【R18】絶倫ペアの情交模様・ＥＰ１７・校内交合

夢乃 @iamdreamers

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大木さんと交わってイケなかった欲求不満を猛くんに解消して貰った翌朝、朝食を摂りながら猛くんに報告した。大木さんとヤったことを。セックスフレンドでも愛人でもないけれど、ヤったことは伝えておかないとフェアじゃない気がして。猛くんがセックスフレンドとシたことは聞いていたし。 #twnovels

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「・・・でね、気持ち良いかといえば良かったんだけど、やっぱりあたしがイク前にその人が先に果てちゃったから、身体の火照りをどうにもできなくて、約束なかったけど猛くんにシて貰ったの」 「それで、突然だったんだ。でも、ＡＶ男優と比べたら、ぼくなんて見劣りしそうだけど」 #twnovels

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「全然そんなことない。猛くんはあたしをどこまでもイカせてくれるもん。大木さんよりずっと凄いよ」 「それは、とても光栄です」 照れたように猛くんが言う。まあ、プロのＡＶ男優よりあっちが凄い、と言われたらそうなるかな。 #twnovels

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「でも、凄いよね、華純さんって」 「え？　何が？」 ＡＶ男優でもイケないあたしをイカせる猛くんより凄い人なんて、そうそういないと思うけれど。 「だって、大学生なのに、三つの会社の技術顧問だっけ？そういうことしてるんでしょ。考えられないよ」 #twnovels

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あ、そっちか。 「ん〜、まあ、あたしが高校の時に取った特許を使ってくれてる会社だからね、その伝手でね。教授の口添えの方が大きかったかな」 「それも凄いよね。実用的な、って言うか、もう製品に使われてるんでしょ？その特許」 #twnovels

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「製品が出てからまだ一年ちょっとだけどね。でも、売れ行きは良いみたいよ。特許使用料だけでも結構貰ってるからね。技術報酬と合わせると、大企業の役員並の年収になるんじゃないかな」 「そんな人とこうして一緒に朝御飯を食べてるなんて、夢みたい」 「夢じゃないよ」 #twnovels

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あはは、とあたしは笑った。 「それよりさ、猛くんの方はどうだったの？　セフレ二人とヤったんでしょ？」 なんだかどきどきする。いや、これはわくわく、かな？　どうしてわくわくするのか解らないけれど。 「華純さんにいろいろ聞いていたから、無事に二人とも、満足させられたよ」 #twnovels

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「それは良かったね。猛くんはどうだったの？　イケた？」 「ぼくは、やっぱり駄目。そのまま瀬山の家に行ったけど、ずっと悶々としちゃって。夜中に隠れてオナってた」 「そっか。猛くんはそういう時、オナニーで満足できる？」 #twnovels

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「一応、射精はできるよ。華純さんのことを考えてれば、だけど。でも、やっぱり抱いた方が良い」 「えへ。あたしたち、相性ぴったりだね」 これで、相性が良いのが肉体だけだったらセフレ止まりなのだろうけれど、猛くんの性格も気に入っている。 #twnovels

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直接聞いたことはないけれど、猛くんも同じだと思う。だからこそ、あたしにきちんと告白してくれたのだろうし。セックスの後、繋がったままの告白だったけれど、それも、あたしたちらしくていいんじゃないかな。 #twnovels

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「今夜も来てくれるんだよね」 「うん。その予定だったし」 「お夕飯作って待ってる。今日はあたし、そんなに遅くならない筈だし」 「うん。楽しみにしてる」 お夕飯も楽しみだけれど、夜の営みも楽しみ。これまでの人生で一番の幸せな時間、よね。 #twnovels

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連日の華純さんとのセックスは実に充実したものだった。連日と言っても二日間だけれど。その後も一日空けて、今夜も一緒に過ごす予定になっている。泊まるかどうかは判らないけれど。その場の流れ次第かな。できれば毎日一緒に過ごしたいけれど、それは流石に息子が根を上げるかも。 #twnovels

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それはさて置き、学校生活も微妙な変化があった。本当に微妙だけれど。まず、堰脊さんと挨拶を交わす時、彼女がぼくを見て恥ずかしそうに頬を染めるようになった。あれ、聡い人には気付かれているんじゃないかな。ぼくは、以前と変わらないようにしているつもりだけれど。 #twnovels

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とは言っても、内心を隠すことが得意とは言えない（何しろ、妹と継姉に華純さんとのことをあっさり看破されているし）ぼくのことだから、誰にも気付かれていない、とは言い切れないけれど。 それに、朱藤さん。彼女のことはこれまで全然意識に上らなかった。クラスも違うし。 #twnovels

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その彼女の顔を、昼休みに購買で見かけるようになった。多分、これまでも顔を合わせていたのだろうけれど、気付かなかったんだろう。意識していなかったから。彼女の方もぼくに気付いているようで、知らんぷりを決め込んではいるけれど、時々ぼくに向けられる熱い視線を感じる。 #twnovels

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まだ一度身体を重ねただけの間柄だから、どうしたって意識してしまうのは仕方のないことかな。これまでとの変化を他人に気付かれてしまうことは仕方ないにしても、二人との関係が気付かれるのは拙い、よな。二人とも可愛いし、ということは好意を持っている男子がいても不思議じゃない。 #twnovels

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セックスした、なんてことが知られたら、そういう男にぶん殴られかねない。ここは平穏な学生生活を送るためにも、周りには気付かれないようにしないと。 #twnovels

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「鹿古下くん、ちょっといい？」 購買で買ってきたサンドイッチで昼食を済ませ、タブレットで読書に勤しんでいるとぼくに、声を掛けてきたのは堰脊さん。セックスフレンドとバレたら拙い、と思っているのに。 「ん？　何？」 努めて冷静さを保ちながら、素っ気なく答える。 #twnovels

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「ちょっと、来て欲しいの」 ちらっ、と教室のドアを指す瞳が、牝の目つきになっている、ような。いや、まさかね。 「いいよ」 ぼくがタブレットを仕舞って立ち上がった時には、堰脊さんは先に廊下に出ていた。廊下を進み、階段を昇る彼女の後を無言のまま着いてゆく。 #twnovels

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堰脊さんは階段を最上階まで登り、屋上へと続くドアを開けた。あれ？　いつも鍵掛かってなかったっけ？ 「複製して貰ったの。天袮ちゃんに」 疑問を口にすれば何でもないように答える堰脊さん。彼女が鍵を持っている理由は判ったけれど、朱藤さんはどうして持っているのだろう？ #twnovels