね、鹿古下くんのこと優しそうだな、って思って、それからずっと鹿古下くんを見てて、それで好きになったから」 #twnovels

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え。いつも見られていたのか。全然気付かなかった。 「それは、どうもありがとう」 「チンコは凶暴だけどな」 だいぶ回復してきたらしい朱藤さんが、にやにや笑いで言う。まだベッドから起き上がれはしないようだけれど。 「ほっとけ」 #twnovels

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「それにしても、驚いたな」 「何が？」 「アンタ、大人しそうだから、てっきり童貞かと思ったんだけどな。今日の感じだと、かなりヤり込んでるだろ」 いや、童貞を卒業して、まだひと月そこそこですけれど。朱藤さんの質問には答えず、逆襲する。 #twnovels

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「こっちこそ驚いたよ。朱藤さん遊んでそうだから、ぼくなんかよりずっと経験豊富かと思ったのに」 言った途端、顔を真っ赤にして背けてしまう。 「天袮ちゃん、奥手だものね」 堰脊さんもくすくす笑う。こんな笑顔もするんだ。可愛いな。 #twnovels

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「い、いいだろ、アタシのことはっ」 壁側を向いてしまった朱藤さんの表情は見えないけれど、耳が真っ赤に染まっている。朱藤さんも、言葉遣いはアレだけれど、可愛い。最初は、もっととっつきにくい子かと思ったけれど。 「でも、それじゃセフレとしての最初の目標は、それかな」 #twnovels

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「セフレとしての目標？　そう言えば堰脊さん、最初は躊躇ってたのに、割とすぐ前向きになったよね。朱藤さんに何か言われたの？」 確かあの時、何やら耳打ちしていたような。 「ええ。最初は驚いたけれど、天袮ちゃんに『セックスで虜にして恋人の座を奪っちゃえ』って言われたから」 #twnovels

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「あ、ああ、そう」 それで受け入れちゃったわけか。逞しいと言うか何と言うか。 「でも、私じゃ無理ね。鹿古下くんに満足して貰えないようじゃ。鹿古下くん、その好きな人となら射精できるんでしょう？」 「うん、まあ」 「だったらまず、鹿古下くんを射精させることが目標ね」 #twnovels

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うーん、まあ、そうなのかも知れないけれど、ぼくがイケたとしても、相手は強敵だよ？　何しろ、ぼくが会った中で最高の美女、華純さんだもの。ぼくが唯一、異性として見られる女性。実のところ、肉体を合わせたと言うのに、ぼくはこの二人をまだ異性としては意識できなかった。 #twnovels

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そんなこと、本人たちには言わないけれど。 「それじゃ、今日はありがとう、二人とも。ぼくなんかに処女を捧げてくれて」 「こちらこそ、処女を卒業させてくれて、ありがとう。あの、・・・もう一つ、お願いがあるんだけれど」 「何？」 #twnovels

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もうセックスした仲だからな。男女のことなら大抵聞いてあげられる。多分。 「あの、その、キスして欲しいの」 そう言った堰脊さんの顔は、今日一番の真っ赤っか。もう、裸身を晒しているのに。今も全裸だし。 「うん、解った。いいよ」 #twnovels